東京オリンピックの体操で金メダルを取って、我が中学に講演に来て頂いた遠藤選手が、今日、亡くなった。
冥福をお祈りいたします。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20090325-OYT1T00516.htm
読売新聞の記事を引用:
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東京五輪で3つの金、体操の遠藤幸雄さん死去
1964年東京五輪で三つの金メダルを獲得するなど、「体操ニッポン」の全盛期を支えた遠藤幸雄(えんどう・ゆきお)氏が25日、食道がんのため、都内の病院で死去した。72歳だった。
故人の遺志で密葬。後日、お別れの会が開かれる見通し。
秋田市出身。中学2年生で体操を始め、秋田工高から東京教育大(現筑波大)へ進学。60年ローマ五輪で男子代表チームに名を連ね、団体総合優勝に貢献。東京五輪では、日本人で初めて五輪の個人総合覇者となった。68年メキシコ五輪は日本選手団の旗手も務めた。
3度の五輪で5個の金メダルを獲得。鉄棒の新技として発表した「前方浮腰回転倒立」は、国際体操連盟(FIG)の採点規則に「エンドー」として登録され、現在でも演技を構成する上で、欠かせない技の一つになっている。
現役引退後は日大で後進の指導にあたり、日本オリンピック委員会(JOC)理事などを歴任。96年に紫綬褒章を受章し、99年、国際体操殿堂入りを果たした。