highdy の気まぐれブログ

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薬品もサプリメントも本来毒であり体外異物である。

2020年04月29日 | 処世訓(highdy のことば)



 薬品製造工場を設計していた人間が言うのも変な話ですが、薬品(主に飲み薬)は使えば使うほど、どんな薬品も効かなくなります。麻薬だって同じで中毒になると、少量では物足りなくなります。理由は誰でもお判りのように、ヒトの体は体外異物に関しては「抗体」ができてしまうのです。
昔からいろんな伝染病が知られていますが、一度罹(かか)ると抗体ができて2度目は非常に罹りにくくなるのはそのためです。ウイルスもそれに
(というか、新薬に)対抗してどんどん変異して(いまの新型コロナウイルスのように)強くなり、600万年以上も生き延びてきました。
 麻酔をかけたり薬を飲んだとき少量でも良く効く方は、日頃薬を使われていない方です。東洋医学で使われる野草にも、毒のあるものは沢山あります。大体苦いもの毒にも薬にもなります。」というのは、表現上少し問題がありそうですが、限りなく正しい言葉だと思います。
モルヒネなども同様に麻薬の一種ですが、適量を使えば痛み止めとしての役目もします。しかし、常用すると効き目が落ちてきます。漢方だから・・・良い・安心という保証はありません繰り返しや量の問題です。



薬を使うより、良いものをバランスよく食べる
 昔から「百姓百層倍(農民の仕事は、種をまけばその収穫は百倍にもなる利の大きいものだという意味)、「薬九層倍(薬の売値は、原価よりはるかに高く、儲けが大きいことを意味し、暴利をむさぼる喩えとして使われます。)などという言葉があるように、薬は高いものです。だったら、変なものを食べて病気になるより、栄養価を考えて体に良いものをバランスよく摂取した方が薬代よりはるかに安くつきます。
「そうか、だったら美味しいものを食べた方がいい!」とばかり、食べ過ぎ、飲みすぎは絶対ダメ!
 100% 病気になります。その病名も、高血圧、高脂血、糖尿病、肝硬変、肝臓ガンを中心にその派生的病気の併発です。特に同じ加工食品の常用は、あらゆるガンの引き金になります。
サプリメントも国が認めたトクホ、栄養機能食品、機能性表示食品以外は一般食品扱いです。
どんな良い食品でも同じものを繰り返し摂取することは、好ましくありません。

2人とも専門家?
 とんでもありません! でも、仕事がら、及び大学でも、ほんの僅かだけ勉強しました。
highdy 家では、highdy も医薬品・化粧品・食品工場の計画や設計、いろんな食品の開発・試作品などを手掛けていましたし、紫陽花も食品製造会社で検査を担当していました。そのため2人とも有害添加物などに関する知識も多少あります。
そのため自家消費の野菜は可能な限り近くの家庭菜園で完全無農薬有機栽培をしています。庭で育てるセリ、三つ葉、ミョウガなどの香菜や自家製柚子ジャムやブランデー梅酒に至るまで無農薬です。
ご近所の主婦にブロッコリー、レタス、キュウリなどを差し上げると、無農薬野菜であることを知らない筈の子供が「美味しい」と言って、食べてくれたと驚きのご報告があります。
私たちも実験したことがありましたが、子供の舌は敏感です。自然の鳥や虫すら食べないような野菜には、美味しいものがある筈がありません。
それしか入手できない方々は、仕方がありませんよね。でも、ご安心ください。
なんでもかんでも添加物といって怖がることはありません。いくら信用できない厚生労働省と言えども、ある程度の安全性は確かめたものを認可しています。それにいまの時代、添加物の無い食品を選んでいると、食べるものはなくなってしまいます。
但し、繰り返し同じものを摂取することだけは、極力避けるようにすべきです。



簡単に薬を処方しない医者
 一般的に医師(厳密にいうと歯科医師を除く)は、薬に関する知識は薬剤師と同様幅広い知識を持っています。ただ、どうしても自分の専門分野に偏りやすいもので、担当する病が早く確実に治れば「名医」と呼ばれます。担当外の病など知ったことではありません(! ?
ところが近年は行政の指導もありますが、そうも言っておれず、薬の飲み合わせや副作用などの問題で、現在使用中の薬と照合し厳しく管理するようになってきました。薬剤師はもちろん全く同じです。
ひと昔前までの医師は、「大して用がなくても患者を安心させるために薬を処方する」と言われ、薬の種類や量が多過ぎて食事もできない患者も沢山いました。そのような医師も、いまは薬の弊害がだんだん理解され、簡単に薬を処方しなくなっています。8020 運動で、痛くても簡単に歯を抜かない歯科医と同じです。



