goo blog サービス終了のお知らせ 

さいきんの流星光

元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。

■映画観た!…2006年8本目

2006年04月15日 02時42分18秒 | ふつうの日記
『スチームボーイ』(2004年 日本)
【監督】大友克洋
【脚本】村井さだゆき
【声】鈴木杏、小西真奈美、中村嘉葎雄、津嘉山正種、児玉清、沢村一樹
-----------------------------------------------------------
大友克洋監督作品。
あ、関係ないけど、久しぶりに大友克洋のイラスト見た。
モノマガジンで。

蒸気機関が発明されて、新しい動力だ!なんてもてはやされていた頃の話。
蒸気をものすごい高圧で圧縮する技術を発明した男たちがいた。
球体に蒸気を圧縮して詰め込むのだ。(架空の話ね)
その球体をスチームボールと言う。

科学者たち、スチームボールを奪い合う。
そのドタバタに巻き込まれる形で参加していくのが
スチームボール開発者の孫・主人公の少年レイな訳です。

全然おもしろくないって聞いていたので、
意外と楽しめるところが多かったから軽い驚き。
でも、点数的には良くありませんよ。

映像的には確かに良かった…でも、
何だか、今まで観たアニメのパクリのようなシーンが続きました。
ホントに宮崎アニメのパクり?っていうシーンが多いんだよな~。
冒頭からの展開にしたって…。
そりゃあもう「ラピュタ」さ、まるで。

声優陣に芸能人を使うあたりも、かなりジブリを意識している。

でも「ラピュタ」に比べたら、扱ってる題材が
産業革命によって新しく開発された動力な訳で、小規模すぎる感あり。

ストーリーだって、そんな面白くなかった。
ラストでは、この人たち、何で戦ってるんだっけ?と
訳わからなくなる始末…。

ま、でも映像的にはね…。
全体的には、どうかな~、一回観て観てもいい作品だと思うけどね。

あと、あのお嬢様が邪魔でしょうがなかった。
あのお嬢様いらない。
話の進行を邪魔するだけの存在だった気がする。

■流星光Twitter

デイトレーダー様

2006年04月12日 01時31分32秒 | ふつうの日記
テレビを観ていました。
さいきん流行の「デイトレーダー」さん(女性)が出ていまして、年齢を聞くと私よりも一つ下のようでした。
一日中部屋でパソコンとにらめっこ。
今のところ損をしているけど、将来の夢は、一億円を稼いでハワイかどっかに別荘を買って、ネットにパソコンつないで、株だけで生活すること、だそうです。

彼女のネット仲間の一人がこう言っていました。
「今の時代、20歳そこそこの若者だって株をやれば、トップアスリートと同じ年収を稼ぎ出すことができる時代なんですよ!」

いやいや、トップアスリートって言っても、イチローや松井は年収高いけど、陸上の選手とか体操の選手とかなら、ぜんぜん株やってる人たちの方が年収高かったりするんじゃないでしょうかねー?

ほんと、株って無限の可能性を秘めてますよねー。

…って、あんたらバカか!!
あんたら「金持ってる人がエライ」思想に染まりすぎ!
年収が同じだからって、あんたらに人を感動させるような事が出来るのか?
人の価値って、年収だけか?

「いや、そんな事は言ってません」

って言うんでしょうネ、たぶんネ。
でも確実にそう思ってるんスよ、彼らは。
思ってなきゃ、そんなセリフ出ないですよ。

僕は、そのデイトレーダーさんに言いたいですよ。
あなたは一日PCの前に座ってるけど、何もしてないよ。
一日中仕事もせずにテレビゲームやってる人と同じだよ。
人にも会わず、人のためにもならず、自分の財布の中の金をちょっとでも増やそうとしてセコセコやってるだけですよ。
その姿、情けないと思わないのでしょうかね。

仕事をしろよ。
ほんの少しでもいいから世の中のためになって金を得ろよ。
ホームレスのおっちゃんだって、空き缶やダンボール拾い集めて金に換えてるんだ。
それを必要とする人がいるから金に換えられるんだ。

