皆様にご報告です。
今日の午前中、私の携帯電話が鳴り響き、和歌山区検察庁から連絡がありました。内容は、検事さんから「現職の和歌山市議会議員を名誉毀損の罪で略式起訴しました。」との報告です。そうです、約一年前に和歌山市議会に家宅捜索が入り、当時としては関西一円のニュース番組でも報道され、大きく取り上げられたインターネットの書き込みによる名誉棄損の件です。
書き込まれた内容が事実無根であまりに酷い内容で、民主主義というものを考えた場合、到底無視できないと判断したため、私が被疑者不詳のまま刑事告訴を行い、後に警察の捜査の結果、実名で刑事告訴を行った事件でしたが、今日になって一応の大きな節目がきました。
略式起訴された現職市議も、議場で正々堂々と意見を述べればいいのであって、今回の事件のように、全くの事実無根のでっちあげの誹謗中傷の書き込みを匿名でするなど、陰湿で卑怯卑劣極まりない手段で政治判断を後から妨害するようなことなど絶対にあってはなりません。
この事件は個人対個人の問題にとどまらず、民主主義の根幹にかかわる問題であります。今だから申し上げますと、実名で告訴を行ってから送検されるまでの間、相手の態度次第で告訴を取り下げるタイミングを見計らっていましたが、結局、最後まで誠意が感じられなかったがために、告訴を取り下げることはしませんでした。(民事事件ではなく刑事事件ですから送検された段階で私の手からは離れています)担当検事さんからは、略式起訴された現職市議が私に対しての誹謗中傷の書き込みが事実無根の内容であり、名誉棄損事件の事実を認めているとの報告を受けています。
明日の新聞報道で取り上げられるとは思いますが、その前に、取り急ぎご報告まで。