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流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

天元突破グレンラガン 24話 を語る

2007-09-09 10:15:21 | <天元突破グレンラガン>
朝から花火がまた上がったようです。
アークグレンラガンの見せ場が22話だけだったのには少し残念です。
つーかギガドリルでるのね、アークグレンラガン。
バンクのギガドリルブレイクを意識した感じだったなぁ。



脚本:砂山蔵澄 絵コンテ・演出:中山勝一 作画監督:久保田誓 桑名郁朗

巨大化したニアの裸体を見るのがなんか見てはいけないものを見せられた気分。シモンは他の人に見せられて嫌じゃないのかなーとかそんな心配をしてしまいました。なんか見たいけど見せられてるのが気分悪いんだよなー。その辺アンチスパイラスもわかってるのかなー、とか妄想。朝のアニメなんだから配慮してくれー、と一応言っておこう。

皆殺し。グレン団のメンバー達が命を散らしていく話。Aパートからいやーな予感がしましたがまさかここまでやるとはなぁ。1人が逝くと連鎖していくようにバタバタ。それを背負って超銀河大グレン変形ってところで切られると消化不良ですぜ。割とモブキャラっぽいグレン団メンバーですが、3部以降は双子を中心に割と目立ってきていたんでその辺の調整は良かったかなぁ。『自分達はグラパール隊』という双子と『グレン団』としての双子というのも面白い点。グラパール隊はあくまでグレン団と分けて考えてるのが少し垣間見れるようなセリフ回しだったように思います。あくまで『グレン団』という枠組みに賛同した連中がこのアニメで重要なポイントなんだろうな。『アニキに賛同して』って点は重要なんじゃないかなぁ、と思う。アニキも死んだんだ。死者作るグレン団。アニキのグレン団はここに散ったのかもなぁ、と思ったり。ギミダリは昔のシモンの生き写しですか?

敵がガンメン?を使ってるのに突っ込まないのが疑問だなぁ。アンチスパイラルの正体というのもこの作品の重要な点だと思うんですが、あんまり話題にならないなぁ。3Dでないということに結構驚いたんですが。この辺は後のフォローが入るんだろうか。アンチスパイラルの謎解きでわかるのかな。



最終決戦!りょーちもさんや沓名さんなんかが参加されてる回はバトル回になりましたねぇ。ニアが巨大化するのはお約束なのか。しかもエロイ。見所が結構あったと思うんですが、見てて反応できたのは影なしミサイルと双子大爆発。おそらく沓名さんとすしおさんかと。双子爆発後のダリーも特長有り気でしたがあそこもすしおさん?双子爆発は死んでいったものたちを象徴するようなでっかい花火で作画的にも演出的にもなかなかくるものがあって楽しめました。双子が双子を助ける図というのも面白い。アイマスの爆発も良かったけど、またいい爆発が見れて良かったな。

納豆ミサイルっぽかったり、キングキタンの捉え方がなんかいい感じだったりと個人的に楽しめるところも結構ありました。しかし、14話と同じで派手だったなぁ、という感想に落ち着いてしまうのでした。予告見ると変形した姿がちらりと見えましたが、なんか最初マジンガー系っぽく見えちゃいました(笑)
次回はアールの方々かぁ。楽しみです。


アニメ雑記 9/9 を語る

2007-09-09 01:01:48 | ■アニメレビューとか
●さよなら絶望先生 10話



exstraアニメーション
絵コンテ:龍輪直征  演出:宮本幸裕 原画:阿部厳一郎 小林調


たぶんOPのことですよね・・・?本編のパロもそうなんでしょうか?
こういうことしてくる監督以下スタッフが好きです。OPディレクターは尾石さんではなくコンテ・演出の方がOPでクレジットされてました。大量の手とか、そういう手だけってのはなんなんだろう。尾石さんなんかネギま!?辺りから結構使ってるような気がしますが。しかし、コレ作監がいないのね。総作監が手を入れてるんだと思いますが。阿部さんは原画上がってから月詠OPなんかにも参加されてましたし、こうした止めも結構描いてるんですかね。ぱにぽにの同人誌なんか見るとエフェクトばっかり描いていたというし色々やりたい方なんでしょうか。どうでもいいですが、OPにニコニコ動画っぽい文章のところでイヌカレーと書かれてるんですが、あのイヌカレーと何か関係があるんでしょうか?ちょっとよくわからないです。
あー、どうでもよくはないですが、尾石さんはコンテとか切らないのかなーと思ってた矢先だったのでどっかいっちゃったのかと不安。やっぱ『ef』に全力投球とかなのかなぁ。



脚本:久保田雅史  絵コンテ:福田道生  演出:宮本幸裕 板村智幸

黒板ネタでフィギュアネタがあってその後にフィギュアで下見のネタが。この辺狙ってるのかなぁ。この辺フィギュアの扱い方とか坊さんの絶望したとか全体的なレイアウトとかが結構良かったです。どこかしら龍輪さんがやってるのでしょうか?フィギュア関連はスタッフの言葉が本編に反映されてるのが面白かった。スタッフネタが特に強調されてたのがCパート。視聴者の声にキャラクターがスタッフの言葉を伝えるという。なんか言い訳がましいグダグダ感がたまりませんなー。楽屋ネタは好きなんで楽しませてもらいました。あー、原作者の生前葬の様子を収録してくれたらDVD買いかな。

