「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

認知症の症状

2009-03-09 | シンキング

 

厚生労働省では、認知症を図解入りで、説明している。

詳細は、ここを参照:

http://www.mhlw.go.jp/seisaku/19.html

 

 

 

この厚生労働省の記事から引用:

 

この記事の中に、「認知症の症状ー中核症状と周辺症状」があります。

 

 

認知症の病状は、脳の細胞が壊れることによって直接起こる症状が記憶障害、・・・・。

 

 

その中核症状の症状1が、記憶障害:

 

人間には、目や耳が捕らえた沢山の情報の中から、関心のあるものと一時的に捕らえておく器官(海馬、仮にイソギンチャクと呼ぶ)と、重要な情報を頭の中に長期に保存する「記憶の壷」が脳の中にあると考えてください。

一旦「記憶の壷」に入れば、普段は思い出さなくとも、必要な時に必要な情報を取り出すことができます。

しかし、年をとるとイソギンチャクの力が衰え、一度にたくさんの情報を捕まえておくことができなくなり、捕まえても、「壷」に移すのに手間取るようになります。「壷」の中から必要な情報を探しだすことも、どきどき失敗します。

年をとってもの覚えが悪くなったり、度忘れが増えるのはこのためです。それでもイソギンチャクの足はそれなりに機能しているので、二度三度と繰り返しているうち、大事な情報は「壷」に納まります。

ところが、認知症になると、イソギンチャクの足が病的に衰えてしますため、「壷」に納めることができなくなります。新しいことを記憶できずに、さきほど聞いたことさえ思い出せないのです。さらに、病気が進行すれば、「壷」が溶け始め、覚えていたはずの記憶も失われていきます。

 

 

 

漆間副官房長官は、この症状の記述で言うと、「壷」が溶け始めた状況と思われます。

 

 

 

そう判断せざるを得ないのが、朝日新聞に掲載された漆間副官房長官との記者会見を読んでみると分かります。

「記憶では、言ってない」〈記者会見やりとり〉は、ここを参照:

http://www.asahi.com/politics/update/0309/TKY200903090299.html

 

 

 

本人には、記憶がない。

 

 

 

宮城県のURLでは、認知症の人へは、早期発見、早期診断、早期治療とあります。

http://www.pref.miyagi.jp/chouju/ninkoureisya/kiso/souki.htm

 

 

 

このURLからの引用:

 

認知症の原因や状態によっては、適切な診断・治療によって、症状の改善するものもあります。

 

認知症の初期には、症状が目立たないこともありますが、いつもと様子が違う時には、早めに精神科等の病院を受診することをお勧めします。

 

できるだけ早期に発見し、適切な対応をすることが、お年寄りの状態の安定と家族の負担を軽減することにつながります。

 

 

 

 

記憶がないのであれば、厚生労働省、宮城県では、以上の様にガイドしています。

 

 

 

ガイドどおりの対応をした方が宜しいと考えます。

 

 

 

記者会見では、「受け取る側がどう受け止めたか」と、受け止める人への責任転嫁をしていました。

 

 

 

しかし、20人いた記者全員に誤解を与えたということは、チャントしたコミュニケーション能力が全く無いに等しいことです。

 

 

 

そんな能力の人は、国の政治に関わってはいけません。

 

 

 

どちらにしろ、嘘の発言をしていない限り、論理的には、副官房長官の立場でいられない状況を自ら発言している。

 

 

 

認知症の人は、自ら認知症とは認めない。

 

 

 

第三者が、その任を解かなければいけない。