人気店「らーめん改」2号店は鴨で勝負
都営浅草線「浅草駅」A1出口上がり、横断歩道渡ってすぐ。駒形橋西詰交差点そばに2019年7月にオープンした「中華ソバ ビリケン」へ。こちらは同じく台東区蔵前にある人気店「らーめん改」の2号店とあって、オープン早々に人気を博している。「らーめん改」が貝出汁なのに対し、こちらは鴨を主軸に勝負をする。
麺メニューは鴨出汁や鴨油を使った「中華ソバ」と「鴨油ソバ」、そして「担々麺」や限定メニューも用意している。この日の限定は「銀鮭の味噌ラーメン」と聞き心揺らぐが、今回は「中華ソバ」を全部入りでオーダーした。土地柄、外国人観光客も多いようで、券売に機はわかりやすく英語とイラストも添えられている。
スープは鶏と鴨をベースにした醤油清湯。鴨は主張しすぎず、でも存在感をしっかりと感じさせる良いバランス。若干酸味があるカエシと、鴨油の独特の香りも相まって非常に旨い。そこに合わせるのは自家製の中細ストレート麺。ザクザクした食感が印象的で、スープとの相性も絶妙だ。キレのあるスープにレンゲも箸も止まらず。
トッピングの鴨ロース肉は、しっとりとした食感に仕上げられた逸品。上質な鴨肉の旨味を楽しめる。結構な枚数を盛り付けてくれるのが嬉しいところ。味玉、メンマ、ホウレン草、カイワレ、白髪ネギとも、全て手抜かりなし。非常に満足度の高い一杯である。次回は限定「銀鮭の味噌ラーメン」が終わる前に啜りに来たいところだ。
<店舗データ>
【店名】 中華ソバ ビリケン
【住所】 東京都台東区雷門2-4-1
【最寄】 都営地下鉄浅草線「浅草駅」A1出口すぐ
