紐のし屋の日記

「紐のし」っていう瓦を作っている谷池健司製瓦所の四代目社長の瓦つくり日記。

達磨窯の復活

2008-02-25 23:45:26 | その他

日曜日に、達磨窯(だるまがま)の製作のお手伝いさせてもらったのが
今朝の読売新聞に載っていました。

よく見ると、私が雨堤製瓦さんに教えてもらっている姿が、大きく載っていました。
かなりビックリしました。
嬉しさ半分、恥ずかしさ半分ですね。

達磨窯とは、ガス窯が普及する前の窯で
薪で焼く窯らしいです。

私は、達磨窯を見たことが無く
話で聞いたことがある程度のものでした。

それをもう一度復活させて、焼いてみるというので
参加させていただきました。


昨日は、レンガを積んでいく作業をしました。
雨堤さんに、レンガの積み方を教わりながら
色んな話を聞かせてもらいました。

当時は、瓦屋さんが集まり一緒に窯を作っていたそうで
雨堤さんも昔、父と一緒に窯を作ったことがあるらしく
こんな感じでやっていたんだなと、
昔の瓦屋さんになれたような気がしました。

こうして作っていくうちに
どこか陶芸の窯のような感じがし
やはり瓦は“焼き物”と、改めて実感しました。

手作りで作った窯で、手作りの瓦を焼いたら
どんなすばらしいものになるのか
とても楽しみです。

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