喜多方ラーメンと海鮮丼の二刀流が人気
新橋柳通口交差点そばに、本場の喜多方ラーメンを味わえると評判の店がある。その名も「きたかた食堂」。喜多方「麺や玄」出身の店主が、ここ新橋のほか、稲荷町、佐倉、十条、神保町と相次いで開店。
比較的後発となる新橋の店では、喜多方ラーメンに加えて、清水港直送のマグロを使ったメニューも提供。オープンして間もない2016年7～8月には「暑いので」を理由にラーメンの販売を止め、海鮮丼をメインに据えるなど、何かと話題の食堂である。
ラーメンは醤油と味噌の2種。どちらも「すっきり」と背脂たっぷりの「まったり」から選ぶ事が出来る。スープは豚骨、鶏ガラ、野菜から煮出した出汁に、焼きアゴを使用した醤油ダレを加えたもの。動物系がベースだが、アゴもしっかり存在を主張し、清々しい飲み口。
そこに加水率高めの、もっちりした平打ち縮れ麺がよく合う。チャーシューは低温調理の肩ロースとバラ肉。ハイレベルな一杯に仕上がっている。駅前からは環状二号線を渡ることになるので少し距離があるが、ぜひ一度訪れてみて欲しい。
<店舗データ>
【店名】 きたかた食堂
【住所】 東京都港区新橋5-9-8
【最寄】 JR東海道線「新橋駅」烏森口徒歩5分
