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肥宝館 -貧すれば丼する-

【神保町】 横浜家系ラーメン 麺家 福増「特製ラーメン 並(1200円)」

神保町交差点に家系の新店が

地下鉄神保町駅のA4出口を上がってすぐ。白山通り沿いに2023年7月5日にオープンした「横浜家系ラーメン 麺家 福増」へ。開店の祝花が武蔵家中野本店や、その姉妹店「麺家 黒」から贈られている所から、店主は武蔵家系列での修行経験があると推察。朝10時から夜11時半まで通し営業なので、何かと重宝しそうである。

なお、この場所には1ヶ月前まで「札幌飛翔」があったが閉店。その跡を改装し入居した形である。話は逸れるが「飛翔」は、札幌の人気店「飛燕」とFC契約を結び、飛燕の神保町店として創業。しかし飛燕の指示に従わないなど問題がありFCは解除に。屋号を「飛翔」に変えるも結局は閉業。その文脈からも気になる跡地だった。

さて「福増」だが店内はコの字カウンターに18席ほど。麺メニューは家系の「ラーメン」をベースに、チャーシュー、味玉、海苔、白髪ネギ、ほうれん草、キャベツ、うま辛、どか盛野菜などを追加トッピング可能だ。そして日替わりだろうか、券売機には「本日のトッピング」のボタンも。この日は「九条ネギ」とのこと。

またライスは無料で、大・中・小とサイズを選ぶことが出来る。今回は「特製ラーメン 並(1200円)」 を麺の硬さ、味の濃さ、油の量いずれも「普通」でオーダーする事に。もちろんライスも大でお願いした。着丼までは6分ほど。店内で炊いているというスープは、トロミがあり豚骨の旨味は出ているが、ちょっと味が若い印象。

一般的な家系と比べ少々コクと塩味が弱いか。味濃いめ、油多めでオーダーすればよかった。合わせる麺は三河屋製麺製の中太麺。コシがあり、短めカットなので啜りやすい。チャーシューは薄めにカットされた豚肩ロース肉が2枚。ほか、黄身ネットリの味玉、キャベツ、ほうれん草、厚みある海苔が5枚トッピングされる。

卓上にはニンニク、胡椒、ライス用きゅうりのキューちゃんが。また酢、豆板醤、生姜が欲しい場合はスタッフに声掛けを。ラーメンは割と平均点な印象だったが、ライスは硬めの炊きあがりでスープとの相性が良かった。周辺に家系が少ないからか夜10時でもこの日はほぼ満席。駅からも近いので呑んだシメに良いのかも。

<店舗データ>

【店名】 横浜家系ラーメン 麺家 福増(ふくます)
【住所】 東京都千代田区神田神保町2-14-9
【最寄】 地下鉄「神保町駅」A4出口すぐ

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