千葉県の雄「13湯麺」が湯島に降臨
東京メトロ銀座線・上野広小路駅から歩いて1分ほど。湯島駅からも至近。春日通り沿いに2023年3月14日にオープンした「13湯麺(かずさとんみん) 湯島店」へ。コチラは松戸市五香の名店「13湯麺」の支店で、その13湯麺のご主人・松井一之氏がアドバイザーを務める松戸「香羊羊」が運営しているという情報だ。
お店は歓楽街の中心にあり、営業時間は月~土曜の夜9時から朝5時までと、完全に呑んだ後にシメの店を探している客をロックオン。ファサードには松井氏が麺を啜る大きな写真が。こりゃインパクト大だな。1階が屋台風のカウンターに6席、2階には室内に2人がけテーブル4卓がある。今回は手軽に1階で啜ることにしよう。
麺メニューは鶏ベースの淡麗スープに細ストレート麺を合わせた「とんみん」と、豚骨ベースの醤油スープ「湯島素ラーメン」の2軸。どちらもスープと麺のみの素ラーメンで啜る事が出来るが、とんみんには「ワンタン麺」が、湯島素ラーメンには「特製ラーメン」「チャーシュー麺」が、それぞれラインナップされている。
またメンマ、味玉、ネギ、チャーシューをそれぞれ追加トッピング可能だ。シメの一杯で訪れる客も多いかと思うが、枝豆、ポテサラ、浅漬けきゅうり、チャンジャ、手羽先餃子、チャーシューといったツマミ類があるので、飲み直しをすることも出来る。今回はイチオシという「特製ラーメン(1000円)」をオーダーした。
着丼までは4分ほど。濁りのあるスープは豚骨、鶏、魚介、野菜などを炊いたもので、醤油のカエシは控えめ。スッキリとした飲み口かつ独特の風味に仕上がっている。そこに合わせるのは加水率高めでコシの強い平打ち中太麺。13湯麺の松井氏は元々、明星食品で13年間、麺の開発を担当されていた人物だ。そのため麺には特に定評がある。
コチラの麺も食感が良く、丼の主役になっている。チャーシューはホロホロの肩ロース肉が2枚。ほか黄身ホックリの味玉、太メンマ、ネギが乗る。卓上には黒胡椒と七味があるほか、お願いすると刻みニンニクも貰える。アッサリしたこのスープにはニンニクがよく合う。次回は呑んだシメに素の「とんみん」を啜りに来よう。
<店舗データ>
【店名】 13湯麺 湯島店
【住所】 東京都文京区湯島3-41-3
【最寄】 東京メトロ銀座線「上野広小路駅」徒歩1分