ナラタージュ

昨日読み終わったハードカバー
島本理生　ナラタージュ　です。



去年だったかな？ＦＭラジオでサントリーがスポンサーの、アバンティって番組ありますよね。
好きで、時間あれば聞くんですけど、そこで本が話題の週があって、

そこでどなたかが、絶賛していたんです。この本。
普段パーカーのハードボイルド探偵小説か、カヌーイスト野田さんの本くらいしか読まないので、何か読んでみたくってチャンスうかがってました。

もう１冊と一緒にヤフオクで購入しました。
’８３年生まれの作家さんで、大学在学中に書かれた本だそうです。

内容は、ネタバレになるので書きませんが、女子大生と高校時代のの恩師とのちょっと複雑な心の交流を描いています。

恋愛小説なんて読んだことないので、どんなもんかなあと読み出しましたが、
まさに一気です。

最近読んだどの本より心に響きましたよ。
読書の秋に何か読みたいなって人に是非お勧めします。

”葉山先生、ちょっとひどいよ”とは思いましたが、人ってどうにもならないことってありますよね。でもちょっとズルイな。
好きなものは理屈ぬきに好きだっていう気持ち。

主人公が前向きで、ハッピーエンドなのでマルです。

心を成長させるのに、やっぱり恋愛が大切なんだなあと、
いまさらながら考えさせた１冊です。