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ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて近隣から遠方まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ2〜3日に1度のペースで掲載します。

シラコバト ツルシギ 川島町/渡良瀬 オオヒシクイ トモエガモ

2017-04-01 | 関東地方
菜の花とハイチュウ、コミミを求めて渡良瀬に向かいましたが、もう渡ったのか空振りでした。行く途中、川島町に寄って、シラコバトに会ってきました。警戒心が強いのか別の場所では、40m以内には近寄らせてくれませんでしたが、車中からなのか、今回は近くで、撮らせてくれました。シラコバトは、埼玉県の県の鳥ですが、簡単には会えません。江戸時代に移入?されてから、かなり分布は広がったのでしょうが、現在では、日本で絶滅が危惧されている存在になってしまっています。そのせいか、何か華奢で、はかなく見えます。キジバト、ドバトから感じるたくましさは感じません。




渡良瀬では、先週と同じ場所にまだホウロクシギがいました。いることが広まっているのか、今回は、ギャラリーが10人ほどいました。

キジ♂が間近に出現、こちらを全く気にする様子がなく、画面からはみ出してしまうので、少し下がって写真に収めた次第です。

干潟のような川を見ると、ツルシギが2羽いました。まだ、夏羽には程遠い姿でした。真っ黒な夏羽は40年前に見たきりです。


載せ忘れていた冬の水鳥を夏鳥に切り替わる前に載せておきます。12月18日に狭山湖にやってきたトモエガモ♂です。

12月23日に稲敷市稲波干拓地での亜種オオヒシクイです。この日は、10時半ごろ飛び立ちましたが、1月28日に再度来た時には、8時ごろに飛び立った後でした。今シーズンには131羽きているそうで、後で写真を見ると、マガンも混じっていました。




ハイイロチュウヒ♀ チュウヒ ホウロクシギ コミミズク 渡良瀬 菜の花堤

2017-03-25 | 関東地方
菜の花堤と勝手に名付けましたが、野焼きの終わった渡良瀬遊水池の堤で待ちました。どうもコミミズクの出は悪くなっているようで、菜の花を眺めるばかり。夕刻になって遠くの方から低く飛んでくる鳥があり、最初コミミかと思いました。が、近づいてくるのはハイイロチュウヒ♀ではありませんか。菜の花の海に漂うように花の上を低く飛んでくれました。





ハイチュウが現れる前にチュウヒ♂成鳥か若鳥?が飛んでくれましたが、菜の花の上は飛んでくれませんでした。

かなり前(16年12月17日)ですが、チュウヒ♂大陸型もいました。

3月4日に菜の花と絡んだコミミです。このころは、まだ出ていましたが、出現時間は17時と遅くなっていました。




菜の花堤に行く前に谷中村北側の葦原に立ち寄りました。野焼きの後で見晴らしがよく、水の張られた田んぼのような所に、ホウロクシギを見つけました。渡良瀬に渡りの途中に立ち寄ったようです。




ニュウナイスズメ 鴻巣市川里中央公園 ヒレンジャク 秋ヶ瀬公園

2017-03-25 | 関東地方
満開の安行寒桜にやってくるニュウナイスズメに会ってきました。スズメは花ごと摘み取って、花蜜を食するようですが、ニュウナイスズメは嘴が少し細いのでしょうか、盛んに花に嘴を差し込んで、花蜜を吸っていました。たまに花ごと摘み取って嘴に咥えますが、そのシャッターチャンスは少なかったです。時々飛び去るので、近くを探してみると、公園脇の木の上に9羽の群れを見つけました。








翌日(3月26日)小雨の中、2年ぶりに秋ヶ瀬公園のヤドリギにやって来たヒレンジャクに会ってきました。残念ながら1羽だけのようです。♀若鳥に見えます。ヤドリギの実を食して、まどろんでいますが、ふっと遠くに飛び去ります、暫くするといつの間にか戻ってきていました。






クマタカ ベニマシコ シマアジ 3月武蔵国西部

2017-03-04 | 関東地方
大空を舞うクマタカに会ってきました。昨年生まれの若鳥にもう1羽の若鳥(以前に生まれた兄妹かもしれません)が加わり、両親と合わせて4羽のクマタカを観察できました。なかなか近くでは見れませんが、やはり、大きくて、素敵です。





クマタカの姿が見えない時に近くを散歩するとベニマシコの小さな群れに会いました。写真はまだ赤みの少ないロゼの♂です。


詳細な場所を教えていただき、野川のシマアジに会ってきました。近くに多磨霊園や自然公園があるとはいえ、市街地を流れる小さな川に綺麗な繁殖羽のシマアジ♂がいるなんて‥‥、不思議な感じでした。(2月26日)





