ロクマルでいこう、60でGO!

ランドクルザー60を実用的に使い続ける、おやじの気まぐれ独自論

Tom Collins 生ける伝説の男 2

2016年09月24日 | OVERLANDERS

 Tom Collins 氏はカリフォルニア州のSan Jose近くで生まれ育った。彼は少年時代から、なぜか?自分は将来コロラド州に住むという運命を感じていた様子だ。そして、彼は1973年の学生時代の終盤にその運命の声に従う行動を起こした。友達と58年型のシェビーピックアップトラックを駆ってコロラド州のAspenまで運転し同時に移住してしまった。ピックアップの荷台には大好きであったモトクロスバイクとスキーが乗っていた。モトクロスはアメリカモトクロスアソシエーションに属する腕前であったが自身の限界と両親の反対で結果、モトクロスとは見切りを付けた。現在も彼はコロラド州に住んでいる。

 オーバーランドジャーナル誌の彼に対する質問は多くあるがその中からの一部を紹介してゆきたい。

 

You have a reputation for being one of the most qualified adventurs in the world. Have you had formal training in recovery navigation, medical, backcountry skills?

あなたは世間から認定された評価の高い冒険家ですが、そうなるためにはリカバリー、ナビゲーション、医療応急処置、バックカントリーでの訓練をされたと思います。それらのトレーニングは具体的にどの様にされてきたのでしょうか?

 Don and I were very lucky at the Camel Trophy off-road training sessions in England. Roger Crathorne, a god in the Land Rover world, took us under his wing and gave us the most intense complete recovery training one could have. I did refreshers with him every year when I returned to Eastnor Castle. My major in college was wildlife management, which included how to use a map and a compass. That was before the advent of GPS, which I learned on my own. I took first-aid courses in Aspen and did refreshers each year with Camel. The trophy also provided SAS survival courses. My winter survival and avalanche training was done while I was in college and then in Aspen.

 

Roger Crathorne

 Donと私は運が良かったのです。キャメルトロフィーのオフロードトレーニングは英国において、あのランドローバーの神様と呼ばれている Roger Crathorne の元で指導を受けました。アドバイスは一時だけに過ぎず毎年彼のもとを訪れる度に更に深く学んでゆきました。ナビゲーションやマッピングについては私の大学時代の専攻がワイルドライフマネージメントだったので地図とコンパスには既に練れていましたので独学で学んだという事になります。当時はGPSなどは無かった時代です。ファーストエイドについてはコロラドのアスペンでクラスを専攻して学びましたし、キャメルトロフィーのトレーニングの中でもSASサバイバルコースというのがあってそこでも学びました。厳冬期のサバイバル訓練は大学で学びましたし、アスペンの冬を過ごす事によって実体験して学ぶ事が出来ました。

 

  生ける伝説の男は神様(Mr. Land Rover)からテクニックを学んでいた。

 

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Tom Collins 生ける伝説の男

2016年09月21日 | OVERLANDERS

Tom Collins

Living Legends (生ける伝説)と呼ばれている男

 キャメルトロフィーという伝説のラリーレイドのイベントの参加代表資格は一人一生に一度だけだった。Tom Collins は1987年にパートナーである Don Floyd と共にキャメルトロフィーのアメリカ代表としてマダガスカルに渡った。そして、その後キャメルトロフィーのトレーナーとして活躍し10年以上キャメルトロフィーのサポートビークルを駆って各国の代表選手達と共に各キャメルトロフィーを走破してきた経歴を持っている。現在もオフロードドライバーのアドバイザー、トレーナーとしてランドローバーに籍を置きランドローバーのオフロード体験をするランドローバーグレイトドライビングエクスュピュリアンス(GDE)でオフロード走行に関する指導を行っている。人々はそういったキャメルトロフィーへの参戦の過去と現代も現役でのオフロード指導の活躍をやっている事を総合して彼の事を Mr. Camel Trophy と呼び尊敬の意を示している。

