肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【赤坂】 国壱麺 赤坂店「蘭州牛肉麺(900円)」

赤坂エリア初の蘭州牛肉麺専門店

東京メトロ千代田線「赤坂駅」1番出口上がってすぐ。一ツ木通り沿いに2019年7月にオープンした「国壱麺(くにいちめん)」へ。こちらは赤坂エリア初となる蘭州牛肉麺の専門店だ。北京を中心に中国国内に30店舗を展開。日本では上野マツザカヤそばの御徒町本店、イセザキモールにある関内店、そして赤坂店の3つを構えている。

蘭州は中国北西部・甘粛省の省都で、かつてはシルクロードの要衝として栄えた町だ。イスラム教を信仰する回族も居住していて、中国語で「清真料理」、いわゆるハラルフードのお店も多いという。近年、首都圏に店舗の増えている「蘭州牛肉麺」もそのひとつ。アッサリした牛スープと手打ち麺の組み合わせはクセになる味わい。

麺メニューは「蘭州牛肉麺」に加え、ピリ辛の「蘭州紅焼牛肉麺」「蘭州油そば」「手打ち冷麺」を用意。そして麺を細麺、太麺、ニラの葉麺、幅広麺、三角麺など9種類から選ぶことができる。いずれも店内で中国の職人が手打ちした麺だ。ほかトッピングには中華風の味玉「蘭州たま子」や牛肉、パクチー、キムチをラインナップ。

今回は、一番スタンダードな「蘭州牛肉麺(900円)」を「ニラの葉麺」で注文することに。名前の通り、ニラの葉と同じ位の幅の平打ち麺だ。麺の形状は券売機で写真を見ながら選べるのでカスタマイズも楽である。スタッフにチケットを手渡す際にパクチーと辣油の有無を確認されるので、どちらもアリでお願いした。

スープは牛出汁に十数種類のスパイスを加えた清湯。アッサリながら旨味はしっかり出ていて、牛独特の臭みも無い。テーブルに貼られたPOP「美味しい食べ方」にあるように、打ちたての麺はくっつきやすいので、最初によく解してから啜っていく。ニラの葉麺は少し角の立つ感じの食感で、コシもしっかりしていて旨い。

トッピングは薄切りの牛チャーシューとサイコロ状の牛肉、半月切りの大根、パクチー、刻みネギ、辣油。王道の蘭州牛肉麺である。途中で卓上の辣油と黒酢を使って味を変え、スープまで完食した。この味なら二日酔いでも風邪っぴきでもOKだ。次回はトッピングを豪勢にするか、それとも「蘭州油そば」を試してみるか・・・

<店舗データ>

【店名】 国壱麺(くにいちめん)赤坂店
【住所】 東京都港区赤坂3-14-7
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩1分

★2020年4月からコロナで休業、そのまま閉店
★跡地は「北の大地 赤坂店」に

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「東京都 港区」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事