リュウキュウサンショウクイ トラツグミ ルリビタキ 冬の狭山丘陵

2017-02-26 | 関東地方
新聞でも話題になった亜種リュウキュウサンショウクイ。分布は四国、九州南部での留鳥もしくは冬鳥と図鑑には記されていますが、今シーズン関東のあちこちで報告があります。温暖化の影響かもしれませんが、分布を広げているようです。我がフィールド狭山丘陵でも見ることができました。カラ類に混じってサンショウクイらしく素早く動き回って、時折、あのヒリリリを聞かせてくれました。



黄色と黒の鱗模様が素敵なトラツグミ。森の地面にひっそりといるのを遠くから見つけ、そっと近づきます。多くは、いるのに気づかず近くから飛び立たれてしまいますが、遠くに飛び去らず、枝に止まってくれれば、シャッターチャンスです。





ルリビタキは今シーズン、狭山丘陵では、メスタイプしか写真に収まってくれませんでした。

昨シーズンまで6年にわたって、同じポイントにやってきて、我々を楽しませてくれた♂成鳥が、今シーズンは姿が見えませんでした。最初に会った時から、成鳥羽でしたので、少なくとも8歳以上になる筈です。姿を見せなくなったのは、やはり、歳のせいかもしれません。遺影?を掲げます。





オオマシコ♂ad 2月県民の森(2/2)

2017-02-25 | 関東地方
ギャラリーが少ないせいか、午前中、頻繁に出現し、しっかり餌を食べて、喉が膨らんで見えます。お腹いっぱいになったのか、午後になるとどこかに飛んで行ったまま、なかなか戻ってきません。ヒトの方も三々五々と山を後にされ、ヒデびたき一人のみです。それでも、近くを散策しながら待っていると、来ました来ました。ヒトがいないと警戒心が緩むのか、取り囲むようにオオマシコ、アトリが採餌し、独り占めです。おかげで、雪上の写真も撮ることができ、日が長くなったせいか、光量もまだ十分あり、綺麗でした。♂成鳥のみ並べました。












オオマシコ アトリ マヒワ 2月県民の森(1/2)

2017-02-25 | 関東地方
2ヶ月ぶりにオオマシコに会いに県民の森に出かけました。今年は雪が少ないようで、山道に多少雪は残っていましたが、問題なく到着しました。ギャラリーはさすがに少なく、オオマシコの方が多い状況になっていました。相変わらず、10羽以上でやって来て、♂成鳥も2羽いました。雪といってもザラメですが、一緒に撮れました。
オオマシコの♂若鳥は赤みが強く、喉と前頭部が少し銀色に光ります。♂ほどではないにしても、赤みがあれば♀成鳥で、なければ♀若鳥のようです。






今年はアトリの当たり(当とり)年のようです。20羽以上頻繁にやってきます。もう、頭部が黒くなっていて、綺麗です。


マヒワも来ましたが、すぐそばまではなかなかきてくれません。


アオシギ クイナ タシギ 武蔵国西部の湿地の冬の鳥達

2017-02-18 | 関東地方
情報をいただき、潅木の生えた湿地で初めてアオシギに会えました。英名Solitary Snipeの通り、単独で、ひっそりとジシギらしく長いくちばしを地面に差し込み採餌していました。地味な模様ですが、なかなか渋く、何か惹かれます。







金山緑地公園のクイナとタシギです。土手の上で静かに待っていると、クイナが葦の間から出てきてくれます。夕日を浴びて、クレソン?の上に来たときを狙いました。遠目では、目立ちませんが、よく見ると渋い、素敵な鳥達です。






ヤツガシラ アカハジロ 2月の珍客

2017-02-11 | 関東地方
図鑑や写真を見るとその容姿に憧れ、会いたくなるヤツガシラ、2年前、所沢にやって来た時には、よっぽどツキがないのか、0勝7敗と惨敗し悲しかったです。それがやっと遭遇です。館林のつつじが岡公園に現れているということで、2月11日に駆けつけました。7時過ぎに到着したところ、駐車場はまだ余裕がたっぷりあります。あれっ、と思いましたが、奥の方に車がぎっしり、広い駐車場だったのです。公園にはもう既に100人近いカメラマンがいましたが、皆さん手持ち無沙汰。また、振られるのかとウロウロしていたところ、8時ごろ、梅林に現れて、飛び去ったとのこと。いるんだということで、待っていましたが、昼前になっても気配がないので、多々良沼で暇つぶししようと出た途端、「出てるよ!」との連絡、駆けつけると隣接した畑のビニールハウスの間に居るではありませんか!感激の初見でした。その後3時過ぎに公園をウロウロしていると数人がカメラを向けているのが見えたので、行ってみると、隣接した空き地に居るではありませんか、しかも、15メートル先、夢中でシャッターを切りました。草の間で見えなくなったのち、猫が狙っているということで、有志が飛び立たせて、ことなきを得ました。嬉しいライファーでした。