……。
そう考えると、株って何なんでしょうかね…?
厄介なモノを考え出してしまいましたねー、現代社会は。




■流星光Twitter

■映画観た■…2006年7本目

2006年04月11日 16時10分16秒 | ふつうの日記
『エイプリルの七面鳥』(2003年 アメリカ)
【監督】ピーター・ヘッジズ
【出演】ケイティ・ホームズ、パトリシア・クラークソン
-------------------------------------------------------
最初に感想を…

いい映画です。
みんな、観れ!
---------------------------------------
面倒ばかり起こす長男であったエイプリル。
現在は、親元を離れNYで男と同棲生活。

「感謝祭」
アメリカでは、七面鳥の丸焼きを作って食べるらしいです。
料理なんてした事のないエイプリルは、七面鳥料理のために奔走するのです。
なぜかって?
田舎から家族を呼んでいるからです。
家族そろって七面鳥を食べたいと、エイプリルは願っています。
だから一生懸命です。

いっぽう家族は…
エイプリルに会うためにNYまで来るのが面倒くさくて仕方ないのです。
特に母親が。
母親は、エイプリルには良い思いでがありません。
必死で考えてもありません。
縁を切りたい長女なのです。

エイプリルの前には、さまざまな困難が待ち受けているのであります。
七面鳥料理は、無事、出来るのでしょうか?

という映画です。




■流星光Twitter

<フランス首相>CPE撤回

2006年04月11日 15時35分06秒 | ふつうの日記
フランスの若者が暴動を起こす原因となった、新雇用制度「初期雇用契約」(CPE)が撤回された。

すっげー…
若者が暴動起こして法律を撤回させちゃったよ。

やっぱ外国人はパワーあるね。
日本じゃ、ああならないだろうな…。

日本人は控えめな人種だから、不当な扱いを受けても自分が納得できる理由を何とか探す国民です。
まず「納得する」ってのが先にある気がします。
納得できなくても、怒りをすぐ忘れます。

だってやっぱり、「和をもって尊し」とする民族ですから。

それはそれで、良いことだと思うんだけど…
アングロサクソンの人たちの理屈で言えば、バカだとか損をするだけだとかいう事になるんだろうな。

う~ん…、おとなしい民族が損をする世界なんですよね、まだ。
昔の野蛮人の時代と、あまり変わってないって事ですね。



■流星光Twitter

アシスタントの日々

2006年04月10日 03時35分45秒 | 漫画アシスタントのお仕事
仕事場に行く途中、僕は、漫画家の先生と自分の分の弁当を買って行くことになっている。
その弁当屋さんが、時間が読めなくて困る。
よく出る簡単な弁当なら5分以内で…
ときには3分ほどで出来てくるんだけど、
珍しいヤツを注文するとなかなか時間がかかるのだ。
10分~13分なんてザラだ。

店員はそんな時
「お時間5分ほどよろしいでしょうか?」とか
「8分よろしいでしょうか?」とか聞くことになっているらしいんだけど、ズルい店員なんかだと、
「お時間…分よろしいでしょうか?」
とかいうふうに、「…分」のところを故意にか自然とかわからないけど、モノすごく小さい声で消え入るように言う。

こっちも面倒くさいから、よく聞こえないのに。
「はい」
と答える。
答えたあと、悔しい。
「はい」と答えたら負けなのだ。
店員に、上手くごまかされたのだ。

僕は、弁当屋から仕事場まで、くちびるを噛み締めながら自転車をこぐことになる。

まったく…人生ってヤツは…、
いたるところに気を抜けない落とし穴が待っていやがる。




■流星光Twitter

NHK「ザ・プロフェッショナル」

2006年04月07日 03時08分17秒 | ふつうの日記
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーがゲスト。

