ひろ主任のひとり言2

宝物の愛犬ラッキーとの穏やかな毎日。

ブログもマイペースでのんびりと。
どうか見てやってください^^

松本清張を読む

2012-01-08 05:42:30 | 
お正月休みの事。
何処へ行っても人混みだらけ。
年末からずーっと人混みの中で働いてたのも
あるので、それこそ人アレルギーになる。
よってそこは静寂を求める。
身体も精神も休めつつ、楽しみも欲しい。
そうなるとやはり読書が一番。

さて、何を読もうかとコーチャンフォーに出向く。
膨大な数の書籍を前に、これは良い物に巡り合い
そうだと期待したが...
結局新刊に心ときめくものがなかったという
悲しい状態。
しかしどうしても本が読みたい。
そうか!ブックオフへ行けば良いのだと気づき、
そこである本を購入。105円でこの満足感はたまらない。
それがこちら。



松本清張「ゼロの焦点」

なぜ今、松本清張なのか?
実は、自分の読書遍歴の中で、この大御所が
すっぽりと抜けていたのだ。
なんせ子供の頃より本が好きで、小説畑では
まず始めに怪人二十面相と明智小五郎が活躍する江戸川乱歩
に走り、続いて金田一耕介が活躍の横溝正史。
その後トラベルミステリーの西村京太郎と、証明シリーズの
森村誠一。少し背伸びして片岡義男も読んだ。

しかし社会派と呼ばれる松本清張は敷居が高過ぎて
手が出なかったわけだ。
それが前回初めて「点と線」を読んで、その見事な展開に驚愕。
今回名作と呼ばれる「ゼロの焦点」を読んだというわけ。

それから、この「ゼロの焦点」は映画化もされている。
作品自体は賛否両論で、犯人捜しミステリーとして読むと
なかなか不条理だが、事件ミステリーとしてだとじっくり堪能
出来ると思われる。何より表紙にもある北陸の荒れた風景や、
戦後の様々な人間模様が描かれていて、ラストシーンはとても
切ない余韻の残るものとなっていた。
残るは「砂の器」を読めば、清張3部作は完成だろうか。

ちなみに読書は寝る前にベットに入りながら
読むのが好きで、途中ラッキーが横にくっついて
来る。するとその温もりでウトウトというのがまたいい


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