コンテストなんかの課題文を翻訳してて、いつも経験することなんですが、課題文の中の専門用語で通常の辞書や例えば「英辞郎」などには入っていないものがよくあります。そこで、この種の題名の辞典が役立つに違いない、と思ってまずは書店でチェックしてみます。ところが、この種の本で目指す単語が取り上げられていることはまず皆無です。この状況は、理系文系を問いません。結局はGoogleに頼っていろいろ調べるしかない、といういつものパターンに陥ります。まあ、事前審査で役に立たないことが分かって無駄な出費が避けられているのはいいんですが、全然ないというのも困ります。この手のものは作るのが手間がかかる割には需要が少ないんで、出版しようというインセンティブが働かないんでしょうかね。