 2016年春のオーバーランドジャーナル詩に記されたTom Collins氏のインタビュー記事は冒険魂を持つ人々に対して参考になる内容がある。大げさに言ってしまえばオーバーランダーとしての目標が遠廻しに示唆されている様に感じた。彼がなぜ、Living Legends(生ける伝説)とまで呼ばれているのであろうか? なぜ、誰よりも多くトロフィーを走破する機会に恵まれたのであろうか? そしてなぜ、ランドローバー社に籍を置いて好きなオフロード走行や活躍に専念する事が出来ているのであろうか? そういった疑問を関心のある者ならば抱くであろう。そして、その答(応)えは実態である彼 Tom Collins 自身にあるのである。つまり、彼が答えなのである。あまり過剰評価をする訳ではないが、オーバーランドジャーナル詩が今までに出会った彼の友達、仕事仲間、従業員などから彼に対する評価を耳にした内容は、コーチ、メンターを超えてブラーザー(兄)、そして、ファーザー(おやじ)と尊敬の意を示していた。更に、複数の人々が彼に対して語ったのは " I would trust with my life... and have"  自分の人生の中で信頼出来る人を得た。と語っている事である。結論から言うと Tom Collins は何かを持っている。それを彼の語る言葉などから感知して自分の物にしてしまおうと思った。技術や知識や経験の背後にあるものとは?そしてそれはオーバーランダーの世界で人々が捜し求めているものなのかも知れない。

True Living Legends of our era.

 

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景色はまだ夏の緑、草原に吹き渡る風は既に秋

2016年09月18日 | 日記

 九月は中旬。朝晩の気温は20度に届くことなくジャケットが必要な程に肌寒い。ここはニューヨークから5時間程フリーウェイを北上しカナダとの国境を接したバーモント州である。景色はまだ夏の緑であるが肌に当たる風は既に秋で気温と景色のアンバランスを感じていた。今回仕事で一緒にバーモント州を廻ったオハイオ州から来たアメリカ人のD君は故郷が平地であるが故に山に囲まれた緑豊かな台地を観て感動し、僕はバーモントの山々のスカイラインが故郷である日本の山並みに重なって懐かしく癒される気持ちに酔った。

 

 アメリカ人のVERMONTという発音は日本人がバーモントというのとは異なり、ベモント!と聞こえる。ベモントの静かな町や緑豊かなカントリーロードはニューヨーク周辺の街々と比べると恐ろしく時間がゆっくりと流れている。

 

 バーモントの自然は遠方に観る山や丘と青い空に浮く雲。そして、広がる牧場やとうもろこし畑。更に森に足を踏み入れると野花や野葡萄などのディティル(詳細)が心を楽しませてくれる。人間は花や木、虫や山や川や池と話が出来て心が通じあう。一輪の生花を優しく静かに指の中指と薬指の隙間に挟んで手のひらに包むようにして観ると誰でも花との会話が出来る。そういった経験を重ねる事が例えば4x4を駆ってオフロードを走る事に対する基本姿勢を持ち合わせるという心育ではないかと思う。

 

 ある方から別れ際に頂いた当地の名物メープルシロップ。カエデの樹の樹液を 1/40 に濃縮したものだ。アメリカにはなかなか当地の名物の御土産という物が少ない現実がある。これはまさにこの大地の自然の恵み(精)である。

 

 バーモント州を右往左往して帰ってきました。クルマで走りながらボーッと出来た事が一つの収穫だった。同時に持参したオーバーランドジャーナルの旅に関するアーティクル(記事)に目を通しながら、オーバーランド旅行者達が旅という機会を通じて五感 + 1で感じるフィーリングが大切なのだと思った。自分も自分が感じる(ている)フィーリングを掴んで分析したら生きる上での方向性が見えてくるんじゃないかと自分の中で感じた。心の声を見つけて走る、心の声に従って旅に出る、そういった内容がオーバーランダー達の内的な行動を起す動機なのであろうと理解している。

 

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FJ クルーザーの終了

2016年09月05日 | FJ CRUISER

 

先月(8月)に生産が終了した Toyota FJ Cruiser。

アメリカの市場においては2014年を最後に販売は終了している。

 下記はそれにまつわる記事である。結果 Jeep Wrangler しか残らなかったとくくってはいるが、それはアメリカの市場においての事。世界的な市場をみるとランドクルーザー70系は多くの需要に応えている様に思う。FJ Cruiser の生産終了は寂しい事であるのは間違いないが、それ以上に、自動車業界が落ち着いたクロスオーバーに重点を置くようになったと記している事は伝統的な4x4に対する業界の関心はそがれつつあると言う事なのでより寂しく感じるのだ。

