日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

花見

2006年04月02日 | Weblog
靖国神社は例年どおり、花見の場所は有料のシートに覆われて参道からはほとんど見えない。でもシートの側に行くと満開の桜がきれい。ただ、花見客が座って飲んでるところにはやや近づきがたく、早々に北の丸公園へ。昨年は千鳥が淵の通り抜けをずらりと並んで歩いたが、今回は皇居側に入り込み別な見方ができるかと歩いてみた。北の丸公園側からは千鳥が淵の桜はまったく見えないことが分かり残念。
公園内にも桜はたくさんあるが群れていないので寂しい。数本ある枝垂桜は豪華で声を上げるくらい。そのまま通り抜けて四谷のほうへ土手を歩くと、小高くなって千鳥が淵も見渡せる。ここからは夕日があたり水面と桜のコントラストが綺麗。
さらに、そのまま皇居のジョギングコースにそって桜田門へ歩くと途中の公園の桜は見事。もちろん、そこにはたくさんの花見の準備と場所取りの人達が既に飲んでいる。お堀の水と土手の緑の美しさを愛でつつ、だらだらと歩く。車道は車がぎっしり詰まってこちらの歩く速度のほうがはるかに早い。途中一群の若い桜の群れに声をあげて地下鉄の駅に入る。
これから花見に行くおじさんたちが団体で駅から出てくる。
こちらは次の駅でおりて、お酒とご飯にありつく。

九段下の地下鉄から靖国神社へ向かうとき、隅田川遊覧船の花見ツアーというおばさんの一団に、すみません北の丸公園の駐車場はどこですか、おのぼりさんでわからないのでと、声をかけられてあっちですよと教えたが、あれ、よさそう。

それから、花見は日の光で見るのがやはり綺麗だと思う。朝の光と夕方の光それにライトアップの夜桜。それぞれに綺麗。先週つきあった外人はふうんという感じでそれほど興味を示さなかった。やはり花見は日本人の文化だなと感じた。