「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

黒澤明監督(まあだだよ)

2009-03-18 | 影響の輪

 

この映画は、内田百聞と教え子の交流を描いた、黒澤明監督最後の映画。(1993年作)

 

 

 

「まあだだよ」の詳細は、ここを参照:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%82%E3%81%A0%E3%81%A0%E3%82%88

 

 

 

黒澤監督自身の言葉か、内田百聞(役:松村達雄)の言葉かは分からないが、次の言葉が印象に残る作品。

 

 

 

内田百聞が、第17回摩阿陀(まあだ)会の誕生日にケーキを運んで来た子供たちに向かって贈った言葉。

 

「君達に言いたいことがある。

 

 

 

みんな、自分が、本当に好きなものを見つけてください。

 

 

 

自分にとって、本当に大切なものを、見つけると良い。

 

 

 

見つかったら、その大切なもののために、努力しなさい。

 

 

 

君たちはその時、努力したなり、みんな、何かを持っているはずだから。

 

 

 

きっと、それは、君たちのこころのこもった、立派な仕事になるでしょう。

 

 

 

(少し、間を置いて)

 

 

一寸、難しすぎたかなぁ。

 

 

(笑い)

 

 

ごめん、ごめん、さあ、どうぞ。」

 

 

映画の一コマではあるが、この内容は、「影響の輪」に繋がる話。