市議会会派について。

2011-06-09 12:11:18 | 日記

  日の県連常任幹事会のあと、岸本周平県連代表の代表続投理由の一つ 和歌山市議会会派問題の道筋が見えてきたあります。 代表がテレビで 記者会見されていたように、我々民主公認の 人が将来的に旧民主クラブ( 連合推薦先輩市議) のお二人と絆クラブに合流することの検討を始めたと言う事実は確かです 。そういう意味では道筋が見えてきました。 しかし一部新聞記事では、 我々民主クラブの二人がすでに合流の意思が固まり、あとは時期の問題という報道がありましたが、そうではございません。 あくまでも検討をしてみる (考え始めてみる) ということ。 今の時点では真っ白ということです。

 

 これはもちろん代表、県連幹部と意思確認をしています。  岸本周平県連代表とは一時意思の疎通ができていなかったため、 お互いに誤解していた時期もありましたが、その後じっくり話をし、お互いに納得して合意確認した上での発表です 。 これからはお互いに誤解のないように連絡連携を密にし、腹に収めず思ったことは言い合っていこうと確認、雨降って地固まるってとこですかね。

 

 私は党派というものは当たり前の話ですが、基本的に大原則として、政治理念、主義主張が同じもの同士が群れる集団であると考えます。  今回の会派調整においては、そういった意味で 合意に達しませんでした。 しかし、もちろん絆クラブさんとは友好会派ですので、いろんな意味で連携をし、お互いに会派控え室を行き来し情報交換や意見交換を行っていけたらと思っています。

 

 

 私たちがお誘いを受けた絆クラブさんの大きな主義 主張は「議会改革 」であったと思います。 議会改革 確かに議会の常識は世間の非常識と言っても過言ではないくらい、 市民から見て不思議なことがたくさんあると思います。 私も議会改革には大賛成です。 ここで言う 議会改革とは定数削減や、報酬削減ということだけではなく、もっともっと深いことを言います。「いわゆる慣例やしきたり」 のことであります。

 

 議会の慣例やしきたり、それが 全て悪いとはいいません。 しかし固定観念にとらわれすぎているがために、 よい方向に進まないこともあるのではないでしょうか。 時には 常識を疑ってみることも必要であると思います。 そうして新たな発見がある。

 

 昨日の竹下譲先生をお招きしての「 議会改革の勉強会」には、それこそ超党派市議が集まりました。 民主党、自民党、公明党、共産党、無所属の議員が自らの意思で集まり、竹下先生の講座や 議会改革に向けての意見交換をしました。

 それでは議会改革を成し遂げようとすれば、 民主党、自民党、公明党、共産党、無所属の議員 で大きな大きな会派を組まなければならないのでしょうか  答えはノーです。

党派を超えた大きな問題は、その時その時でお互いに 協力し合えば問題ありません。

 

 よく大きい会派に属していないと自分の意見が通らないとおっしゃる方もいます。 そのような意見を述べられる方は、失礼ですが地方議会の仕組みをあまり理解されていないようです。  議会=国会をイメージされているのでしょう。  地方議会は二元代表制、国会は議員 内閣制であります。 確かに国会は与党と 野党がはっきりしていますし、政策や主義主張、 議案に対して表か裏かの比較的わかりやすい政治ですよね。

 

 私たち地方議会は表か裏かの議会ではありません。 首長に対して基本的に与党か野党かの違いももちろんありますが、基本的には議員一人一人が市民の代表者であり、基本的には 一つ一つの案件に議会議員一人一人 として行政をチェックしていくところです。  少数会派でも発言の機会と時間 は制限されませんし、議会運営委員会にも代表者を出せます。

 

永野裕久としては、議員さん同士の駆け引きなんてどうでもいいの。

議会の方を向いているの市議会議員ではなくて、初心忘れず、 市民の方を向いている議員でいたい、仕事がしたいということです 。