肥宝館 -貧すれば丼する-

【東名 海老名SA下り】 なんつッ亭 海老名SA下り店「とんこつらーめん(税別819円)」

海老名SAで深夜の「なんつッ亭」

充実した土産店とフードコートで人気の海老名SA。もはや、ひとつのレジャー施設といった感じだが、上下線とも24時間食事が出来るのも魅力である。ラーメンに絞れば上り線は「たいざん」「ザボン」の2店が、そして下り線は「麺'sROAD」と、今回訪れた「なんつッ亭」の2店が、いずれも24時間で営業を行っている。

以前のテナントは「ゑびな軒」という屋号で、神奈川県秦野市の人気店「なんつッ亭」とのコラボ麺はじめ様々なメニューを提供していたのだが、2020年2月27日に「なんつッ亭」に入替え。海老名SA下りのフードコートの座席数は国内最大級の396という。しかし訪問したのが深夜3時だったので、さすがに伽藍堂。ちょっと贅沢な気分だ。

麺メニューは、なんつッ亭の看板である黒マー油入りの「とんこつらーめん」を筆頭に、にぼしとんこつ、赤マー油らーめん、和風とんこつつけ麺もラインナップする。替玉は税別136円にて。また、麺類とミニチャーハン、まかないカレー、豚まんまのセットも用意している。今回はマー油が効いた「とんこつらーめん」をオーダーすることに。

待つこと5分ほどで手元のブザーが鳴り、カウンターにラーメンを受け取りに。スープは臭みのないクリーミーな豚骨白湯で、表面にはトレードマークのマー油が。そこに柔らかな茹で上がりの低加水中細ストレート麺を合わせている。スープはセントラルキッチンとしても、やはりマー油のインパクトは大きく、十分に雰囲気は醸せている。

チャーシューは豚ロース肉を使用。路面店に比べると少しパサツキ感が出てしまっているか。味玉は黄身が固めで、しっかりタレが染みもの。ほかにモヤシ、海苔、小ネギがトッピングされる。ところどころSAクオリティが滲むのだが、この味が24時間啜れるのはありがたい。深夜の東名の強い味方。カラダが欲したら是非ピットインを。

<店舗データ>

【店名】 なんつッ亭 海老名SA下り店
【住所】 神奈川県海老名市大谷南5-2-1
【高速】 東名高速道路「海老名SA」上り

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