 

 トヨタ、「FJクルーザー」の生産を今年8月で終了

トヨタは今年の8月に、レトロなデザインのオフローダー「FJクルーザー」の生産を終了し、その10年の歴史に幕を閉じる。伝説的なFJ40型「ランドクルーザー」の現代版として、同社は2006年からFJクルーザーを製造して来た。

北米では、発売当初の興奮が過ぎ去った後になると売り上げは徐々に減っていき、2014年モデルイヤーをもって販売が既に終了している。FJクルーザーの忠実なファンがいるオーストラリアなどの市場では(生産国の日本でも)、現在も販売が続けられているが、ついに今年の8月には全ての市場向けの生産が終わることになった。

車業界は、より落ち着いたクロスオーバーに重点を置くようになり、そんな中でFJクルーザーは突出してワイルドな存在になっていった。他のクルマでは行けないような所にも行けるし、特別な存在感も放っている。これまで高いリセールバリューを維持してきたのも不思議ではない。

ちなみに、最近になってギロチンに掛けられることになった純粋なオフローダーやレトロなスタイリングのSUVは、FJクルーザーだけではない。ハマーのラインナップはすべて廃止され、ランドローバー「ディフェンダー」は、後継となる新型が登場するまで生産が途絶えている。そのため、今はジープ「ラングラー」だけがこのジャンルで頑張る唯一のクルマとなってしまった。その次期型は果たしてどのようなスタイルになるのか、さらに期待が高まるというものだ。

By Noah Joseph Autoblog 日本版

 

...大衆は燃費の良いクロスオーバーを欲しがっているというのは間違った概念だという事も知っておいた方がよい。北米ではJeep Wrangler の売り上げは伸び続け堅調な人気を保持している。更に北米で一番売れているはカムリやアコードではなくFord F-150 ピックアップトラックである。Ford F-150 は大型ピックアップでありながら6気筒で燃費とパワーを追求している。クルマの車種のの売り上げが伸びない時に時代や消費者の嗜好が変わったとするのは説得力があるようにも感じる。しかし、Jeep Wrangler, Ford F-150, Land cruiser 78 の様な勝車も存在している。それらのクルマは使う人々のライフスタイルに浸透している気がする。つまり人々の行動様式が所有するクルマで表現されるという事ではないだろうか。

 FJクルーザーの発売時のマガジン的なカタログ(2007~2008年)を見ながら栄枯盛衰的な季節の変化のようなものを感じている。その誌の中にはM.スペクター氏も登場しておりFJクルーザー登場のDVDはトヨタの販売店から届いたのではなくて、スペクターオフロードから届いたのであった。ランドクルーザーマガジンが終了し、スペクター氏がこの世を去った。そんな時代にFJクルーザーは時代の役目を果たしたと感じている。FJクルーザーはこれからも愛されていくであろう。そして、所有者を選ぶ事であろう。それはFJクルーザーの持つライフスタイルに合う人々が存在するからだ。

 

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シルバニア右往左往

2016年08月31日 | 日記

 

シルバニアの樹海に沈む太陽

 間寛平さんがアースマラソンで一番きつかったと語ったルートがアメリカの東海岸の巨大な森の土地ペンシルバニア州である。この土地の広範囲に広葉樹林が茂る手付かずの樹海が存在する。夏の森は葉がうっそうと茂って暗く鹿や狸などの野生動物が繁殖し類人猿のビックフットが人目を避けて生息している。このシルバニアの森を分ける幹線道路を乗用車のハンドルを握りながら走ると、前から後へと流れてゆく広大な景色には樹海と開拓者が開いたであろう牧草地とトウモロコシ畑が展開する。

 

 ロサンゼルスが広大な大陸の砂漠と太平洋の接点である様に、ニューヨークは広大なシルバニアの広葉樹の森と大西洋の接点である。都会と大自然はそれぞれ区別するべき物ではなくて、大都会(ニューヨーク)というのは大自然の懐に設けられた人間の巣のようなものにすぎない。

