綾瀬駅前に高コスパ豚骨らーめん店誕生
綾瀬駅東口を出て、線路沿いの商店街を亀有方面へ徒歩2分弱。2021年5月28日にオープンした「綾瀬らーめん 粋」へ。こちらは2017年に赤羽で創業した「赤羽らーめん粋」の姉妹店。隣には「餃子の王将」、その2軒隣は家系「壱角家」、通り挟んで斜向かいに「節骨麺」と、綾瀬イチのラーメン屋密集地帯に出店とは挑戦的だ。
店内はL字カウンター12席と4人がけテーブル2卓の計20席。生ガラから炊いた豚骨スープをベースにした家系ライクな「豚骨醤油」を主軸にしていて、基本のラーメンは1杯580円から、しかもライス無料という高コスパ店だ。ラーメンは豚骨醤油、みそ豚骨、しお豚骨の3種があるほか、魚介豚骨つけ麺も用意している。


また、餃子は6個220円で3個なら110円。チャーシュー丼180円、ネギめし150円と、お得感のあるサイドメニューがあるのも嬉しいところ。ラーメンは麺を家系ライクな太麺か、博多豚骨風の細麺から選ぶことが出来る。細麺は100円で替え玉も可能という。また味の濃さ、麺の固さ、油の量もカスタム可能である。至れり尽くせり。
今回は「醤油豚骨」の普通盛を太麺&ノーカスタムで。さらにチャーシュー3枚、海苔7枚、味玉が乗る「粋得(+150円)」にグレードアップしよう。そして餃子が3つで110円と破格なので追加し、もちろん無料ライスも付けてオーダー。オープンしたてだからか、店内は昼ピークを外したのに満席。8分ほど待って麺、餃子、飯が到着した。


スープは生ガラから炊いた濃厚な豚骨白湯で醤油のカエシがしっかり効き、多目の鶏油が浮かぶ家系ライクな豚骨醤油だ。脂強めでコッテリした中年殺しの飲み口である。合わせる麺は円みある断面の中太ウェーブ麺。コシもあり風味もよく旨い。チャーシューは脂が多くトロトロの豚バラロール肉。ライスとの相性も良い。
スープに浸した海苔でライスを巻くのが好きなのだが、海苔が7枚あるので箸が進む。ほか味玉、ほうれん草、刻みネギが乗る。餃子も焼きたて熱々なので、110円ならGOだろう。最後は卓上のニンニク、豆板醤、生姜、胡椒、一味、胡麻で味変し感触。全体的に脂強めで中年オジサンは若干食べ疲れたが、このコスパは魅力だ。
<店舗データ>
【店名】 綾瀬らーめん粋
【住所】 東京都足立区綾瀬3-1-27
【最寄】 東京メトロ千代田線「綾瀬駅」東口徒歩2分