壁にペンキで色を塗ります。
そして、待望の屋根をつくります。
もうお分かりですね。
二階建ての犬小屋です。さっそくポチも上がっています。
板をはって、やっと完成の様子が見えてきました。
屋根にニスを塗って、
は~い完成。
ちょっと頭デッカチですが、なかなか立派な犬小屋だ。
欲を言えば、壁の茶色が失敗かな…
「瓦は、拭いていないがニスでなんとかいけるだろう」
この頃の私は、もうめんどくさくなり、
「きっと大丈夫だろう 犬小屋だしネ」
「瓦拭いたら、ブログ載せなアカンしネ」
と、思っていました。
時は、流れ数ヵ月後…
屋根の板が、雨で濡れ、お日様にあたり、
気がつけば屋根は、歪んでしまいました。
「やっぱり屋根には、瓦だよ」
今更ながら気付かされました。
今回使用するのは、のし瓦。
「屋根全部をのし瓦でやっちゃおう」
適当な思いつきで施工開始♪
まず、ドリルで穴を開けていきます。
そして、ビスで一枚ずつとめていきます。
至ってシンプルな屋根だ。
気がつけば、半袖、麦わら帽。
すっかり夏ですね~
間隔を計りながら葺いていきます。
今度こそ、やっと完成。
長い月日が経ちましたが、大事なものに気付かされました。
日本に一戸だけの犬小屋だ。
のし瓦だけでも屋根になる。
ちょっと、のし屋の意地を魅せちゃいました。
(内緒ですが、ちょっと雨漏りする)
完成した犬小屋の様子を紹介します。
玄関は、二階への階段となっています。
トントンと、上がったり下りたり。
予想通り上る姿を見た時は、自分に酔いそうでした。
この二階は、なぜ作ったかといいますと、
犬は、暑さに弱い生き物なので、夏場の事を考えて影をつくり、
風通しがよく、地面からの照り返しを避けるためのものなのです。
本当は、タイルでなく敷き瓦を使いたかったのですが、
たまたま余っていたタイルがあり使用しました。
タイルは、お日様が直接あたると熱を持ちますが、
屋根の下にある事でひんやり涼しくなります。
横の壁は、開閉する事ができます。
お掃除する時って結構大変なので、
これで簡単お手入れ。
それと、生き物を飼っていたら訪れる別れの時、
「死後硬直して、入口から出せない」
こんな時もこの扉にお任せ。
二階で寝転ぶポチの姿を見たら、
「あ~作ってよかった~」
と思えました。
人も、犬も快適に暮らせる家は、大事ですよね。
お日様や雨から家を守る屋根って、一番大事だと思います。
犬小屋プロジェクトで、改めて屋根の大事さに気付かされました。