 

 仕事というきっかけでシルバニアの森林市域をクルマで走りながら大自然の懐を感じる。夏の夕方は雷を伴う激しい雨が降る時もある。湿度が高く肌に不快な午後も雷雨と共に流れ去る。クーラーの効いた車内は快適で、やる事といえばワイパーを動かす事だけだ。変化に満ちた天候は土地が活きて生命力を保持している事を教示してくれている。

 

 シルバニアの森を後にして街に帰ってくると森の存在の有り難さを感じる。街は広大な森があるからこそ存在しているのだという実感である。森は静かでつつましく決してお節介ではなく主張もしない。人間を生かしている生命の源だ。などとは決して言わないが、都会の守護が広大な森にある事が感じられた。広大な広葉樹の森は言葉を持たず感情を表現する術を持っていないようにも感じる。しかし。生命を養うという意味で樹海には大きな愛が存在するのある。我々は心の中に広大な森を持ちたいものだと思うが、その動機のテーマが愛である。つまり、ランドクルーザーに乗って時々大自然の懐を訪れるという行動様式は愛を求める為の手段だというのが本質ではあるまいかと感じている。

 

Love and Land Cruiser

 

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今年もレーチョンで夏は終わり...か

2016年08月21日 | OVERLAND CAFE

 暑い夏が続いている。この夏の特に夕方から夜にかけてはクーラーを効かせたリビングルームのソファに深く腰を沈めてリオ.オリンピックゲームを観戦した。アメリカのテレビ局が放映する映像はどうしてもアメリカ人選手や人気選手が画面のほとんどを占領する。ただ客観的に観戦しているだけであったが本心は日本人を応援していた自分。今回、開催や準備が困難で多くの課題があったリオ.オリンピックが無事に成功し終了した事はブラジル人、そして南アメリカに住む人々にとって一つの自信となった事であると信じている。

 

 今年も中南米の人達とBBQを行った。コスタリカとかエクアドルとかコロンビアとかカリブ海の人々など赤道に近く暑い国から来た人々は自国に似た暑い夏が好きだろうなと簡単に思う。しかし、意外な事に皆声を揃えたように暑さが苦手だと言う。暑い夏が大好きだと言いまくっている俺は日本人だが、もし、赤道直下の国で暮らしたら、きっと暑さが苦手になるんだろうなぁと思った。その年中暑い国の料理の一つが豚の丸焼き(レーチョン)である。暑い夏を食事で乗り切る。日本の様にアッサリしたものとか酢の物などという感覚ではなく、ヘビーデューティな食事ではある。

 

 でかっ!

 ほとんど立ち食いであったが多くの話題が食事(料理)であった。料理とは何か? 料理は芸術に近い、だが芸術であってはいけない。とはフランス料理の形容であるが、料理とは、料理永久(とわ)!と表現するのがよいと思う。つまり、永遠の話題である。料理とは何か?それは話題の対象でありその話題は人と人を繋げる役割を果たす。誰かと同じメシを食いながらそのメシに対しての話題を探る。至って中南米の人々は解放的でフレンドリーであるが、それらの気質は大衆でレーチョンを切り分ける文化から来ているんじゃないかと理解した機会であった。

 

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8月の輝ける闇

2016年08月15日 | 日記

 僕(日本人)にとって8月は特別の期間である。それは黄泉の世界と重なる時間で夏の暑さの中にある眩い太陽の光と熱には影が宿っている。その影は70年前の太平洋戦争が大きく影響している。暑い夏の日に原子爆弾が破裂し蝉がけたたましく鳴くこの盆に終戦を迎えた。

 

 冷房の効いたマクドナルドで、仕事仲間が運転するトラックの助手席で、そして夜中の書斎で扇風機にあたりながら、この8月の開いた時間にじっくりと一冊の本を読んだ。本のタイトルは“輝ける闇”開高健である。この本の内容はベトナム戦争である。この本は開高氏自ら戦時下でジャーナリストとしてベトナム政府軍と共にジャングルで行動を共にし最後は敵の襲撃を受けてジャングルの中を這逃げる実話が元になっている。視界5メートルの熱帯のジャングルで敵に囲まれて襲撃を受け当初200人いた部隊で逃げ切ったのは17人であった。熱帯のジャングルには、大量の汗と酸っぱい体臭、死と狂気と恐怖、血と内臓、死体と死臭。そういったおぞましい世界が展開していた。開高氏が生き延びる事が出来たのはそういった世界を日本人の後生に伝える神からの使命があった様な気がするのである。そして、このベトナム戦争時のジャングルと8月の暑さ、そして、御盆と終戦が重なり蝉の声と重なって黄泉の世界を垣間見るのであった。

