肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【両国】 らーめん まる玉「まる玉らーめん あおさ玉子入り(1100円)」

鶏白湯のパイオニア「まる玉」で絶品麺を

JR両国駅の西口から徒歩2分。一の橋通りと京葉道路が交差する両国一丁目交差点にある「らーめん まる玉」へ。今はコチラ両国が本店だが、元々は2001年4月に埼玉の川口駅西口に創業したのが始まりだ(2008年閉店)。「世界に通用するラーメンを作りたい」と、タブー無く食される鶏と塩に着目し、絶品の鶏白湯を産み出した。

一時は創業の地・川口の駅周辺に数店舗を展開していたが、2014年のアリオ川口店閉店をもって川口からは姿を消した。その一方、当初の目標であった海外進出を精力的に行い、2020年1月現在、国内では両国本店、江東区大島、横浜市青葉台に。海外はシンガポール、インドネシア、マレーシア、カナダに計10店舗を構える。

ラーメンは鶏白湯の「まる玉らーめん(700)円」のみ。お好みで角煮、チャーシュー、あおさ、青ネギ、味玉子、レモン、タイ産青唐辛子を塩ダレに練り込んだ「生からし」などをトッピング出来る。また、替玉(100円)も可能。おむすび、白飯も用意されている。今回は「まる玉らーめん」に味玉子、あおさを追加しオーダーすることに。

スープは鶏の胴ガラ、身肉、モミジ、脂などの部位をホロホロになるまで強火で煮込んだ白湯。鶏のコク、香りが際立つ濃厚な飲み口ながら、後味はスッキリとキレもある絶品スープである。合わせるのは少し固めに茹で上げられた、ゴワッっとした特注の細ちぢれ麺。スープとの絡みも良く、風味も抜群だ。こりゃ箸もレンゲも止まらない。

チャーシューは薄切りのバラロール。味玉子は少し甘めの醤油味で、よいアクセントに。伊勢湾産あおさのりが清涼感を与え、益々旨さが引き立つ。ここで替玉をハーフ(50円)で注文。替玉した人のみ揚げた赤ネギとニンニクチップが使えるのだが、また表情が変わって旨さ爆発。ハイレベルな一杯、鶏白湯好きは是非一度!

<店舗データ>

【店名】 まる玉 両国本店
【住所】 東京都墨田区両国2-11-1
【最寄】 JR総武緩行線「両国駅」西口徒歩3分

★2020年春に休業、そのまま閉店。
★鶏白湯のパイオニアが…新型コロナの影響か

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