A.himeのフォト日記

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華麗なる一族

2007-01-14 | 映画・テレビ
山崎豊子氏原作の『華麗なる一族』がドラマ化され、TBS日曜劇場で今日から放送される。
1973年に発表された本作品は、万俵コンツェルン総裁にして阪神銀行頭取・万俵大介を軸に、彼に翻弄される一族の姿と、政財界をも巻き込んだ金融業界の内幕を描き、話題となりました。1974年に映画公開、同年テレビでもドラマ化され、今回は一族の長男・万俵鉄平を主人公に視点を変えて描かれているそうです。

私は当時の映画やドラマは見ていませんが、文庫仲間に進められて原作を読みました。神戸・姫路の私も知っていた某銀行や某工場をモデルに書いたと言われ、1960年代の神戸を舞台に書かれた小説で、内容はもちろんのこと、登場人物の面白さ、情景描写の繊細さにぐんぐん惹かれ、あっという間に読破しました。

そして山崎豊子作品に魅せられ、彼女の他の作品を次々と読みあさりました。主な作品に下記のものがあります。映画化ドラマ化されたものもあるので、ご存知の方も多いと思いますが。

『暖簾』(1957年、東京創元社)
『花のれん』(1958年、中央公論社)
『ぼんち』(1959年、新潮社)
『女の勲章』(1961年、新潮社)
『女系家族』(1963年、文藝春秋新社)
『花紋』(1964年、中央公論社)
『白い巨塔』(1965年~、新潮社)
『仮装集団』(1967年、文藝春秋)
『華麗なる一族』(1973年、新潮社)
『不毛地帯』(1976年、新潮社)
『二つの祖国』(1983年、新潮社)
『大地の子』(1991年、文藝春秋)
『沈まぬ太陽』(1999年、新潮社)

『華麗なる一族』『大地の子』『沈まぬ太陽』は特にお薦め。超大作ですが、ぜひチャレンジしてみて下さい。

ちなみに私は原作を読んでから映画やドラマを見たい方なので、今『華麗なる一族』を再度読み直しています。ドラマの進行に負けないように頑張って読まなくては…
主人公万俵鉄平を木村拓哉がどう演じるのか、1960年代の時代背景をどう見せてくれるのか、ドラマチックな話の展開をどのように表現するのか、原作とドラマ、どこが同じで、どのようにに違っているのか、興味津々、楽しみです。

皆さんはどうですか?



コメント (1)
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