広島なずなの会は、赤峰勝人さんの循環のはなしをつたえます

このままでは、人も地球も滅んでしまう!
地球・食・身・体・心・生き方。
すべては循環の中に。

循環農法のポイント

2011年01月21日 | なずなの会とは
循環農法のポイント

(1)神草の役目を理解し、草を畑から持ち出さないこと
畑に育つ草はそこに不可欠なものです。(赤峰さんは、草の重要性から、草のことを「神草」と呼びます。通常の農法(慣行農法)では、作物の栄養を奪うものとして、除草剤(農薬)を使用して排除しようとしますが、草は、畑に栄養をもたらすものとして、排除はしません。作物が小さいときなどは、作物が負けない程度に草を取りますが、それ以上のことはほとんどしません。草についてはぼぼ放置し、草の種ができてから畑に漉き込んだり、堆肥に混ぜ使用したりします。どんな草が生えるかによって畑の状態がわかります。)

(2)神虫の役目を理解すること
亜硝酸態窒素(猛毒)を含む野菜を食べてくれるのが虫たちの役割です。
健康な野菜であれば虫は少ししか食べません。(赤峰さんは、虫の重要性から、虫のことを「神虫」と呼びます。通常の農法(慣行農法)では、虫は害虫と判断され、殺虫剤(農薬)を使用して駆除しますが、循環農法では虫の発生原因は作物の健康状態に非常に密接に関係しているとして、殺虫剤を使用するどころか、手作業による駆除さえもほとんどしません。循環農法を実践していれば、作物を食べる虫はほとんど発生しませんが、もし、酸性雨なので発生した場合は、観察し、原因をつきとめ、虫自体を駆除せずに対応できる方向にします。)

(3)神菌の役目を理解すること
バイ菌が付くから病気がでるのではなくて、ミネラル不足で細胞が死ぬために、菌は死んだ細胞を食べて土に還してくれます。(赤峰さんは、土の中にいる菌の重要性から、「神菌」と呼びます。通常の農法(慣行農法)では、土の中の菌が、作物を弱らせると考え消毒するための薬(農薬)を土の中に入れたりします。循環農法では菌によって、理想の土ができるため非常に重要視し、消毒など全く不要と考えています。)

(4)旬を守ること
旬の野菜やお米は本来、薬なのです。

(5)輪作を守ること

赤峰講演会チラシの詳細説明

2011年01月21日 | なずなの会とは
虫食い野菜は危ない 
野菜に窒素をたくさんやると、硝酸態窒素が蓄積される。硝酸態窒素は胃の中で亜硝酸態窒素に変わって吸収され、血液のヘモグロビンと結びつき酸素の運搬能力が無いメトヘモグロビンになり最悪の場合窒息死(ブルーベイビー)します。窒素肥料が多いほど硝酸態窒素が多くなり虫が付きやすくなります。だから、虫食いが多いほど危険性は高くなります。
亜硝酸態窒素は胃の中でアミン類(肉や魚に含まれる)と結合して、発癌性のあるニトロソアミンになる。

人は土のお化け
  人は田畑でできた米や野菜を食べて生きています。米や野菜は土から水と養分を、太陽から光エネルギーをもらって生きています。農薬や化学肥料で汚染された病んだ土からは、汚染された病んだ米や野菜が取れ、それを食べる人間はアトピーや癌になります。健康な土から出来たものを食べれば健康になります。人は土の状態をそのまま引き継ぐので、ある意味で土のお化けと言えます。

食べ物が健康と病気を作る
高血圧、アトピー、癌など病気の主要な原因は食べ物です。無農薬無化学肥料でつくられた米や野菜を正しく調理していただいていれば病気にならないし、病気の人は治ります。何を食べるかによって、健康になったり病気になったりします。

アトピーも食生活から 
アトピー性皮膚炎は、人間が作り出した毒(化学合成されたもの)に敏感に反応して、その毒を外に出してくれる自然治癒力です。だから、毒のない食べ物を正しく調理していただいていれば、毒が出切った時、アトピーは出なくなります。

 自然海塩の大切さ
自然海塩は海水を凝縮したもので、食塩(塩化ナトリウム)だけの一般の塩と違い、多くのミネラルが含まれています。人体の自然治癒力にはミネラルが不可欠で、海水は最高の薬です。あせも・湿疹・怪我をしたときなど、きれいな海水につけると治ります。ある赤峰講演会で、初老の男性が塩を自然海塩に変えたところ、血圧が下がり薬を飲まなくてもよくなったと証言されました。

砂浴(すなよく)や断食の効用 
砂浴は砂を浅く掘り、仰向けに寝て首から足の先まで体を覆うように砂をかけます。太陽の陽性エネルギーをいっぱいため込んだ砂を浴びることによって、新陳代謝が活発になり体の中にため込んだ毒素がさかんに皮膚の毛穴から排毒されていきます。また砂浴は、汗や便、尿などの排泄機能を活発にしてくれます。 なずなでは、毎年7月下旬~8月上旬に宮崎県日向市小倉浜で砂浴をしています。 参加費無料で現地集合です。
断食は自然治癒力を高めます。なずなでは、毎年12月31日~1月2日に二泊三日(参加費:10,000円)で断食会をやっています。正月のたった3日間の断食でも20回も続けると、いろんな効用と結果を見ることができます。まず、肝、腎、脾、膵臓などの臓器の循環がよくなり、みるみる元気になってくるし、風邪などひいても断食をすれば、殆どの人が2~3日で治ってしまいます。また痛風、リュウマチなどの人が断食をやると、2日目には痛みが消えてしまうという素晴らしい結果を体験できます。

無農薬無化学肥料の循環農法     
地球に生きるすべてのものが循環しています。循環が自然の掟です。しかし、人間だけが、循環の法則から外れて、自分勝手に生活しています。土から生まれたものを発酵熟成させて土に戻すのが、赤峰さんが辿り着いた循環農法のポイントです。循環農法では循環を断ち切る農薬や化学肥料は使いません。

神草[雑草]が畑を作る
普通の農法では雑草は邪魔者として除草しますが、循環農法では出来るだけ草を残します。雑草があることで畑が良くなるからです。赤峰さんは、こんな大切な草を雑草と呼ばずに神草と呼んでいます。

神菌[バイ菌]は循環の担い手 
一般栽培では、作物が病気になるとバイ菌が付いて病気なったと言って、農薬(農毒)をまきます。しかし、バイ菌は弱って死にかけた細胞に付いて分解しているのであって、元気な細胞を病気にさせているのではありません。もし、バイ菌が付かずに細胞が腐らなかったら地球上は枯れ木、枯れ草、死体の山になっています。死んだものが分解されて、再び後の生命の糧になることで自然が保たれているのです。この様な大切な働きをしてくれるバイ菌を赤峰さんは神菌と呼んでいます。

お金を持つことが本当の幸せ?
畑で仕事をしているとすぐ近くまでやってくるひばり、春になればきれいな声で鳴き、恋に戯れ子育てに励む。この繰り返しで本当に幸せそうです。 自然界の生き物は仲間同士で殺しあったり奪い合ったりもしないし、決して道を間違えることなく、元気で豊かに一日を幸せいっぱいに生きているように見えます。私たちも自然の中で生かされて生きているという原点に戻って、お金(経済)に振り回されている生活を見直して見ましょう。