さいきんの流星光
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仕事部屋の本棚を移動。

移動と言っても、場所はほぼ変わらず。
角度を90度、くるっと回転させたというだけです。

だけど、けっこう重労働。

本棚だけに、本がびっしり入っていやがるから!

当たり前のことを言ってしまいました。



本棚の移動にともなって、壁にくっつけてた固定電話も移動。

その他、何だかんだ移動。

仕事が進んでない。
今日じゅうに、2ページの下描きとペン入れをしなければならないのに、
下描きすら、まったく進んでいないという状況を忘れるために、
模様替えを血行してしまいました。

これが、移動前。



これが、移動後です。



二つの写真を交互にすばやく見比べて、お楽しみください。


あー!

写真を見返していて気がついた!

本棚の右側面にくっつけてたマグネット、取るの忘れたー!!



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フジテレビのドラマ『SP』の映画版第2弾

『SP~革命編~』をみた。

この「革命編」の前に、「野望編」というのがあって、
「野望編」では、何も起きないまま、
「何かが起きそう…」という空気を出したところで終わってしまっていた。

だから、「革命編」は早く観たい映画ではあった。

主人公は、警視庁警備部のSP(security police)として働く井上薫という男。

テロリストに立ち向かう正義の味方。

だけど、彼の上司は絵に描いたような警察キャリアで、

「SPは、警護対象者のタテになって守るのが仕事。
 テロリストの逮捕などもっての他である!」


という考えの持ち主。
しばしば衝突するのである。

まあ、そんな感じの設定ですねー。



ここからは、ネタバレあり。





まあ、ネタバレって程じゃないか。

僕は、例の、清掃業者を装った殺し屋集団が、
テレビシリーズを観ている時は、憎たらしくてしかたなかった。

冗談を言い合いながら、
本当に清掃のバイトでもしているかのように和気あいあいと、
簡単に人を殺す男たちに不快感を感じた。

だけど、映画をみて、彼らに少し好感を持っている自分を発見してびっくり。

僕の中で何があった?

映画の中では、清掃業者の殺し屋たちは、
テロリスト側の人間を始末する役目を負っている。

いやテロリスト側というより、
テロリストの活動を高みから見物しながら、
美味しいとこだけかっさらおうとしている若手キャリア官僚たち、
ということなんですけどね。

そういう、
より憎たらしい奴らをやっつけてくれた殺し屋たちに、
好感を持つのは当然とも言えるか。


確かにスカッとした。

悪いヤツ、憎たらしいヤツなら、殺されてもスカッとする。

何が「悪」で、何が「善」なのかもよく分かってないくせに。

それも怖いね。
常識と呼ばれる概念に押し流されるように判断しているに過ぎない。


ともかく、自分の中で、
殺人は、「悪」ではないのだと思う瞬間ですよ。

自分も、理由があれば、
簡単に殺人を犯してしまうような人間なのかも知れない、と思います。


殺人そのものを憎んだり、
殺された人を「かわいそう」と思ったり、
それは、ほんのその場しのぎのセンチメンタリズムなのかも知れないな。

実際ぼくは、遠く離れたところに住む誰かが殺人事件の被害にあったとしても
ニュースを見た一週間後、平和に日常をすごしている。
もちろん殺された人を思い出すことは一切ない。

それがどうという事じゃなく、そんなものなのだと思います。

被害者が近いと、悲しみを浴びる。

遠いと関係ない。

人間は、整然と並んだキューピー人形だ。

遠くから見たら、それは肌色の巨大なじゅうたんなのだ。





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ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5

外国の緩和ケアのナースさんに聞いたそうです。
後悔の内容は、こんな感じ。

「自分自身に忠実に生きれば良かった」
「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
「友人関係を続けていれば良かった」
「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

だそうです。


「自分に忠実に」かぁ。

それでも、その時その時、もっともいい選択と考えて、
いろいろやったんじゃないかと思うんですが、
そんで、良かれと思って、一生懸命働いたんでしょうが…

自分に忠実に行動しないことが、
自分や自分の周りの人の幸せにつながる、と信じて。

やっぱ、後悔になっちゃうんでしょうかね~。

自分に忠実に行動した結果、
大後悔しなければならなくなった人もいそうですけどね。

まあ、でも、自分の思ったとおりにして失敗した方が、
自分の思ってないことをやって失敗した時より、
後悔は少ないでしょうね。

う~む、これらの言葉、ためになる言葉です。

「人生で大切なことは、仕事ではない」
ってことなのかな。


でも、アレですよね。

子供に「将来の夢は?」って聴くと、
なぜか…つーか、

「サッカー選手!」とか
「幼稚園の先生!」とか
「公務員!」とか

かならず職業を答えますね。

なんでだろ。

いや、フツーなのか?あたりまえなのか?

僕も、「パイロット!」って答えた記憶があるが…。
クラスの中で目立たないように、
なるべくみんなが言いそうな答えを言ったつもりが、
「パイロット」と言ったのは僕ひとりで、
結果、目だってしまったというオチがついたのですが。
すみません、ハナシが反れました。

それとも、「将来の夢」というのは、
「職業を答えるべき」という不文律が、
子供たちをとりまく世界ぜんたいに満ちているのだろうか。


定年後、男性は、気の抜けたようになってボケ始める、
なんて話はよく聴くけど、
もう、子供のころから、「人生=仕事」的な、
「仕事が終わったら人生も終わり」みたいな空気が
日本全土をおおっているのだろうか。


僕のいまの夢は…なんだろう。

実は先日、妻に「夢は何?」と聴かれて言葉に詰まってしまった。

しばらく黙ったあとに答えたのが、

「イライラしない人間になりたい」だった。

そう。

僕は、かなりのせっかちだし、
自分の仕事が思うように出来てない自分に常に腹を立てている状態でもあるため、
いつもいつもイライラしているのだ。

僕は、どんな時もイライラせずに幸せを感じ続けていられるような、
屋久島の大きな樹木のような人間になりたい。




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