私の一般質問が終わりました。只今、お昼休憩中。
今回の質問テーマは、二本立てです。
①地域経済対策について、中でも、住宅リフォーム助成制度の創設についてでは、「耐震改修に合わせた住宅リフォーム助成制度を、期間限定でも導入することを検討していく」との市長答弁で、本市における住宅リフォーム助成制度の創設について、初めて具体的な形として議論のテーブルについて話し合われるとこになりました。手前味噌ながら、非常に大きな一歩であると思います。リフォーム費用が高くなることが一因で、本市における耐震化が進まないなか、命を守ることと、地域経済対策が住宅リフォームの助成という形で、この二つが同時進行すれば一石二鳥です。
今回の地域経済対策における、住宅リフォーム助成制度創設の提案は、二年半前の私の質問を含め、ここ数年来ににわたり、先輩議員が訴えてこられた懸案です。先輩議員が礎を築いてこられたことにより、今回の市長答弁を引き出すことができたと思います。ありがとうございました。本会議場での市長答弁というのは非常に影響力がありますから、今後は、是非とも実現にむけた行政の取り組みの進捗状況を注視していきたいと思います。
②児童虐待防止について、中でも、居所不明児童について、では、今回の私の質問により、本市における居所不明児童数の詳細が明らかになりました。5月1日時点で居所不明児童として本市が厚生労働省に報告した居所不明児童は6人、6人のうち親族から警察に行方不明者届けが出されている児童が1人、他の5人はその後の調査の結果、所在が確認できているとのことでした。未だ1人の所在が不明のままで、ご親族の心中はいかばかりかと推察されます。
この件に関しては、市当局には、警察に出来る限りの協力をお願いしました。また、居所不明児童を把握した場合の行政の対応については、行政間の壁を超えたチームワークの形成と、より一層の連携により、1人の被虐待児も出してはならないという気概をもって、これから児童虐待防止に取り組んでもらいたいと強く要望しました。
以上が今回の質問内容と答弁の主旨です。
市民の皆さまに議場に送り出していただき、また、議場での発言によって行政が良い方向に前進していく、本当に議員冥利につきます。皆さまに感謝です。