翌週の2月19日浮間公園にアカハジロが飛来しているということで、早朝から駆けつけました。東アジア限定で、1,000羽を切っているという希少種、しかも、日本にまれに来るのは、メジロガモやホシハジロとの雑種がほとんどとのこと。逆光の中みると、雑種らしいところはないようです。近くにいる時は、逆光、順光の時は、遠い。で、条件は今ひとつですが、2週続けて希少種との邂逅は無事果たせました。






コミミズク(2) 1月渡良瀬遊水池

2017-01-14 | 関東地方
今季4度目になる渡良瀬遊水池のコミミズクに会いに、鳥友HMさんと行ってきました。風が強く寒いせいか、昼過ぎに到着時1度見たきり、出てくれません。凍えながら待っていると、風が止んだ3時半ごろから、頻繁に飛び回り始めました。菜の花が咲き始めた土手の上を飛んでくれ絵になります。おまけに、狩りに成功して、ネズミを平らげるシーンまで撮る事が出来ました。日が沈むとピタッと出なくなり、引き上げましたが、コミミズクって夜行性じゃなかったっけと不思議な感じです。











コイカル 1月埼玉県西部 イカル、シメの群れに混じって飛来

2017-01-08 | 関東地方
イカルの群れにコイカル♂♀が混じっているとのことで駆けつけました。都市公園のケヤキ等の木の実を地面で採餌しますが、散歩の人が通ると直ぐに飛び立ち、また、直ぐに戻ってくるのを繰り返します。最初にシメがやって来て、その様子を見てからなのか、イカルがやって来ます。コイカルはイカルの多くが飛び立っても、動じることなく、最後まで残っていることが結構あります。










コミミズク(1) 12月渡良瀬遊水池

2016-12-17 | 関東地方
今シーズンは冬鳥の飛来が多いようですが、コミミズクも大挙して来ているようです。少なくとも渡良瀬遊水池には、数多く飛来しているようで、カメラマンも大挙して押し寄せています。こんなにコミミを沢山見たのは初めてのことなので、2月までに5回も渡良瀬を訪ねました。来るたびに出る時間が早くなるようようで、天候、特に風によっては、昼間から飛び交っているようです。










オオマシコ 12月県民の森

2016-12-10 | 関東地方
今シーズンオオマシコが結構な数飛来しているようです。県民の森で13羽確認できました。♂成鳥、♀成鳥、♂若鳥、♀若鳥全て確認でき、♂成鳥は少なくとも2羽いました。集合場所にいない時に周辺を散策すると、近くの木の上で休んでいたり、ヤマハギ等の天然の草木の実をついばんでいるのが観察でき、なかなか旺盛な食欲だと感心します。あたりを散策すると、ウソ、マヒワ、アトリ、ルリビタキ、コガラ等が見られ、冬の山上で頑張っています。












ニシオジロビタキ 武蔵野公園12月

2016-12-03 | 関東地方
武蔵野公園に喉のオレンジ色のニシオジロビタキが来ているという事で、やっぱり出かけました。黄葉したコナラの巨木にヒタキらしくいました。下嘴が黒いので、オジロビタキと判定したのですが、上尾筒が真っ黒でない、喉のオレンジの境界が不明瞭等で、総合的にはニシオジロビタキだそうです。まだまだ、同定力は甘いです。さて、コナラの黄葉と喉のオレンジが競って、季節感ありました。








トラフズク 11月秋ヶ瀬 ペリットを吐き出すのはやっぱり大変?

2016-11-20 | 関東地方
今年も竹やぶにトラフズクが越冬に来ました。いつも見えやすい位置に止まってくれるわけではないのですが、この日は、上半身が良く見える位置にいました。16時ごろ、妙な動きをするので、連写し、後で写真を見ると、苦しそうにもがきながら大きな塊(ペリット)を吐き出し、その後、目をパッチリと開けていました。。偶然、面白いシーンが撮れました。