新越谷で人気の甘口な豚骨魚介つけ麺
東武スカイツリー線の「新越谷」と、JR武蔵野線の「南越谷」。駅名こそ違うが路線が十字に交わる要衝だ。今日は駅東口徒歩5分、県道49号=足立越谷線沿いにある「麺座でん」へ。看板に「らーめん寺子屋派」とあるように、ご主人は松戸の育成塾・らーめん寺子屋を経て創業。現在は草加市、葛飾区金町にも支店を展開している。
アジアンテイストな店内はカウンター席のほかテーブルもあり、子供用の椅子まで用意されている。麺メニューは濃厚豚骨魚介系のラーメンとつけ麺、まぜそばの3種で、つけ麺はあつもりも可能。今回は人気No.1の「特製つけ麺」を特盛(550g)でオーダーした。いずれの麺メニューでも麺量が並~特盛まで同一料金。さすが自家製麺だ。
つけ汁は節系の香りが立つサラサラ系の豚骨魚介。結構甘みが強めだが、酸味も少々加え、しつこくならぬ様にバランスを取ってある。その汁の器にチャーシュー3枚、味玉、海苔、メンマ、ホウレンソウ、ナルト、レモンが盛られる。自家製の中太麺は柔らか目の茹で上がりで喉越しが良い。麺の旨味を十分に感じられる一杯である。
途中で甘さに飽きてきたら、卓上の豆板醤、酢、黒胡椒で味を引き締めると良い。最後のスープ割りはアッサリとコッテリから選べるので、お好みでどうぞ。ふと店の外に目をやると徳島産のスダチとコラボした「南越サワー」の幟がはためいている。さすが、徳島発祥の阿波踊りを毎年盛大に行う南越谷だ。今年の夏も楽しみである。
<店舗データ>
【店名】 麺座 でん
【住所】 埼玉県越谷市南越谷1-1-52
【最寄】 東武スカイツリー線「新越谷駅」徒歩5分