 

 

 “輝ける闇”を読み終わった場所はニュージャージーのビーチの砂の上であった。

 

 目を本から離して視線を上に向けると、そこにはもう黄泉の世界は無い。穏やかで青く輝いている空と海。矢沢栄吉の“時間よ止まれ”の世界で、目の前には夏を楽しむ人々の姿。このジャージービーチでは1945年の夏も1974年の夏にもこうやって夏を穏やかに楽しむ人々がいたのであろう。盆の終わりと共に黄泉の世界は過ぎ去っていく気配がする、8月のこの穏やかで眩しい世界を知らないで死んでいった全ての人に手を合わせたいと思った。8月は輝ける闇(黄泉)の季節。平和な時代に生きている事に有難味を感じるべき時間でもある。

 

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スカッ!と朝からコカコーラ

2016年08月14日 | OVERLAND CAFE

 

 新鮮な大きなレモンをナイフで2つに輪切りにして握り閉めるとレモン汁がざーっと出てくる。そんな感じで汗が顎から腕からざーざーと出て来て止まる事を知らない。朝の7時半頃にロードレーサーで走り出してから1時間、峠の下のカフェ(折り返し地点)に到着した。今朝は朝から30度を越える暑さであり、流れ続ける汗が止まらない。汗を床に落としながらカフェのフロントで買い求めたのはメキシコでボトリングされたコカコーラである。甘味料にコーンシロップを使用しているアメリカのコークとは違って砂糖を使っているメキシコのコカコーラの味はコクがある。それは僕が少年時代に夏休みの午後のプールの後にいつもの駄菓子屋で友達と買い食いしていた時に口にしていたあの当時のコカコーラの味だ。朝日に照らされ、まだ森の緑の草木には昨晩の夕立の水滴が残りうっとりと湿っている。カフェの外のテーブルに席を取ったが汗が止む事なく流れて来るので座る気になれず、立ったままコークを飲み干した、ゲップ!。少年時代のあの夏の熱気が昨日の事であったかの様に鮮明によみがえる。あの時代の夏のプールには体が冷えて震え出すまで浸かっていたなぁ。そして、プールが楽しかったのは勿論だが、その後は自転車に乗っての寄り道(道草を食らう)、そして買い食い。これが楽しかった。結局、大人になってからもやっている事は同じなのである。今日は朝からコカコーラ。カロリーを摂取した後の後半(帰り)は到着後のビールに向けて更に汗を絞り出すのであった。

 

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Mike Hussey 1993 Camel Trophy Winner 3

2016年08月09日 | OVERLANDERS

 キャメルトロフィーが開催されていた期間(1980-2000)を観てみると、世界が鉄のカーテンに遮られて2つに分断されていた冷戦時代の末期と終焉が開催期間の真ん中にある。冷戦期間というのは空気が緊張した時間であったと思う。そういった期間にジャングルにおいて世界から集まった勇敢な男たちが競技という名の下に集い寝不足な目を擦りながら疲労と戦い、一緒に橋を作ったり道を作ったりしてランドローバーを前進させた。当時の助け合いや協力という行為は今の時代よりももっと価値のある事であった様に感じる。ランドローバーを駈ってジャングルを巡る行事はすなわち時代のエネルギーを放出する行為の一つである。時代のストレスとその消化はステアリングとアクセルワーク、そして泥にまみれたウインチワークにその捌け口がある。そこには卓上で論ずるイデオロギーなどは重要ではない。そこでは生きる(前進)する為に必死なだけだ。そして、それがいい境地なんだと思う。

 

 

 

 Hussey氏のアドバイスより、

When you're going outback, another thing to remember is that cell phone don't work in a lot of places. Cell phone don't work well here in Vermont. So you have to leave behind a game plan. let someone else know where you plan to go and at what time you should reach your destination. If for someone reason, your vehicle fall or the weather leaves you standed, you're going to want to have someone knowing your plans and where you intend to camp at any giving point along your route.