以前からジブリにこの鈴木Pがいなかったら、いまの宮崎アニメブームは無かったと思っていたくらいなので、録画して観ました。

僕は、宮崎駿も好きだけど、鈴木Pも好きなのだ。

徳間書店の「アニメージュ」という雑誌の編集者だった鈴木P。
僕が中学生の頃、「アニメージュ」を買ってた頃、作っていたのだろうか。

鈴木Pの評価は、本当に全員が一致している。

「人を乗せるのが上手い!」

だからこそ、「怖い」という人もいるくらい。

これは勝手な想像だけど、鈴木Pが近づいてきただけで、もう自分の思い通りにはならないような、彼の手中に入ってしまっているような人なのではないか、と僕は思っている。

まるで武術の達人…。
だからこそ、「怖い」と評する人もいるのではないか。

鈴木Pは番組内で、
「人は崖っぷちでこそ力を発揮する」
とも言っていた。
その意見には強く同意したい。
僕も、崖っぷちでこそ…いや、崖っぷちでしか力を発揮できない一人だからだ。
僕の弱点は、自分がどのくらい崖っぷちに近づいているのかを認識できないこと。
状況を把握する能力がない。

これからは、崖っぷちの勝負が続く…、そう考えて日々過ごせば一歩一歩崖っぷちから遠ざかってくれるのではないかな。




■流星光Twitter

折り返した日

2006年04月06日 18時59分28秒 | マンガについて
煮詰まって、どうにもならないので歩くことにする。

吉祥寺まで徒歩でトボトボ

久しぶりの吉祥寺は、相変わらず人が多く、
人の波の中をかき分けながら進んで行くと、
たった一人で歩いている気持ちになって、孤独を味わえる。

ダイエットにもなるというので、歩いてきたんだけど…


でも、人間って、いつから「痩せる」ことに一生懸命になったのでしょう。
「ヘルシー」って意味は、「太らない」と同じになった。

腹へったから獲物を捕らえて食っていた時代からどのくらいたったのか?
太らないように食べないようにし始めたとき、
それが長い生物の歴史の折り返し地点だったのか?

進化の歴史は、折り返したのでしょうか。

ちなみに、僕は来年で40歳。

80歳まで生きるんだろうか…。

折り返したなぁ…しみじみと思う春の日。



■流星光Twitter

さいきん ダメだな

2006年04月06日 05時59分16秒 | ふつうの日記
う~ん…

なんだか、脳みそが死んでしまったように
何も思い浮かばなくなってしまった。

波があるのかな。

な~んにも頭に浮かばない日々。
こういう時は、どうしたら良いのか…

本でも読むか…
映画でも観るか…
そういう事にさえ 腰が重くて 没頭できず…

体を動かすと良いと 何かの本で読んだ。
まったく関係ないことをするのも良いと。

自転車で 遠くまで行ってみようか…
パンクが心配
マウンテンタイプにしとくんだったか?

瞑想も良いらしい




■流星光Twitter

「タイムマシーン・ジャーナル」が本で紹介されます!

2006年04月03日 23時07分15秒 | ふつうの日記
久しぶりに、古本屋で本を3冊買う。
やはり刺激を入れないと、何か情報を入れないと、
何も出て来ない。

それに、家から一歩も出ない生活だとブログを書こうと思っても何も思い浮かばないのです。

そういえば、こんど僕のホームページ「タイムマシーン・ジャーナル」が本で紹介されることになったようです。

icon
icon
やりなおしたい30歳以上のための就職読本 データとブログでシゴトがわかる!
icon

やり直したい人が、僕のHPを見て…何をするんだろう…。
やり直したいという人が、もう一度、夢を追いかけて漫画家を目指すのか…。
そう思うと、責任を感じてしまいます。

僕のHPなんかで大丈夫なんでしょうか。
それに、「漫画家・流星光さんのHP」とかって紹介されているのかなぁ…
僕が「漫画家!」なんて堂々と名乗ってもいいのかどうか。
連載も持っていないし。
人によっては「自称漫画家」って言う人もいるだろうな…

ま、とにかくこの本は、もうすでに発売中でございます。
上の画像をクリックすることで、セブンアンドワイの商品ページに飛んで行けるのです。よかったら読んでみてください。




■流星光Twitter