医者の話のついでに  歯科医師と医師の違い
 基本的に教育年限6年間以上で、歯科医師は歯学部を、医師は医学部を卒業した者が国家試験に合格してなることができますが、歯科医師は歯科医師法医師は医師法法律の管轄が異なります。
基礎科目
(解剖学・生理学・病理学など)では、歯学部でも医学部も全身に関しては同様のことを学び、歯科医師でも死亡診断書を書くことができます。ですから、ロキソニン系の痛み止めなどは、治療部位が違っても同じものが処方されることは多いですよね。
ただ
歯科医師の場合、臨床科目の内容が歯学の専門性に沿ったものであり、対象部位も限定され、歯科治療に付随した行為であれば全身麻酔・呼吸管理だって可能なのです。

薬機法って知っています?
 「薬機法というのは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」という長~い名前ですが、ひと口で言って「旧・薬事法」のことです。
新・薬機法へと変わり 、これまで以上に安全対策がより強化されました。 ご興味のある方は少し覗いてみるといいかも?
 薬機法が規制する対象は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器です。




本日もご来訪いただきありがとうございました。

  
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9 コメント

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裏付けのある知識に私たちは少しでも近づけるよう・・・ (fumiel-shima)
2020-04-29 11:21:56
いつもながらhighdyさんの博学多才ぶり
に驚かされます。
よく雑学と博学は混同されがちですが
highdyさんの幅広い分野にわたる豊富な
知識は決して雑学ではなく博学です。
雑学も誰もが容易に得られるものではなく、意欲や努力がなければ決して得られ
るものではないと思いますが疑問や
好奇心から発することが多いとされる
雑学と学問の積み重ねなどによる体形的
な知識の博学は似て非なるものだと思い
ます。
その説得力ある博学に触れる機会を多く
与えていただいている私たちは今日も
また感謝して拝見し、少しでも身につく
よう努力したいものです。
返信する
Unknown (southandnorthface)
2020-04-29 11:36:22
ほんと、その通りだと思いますね。
テレビでこれがいいと紹介されるとスーパーでその商品が軒並み無くなる…。
みんな商業的な情報を鵜呑みにして批判的な見方ができないことにいつも失望しています。メディアは神の託宣ではない!