 一つ、オーバーランダー達の安全の為に大切な事がある。アウトバックに出かける時には必ず誰かに旅のスケジュールを伝えて置く事アウトバックでは携帯電話が繋がらない事が多い。ここバーモント州でさえ繋がらない事がある。旅の途中に自動車がひっくり返って不動になったり悪天候で立ち往生したとしても、誰かが貴方の計画を把握して関心を置いてくれている事で助かる可能性が高まる。何時どの道を通って何時頃に何処に到着する計画予定は必ず誰かに伝えておかなければならない。“もしも" の事態を想定して連絡者と共に緊急連絡先を取り決めて置く事も大切な準備の一つである。

 

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Mike Hussey 1993 Camel Trophy Winner 2

2016年08月07日 | OVERLANDERS

 

 最初のキャメルトロフィーは1980年に開催された。場所はブラジルの北東のアマゾン流域。3台のFord U50'S。この車両は当時のブラジルで製造ライセンスを保有していたブラジルフォードが製造した Jeep CJ5 であった。3台のマシーンのドライバーはいずれもドイツ人だ。キャメルはアメリカに籍を置くタバコ会社レイノルズのブランド、タバコの葉はトルコ産。こうして観るとキャメルトロフィーの最初には何処にも英国の影が無い。第二回目からランドローバーがスポンサーとなって2000年の終了時まで勤めた事からキャメルトロフィーは英国人がイニシィエーティブ(創めた)を執ったイベントだという概念が浸透しているが、英国はランドローバーというスポンサーを通じてキャメルトロフィーを育てた育ての親という立場ではないだろうか。ランドローバー社はそのキャメルトロフィーというイベントを通じてランドローバーのプロダクトラインの車両の強靭なイメージを築きあげランドローバーのイメージ形成に成功したのであった。

 

 TREAD誌からのMike Hussey氏への質疑応答の一部を紹介致します。

TREAD: What kind of skill do you need to set out on an overlanding? Are there practical things you should know to prepare properly?

 我々が知っておくべき事として、オーバーランダーとしてどの様なスキルが必要なのでしょうか?

 

HUSSEY: Some good practical things you should know are first aid and navigation, not GPS,though. It's good-works well- but it's not like knowing a map and compass. you need to know the area of where you are without the help of technology and batteries. When you're out in the country, you have to be able to rely on your outdoor skills to be successful.

まず、ファーストエイド(応急処置のやりかた)とナビゲーションです。ナビゲーションとはGPS の機械を使いこなすことではありません。地図とコンパスの使い方をマスターしてGPSや電池が無くても地図で地理を理解する能力です。これは国境を越えて何処でも役立つアウトドアスキルとなります。

Basis mechanical skills are necessary. At least have a working knowledge of automotive things, knowing your vehicle and what it can do is something you need to consider as well. If you are equipped with winchm know how to use it.

基本的なメカニックのスキルです。特に貴方が使用するクルマにおいてはそのクルマの構造を知っておく事が大切です。もし、ウィンチ等を装備していたらその取り扱い方法などは熟知しておくべきです。

Consider the area of where you are going, as well, This will determine what you need or do not need to bring, you havw to pack for what you'll need, nothing more and nothing less. for instance, some things people don't think about bringing, but you'll need, especially if you're in the woods-is a chainsaw, Bring axes that you can put on your rig. Know how to use these and strap them down well safety.

行き先に対する学習。この学習を怠ると持ち物が増えすぎたり足らなかったりします。学習する事によってのみ必要な装備を計画的に備える事が出来ます。例えば木の茂みを抜ける時に斧だけではなくチェンソーを活用する事などです。勿論チェンソーの使い方は事前に熟知しておく事が必要です。

Camping skills are crucial. You need to know how to pack and cook food. store water and make a fire. Bring auxiliary flashlights.

 パッキング、食事の準備、水の確保や焚き火など。キャンプに対する知識とその装備などです。

 

 

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