単なる水ですら、飲み過ぎたら水中毒を引き起こす。ビタミン剤も飲み過ぎると癌の発症率が高まる。

食べ物はすべて異物で、食事はメリットとリスクを天秤に掛けて摂取している。
その中でメリットを最大限にしてリスクを最小限にするのが多様性とバランスだと思います。

治療薬はいわずもがなで、できるだけ飲まないに越したことはない。
とくに高血圧剤はその最たるもので高齢者は血管が堅くなって血圧が高まるのは自然なことなのに、それをすべての年代に同一の基準値をもうけて適用する医療界には怒りしか覚えません。
返信する
質問デス (ダム)
2020-04-29 11:45:42
今回のブログ、いつにも増して硬派かつ示唆に富むものでした!
そこで質問です!
ビタミンCのサプリも害がありますか?
僕は20年来、上記の錠剤を寝る前に飲んでます。
ビタミンCは、必要以上は体外排出されること。疲れをとること。美容に良いことなどから愛飲しているのですが・・・。
マズイでしょうか・・・?
う~~ドキドキデス(>_<)
返信する
博学なんてとんでもない! (highdy)
2020-04-29 12:59:08
fumiel-shima さん
 いつも褒め上手なので、そのつもりで理解していますが、私のはあくまで雑学です。
あらゆることに興味があり、何でも知りたくなる悪い癖があります。尤も、その位でないと、プラントエンジニアは務まりませんし、いろんな開発もできません。ある意味「自称発明家」として仕事をしてきましたので、当然だと思っています。
そんなわけで、大学で勉強を始めたら自分の「馬鹿さ加減」に自分で納得し、気が付いたら5つ目の大学になっていました。流石に5つ目は先月末正式に退学届けを受理していただきました。
でも、知識が多いほど人生それだけ豊かになり、幸せを感じることが多くなります。
返信する
紙、消毒剤、マスクの不足など、メディアも消費者も変です。 (highdy)
2020-04-29 13:30:00
southandnorthface さん
 ご指摘のように、紙、消毒剤、マスクの不足など、メディアも消費者も変ですね。
もっと、落ち着いて行動はできないのでしょうか。メディアの情報に踊らされて、何かが少し不足すると、あっという間に過剰反応で品切れになってしまいます。
運動をしない老人は、とりわけ血管も固く脆くなります。適度な運動をし、動物性タンパク質(肉類)で強い血管を作り、余分(脂肪分・塩分・糖分)3兄弟を少なめに、高脂血・高血圧・糖尿病にならないようにすることが大切ですね。
外国人に多い菜食主義は絶対ダメです!
ビタミン類にもいろいろあり、虚血疾患の場合は、ビタミンC、B12いずれも該当しますが、特にB12の場合は肺がんをはじめとする発がん例が多い研究成果が沢山報告されているようです。
とにかく、どんないいものでも過剰・継続接種は禁物ですね。
返信する
ビタミンCだからと、安心はできませんね。 (highdy)
2020-04-29 13:58:12
ダム さん
 いつもご訪問ありがとうございます。
確か、厚生労働省の1日当たりの推奨摂取量は100mgだったと記憶していますが、摂取の時間が問題で3度の食事で摂る場合は200mgを超えてもOKです。
水溶性のビタミンCは基本的に体内に蓄積できず、摂り過ぎた分は尿中に排泄されます。
ただ、一度に3g(日頃余り摂らない人だとそれ以下でも)以上とると下痢をします。その原因は、本来ビタミンCは肝臓の免疫機能を活発し(だから風の時には良く効くのですが・・・)、守る働きがあります。しかし、摂り過ぎると肝臓が働きすぎ疲れてしまうのです。
 また、細胞や組織中の酸素濃度が急激に低下した、いわゆる虚血状態では、細胞の中にあるビタミンCは共存する鉄イオンと積極的に反応して活性酸素(← 病気の根源で良くない!)を多く産み出しだします。本来、ビタミンCには活性酸素を消去する良い働きがあるのですが、血液が酸素不足の時に大量に摂取すると、逆の働きをします。
活性酸素は、細胞組織にとっては破壊者でありガンの元にもなるものです。その意味で、大量の繰り返し摂取は厳禁(=「現金」出費の元)です。常用ではなく、不足を感じたときに摂りましょう。
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いつものことで、お恥ずかしい! 字句訂正です。 (highdy)
2020-04-29 15:16:44
上のコメント中「風」→「風邪」に。また「働きすぎ疲れ」→「働き過ぎて疲れ」の誤りでした。
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有り難うございました! (ダム)
2020-04-29 18:40:45
詳細なご教示、心より感謝申し上げます。
ここのところ、肝機能が若干落ちている診断結果が出ていました。
お酒は飲んでも、ビールなら350ccですし、日本酒もおちょこで3杯くらいなので、なんでかなぁって思っていましたが・・・。
ひょっとしたら、ビタミンcの過剰摂取がその原因かもと・・・。
いずれにしろ、摂り過ぎは良くないということですネ!
肝に銘じますっ。
返信する
とても良いお心がけです! (highdy)
2020-04-29 21:04:27
ダム さん
 肝臓は、栄養素など、あらゆる物質を化学的に作り変える働きはたらきを持ち、何千という酵素を使い、500以上の複雑な化学変化を起こしています。世の中にはいろんな人工臓器がありますが、人類は肝臓と同じ働きをする化学工場を、作ることができていません。
肝臓の主な働きは3つあり、 1つ目は、体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵(肥満の方は大体肝臓も肥大化しています)、2つ目は、薬やアルコールなど有害物質の解毒・分解(そのため適量を超えたアルコール分摂取は肝硬変を起こします)、3つ目が、食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌です。
胆汁は脂肪の消化吸収に重要な役割をするために必要なアルカリ性の液体でそれ自体に酵素は含まれてはいませんが、十二指腸内に分泌され脂肪の消化(分解)吸収に重要な役割をします。
肝臓を傷めると、万病の元になりかねません。肝硬変は肝臓がんの前触れで、そこにビタミンCの過剰摂取をすると、追い打ちになりますので注意が必要です。
私は誤診は少ないようですが、国家資格を持たない後期高齢者の偽医師(?)ですので、詳しくは専門家にお尋ねください。
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