●アイドルマスター XENOGLOSSIA



脚本:花田十輝 絵コンテ:松尾衝 演出:玉川達文 作画監督:稲吉智重 椛島洋介

ロボに告白するってのはやっぱ電波なんだけど、妙に引き付けられるなぁ。千早がインベルに熱心なところやそれに無理についていこうと、距離感を縮めようとする雪歩の描写が結構痛々しい。何気に春香のために尽くそうとする伊織がカッコよくてよかったな。伊織を中心とした中盤のドラマも薄味ながらも展開を盛り上げていて面白かった。千早&雪歩、春香&伊織の対比や真との闘いと伊織目立ちまくり。前回は春香の意識のシフトの仕方に納得がいかなかったけれど、今回の意を決して走り出すところとか演出と合わせっていいシーンでした。なぜ血を見せたいのかは疑問でしたが。その辺は少女を甚振る松尾演出でしょうかね。

バトルバトル!エフェクトとか見せ方が面白かったなぁ。Aパート終了直前の爆発は小松さんでしょうか。最近見た中では一番目に付いた爆発でした。伊織のバトルも良かったですね。今まで突っ込むだけのバトルが多かったのでそれとは違った見せ方が活きていた気がします。真を吹き飛ばす辺りとか面白かった。ネーブラ内での伊織の振り向きとかコクピット内の伊織の見せ方も面白くて迫力ありました。
今回は春香の走るシーンの見せ方が見なれないせいか面白かったです。引いたカットでロボットの上を走っていくのは面白い演出で作画も良い感じ。特に走り出してから次のカットでネーブラに掴るところとか。なんかカリ城とか思い出しちゃいましたよ。玉川さんが絵コンテ・演出だと思ってたんで、こんなコンテ書く人だったとは意外な気がするな、と思っていたら松尾さんでした。もうキャラクターしか私は見てないので話がよくわからなくなってるのはちょっと反省。個人的にはもう少し真にフォローを入れてほしい気がしたなぁ。

●ひぐらし解 9話



絵コンテ:福田道生  演出:則座誠
作画監督:森木浩文 鈴木彩子 作画監督補佐:小原渉平 岡戸智凱


圭一に妙にひきつけられました。思わずウホッ!てなる(笑)
聡子が暴れるところとか妙な臨場感があってグッとくるなぁ。教室のシーンと同じ方なんでしょうか。んー、ちょっとよくわからない。2期は1期に比べると綺麗に整えられているなぁ、という感じですが、それが今回妙に目に付く感じでした。ひぐらしは原作を知らないのでアニメ見るのが毎回楽しみです。

梨花が大人びてる、というのは声優さんが声を変えることで意識させてましたが、酒飲んだりさせて大人の女性っぽく見える描写を入れてきてるのとか年を食った人独特の嫌な感じが個人的には面白い。ひぐらしが団結や友情という方向に舵をとったり、ループのファンタジーだったりの展開が個人的に引っかかってたんですが、最近は梨花がこの運命から逃れられるか?それともまた死ぬのか?とちょっとドキドキさせられます。

http://09052563.at.webry.info/200709/article_15.html
いつも覗かせていただいてるところから。
センチメンタルジャーニーで思い出したちょっとした話なんですが、確かまさひろ山根さんがキャラデザ受けて落ちてメカ一筋に進んだという逸話をラジオかなんかでやってたのを思い出しました。でもOPで自転車とかメカをちょろっとやったそうな。OPは木村貴宏さんなんかも参加されていたそうですね。山根さんはラジオでキャラももっとやりたいみたいなことを言ってたので、色々期待してたんですが、ちょうど今度やるバンブーブレードの制作がASTAで山根さんが作監する機会もあるそう?です。某パートとか某コンテを見るに(又聞きですが)キャラやる意欲は高まってるみたいなんでちょっと楽しみだったりします。


天元突破グレンラガン 23話 を語る

2007-09-08 15:49:15 | <天元突破グレンラガン>
最終決戦前。
ロシウとの仲を取り戻す。ちょっと説明回っぽい流れだったけど。



DVD見直してて思ったんだけど、リーロンは芝居付けというか、そういうのが一貫してたキャラだよなぁ、と思った。4話のグローブ?はめてちょろちょろ操作してるところとか2話のカミナとの絡みとか、そういうのが今回の話に繋がってたんで少し気になったり。やわらかい腕使い、指使いがリーロンにずっと使われていたなぁ、と。そういう所を踏まえて、この作品で一番キャラが立ってるのはリーロンかもなぁ、と思ったり思わなかったり。立っているというより濃い、って感じか。



シモン、ロシウをぶっ飛ばす。8話と同じで平松さんなのなかなぁ?ちょっと疑問。
今回ちょっとした人物に力を入れていたように見えました。
作鬼でもあそこのカットでしたし、そういうとこ見てほしいのかなぁ、と思いました。
キノンが抱きつくとことか。ワープシーンは一番の見せ場で派手で良かったです。

次回からは初期の戦闘尽くしみたいになるのかな。
どうでもいいんですが、思うに、グレンって3部の途中から時が逆転したような印象がするんですよねぇ。今までの話数と似たような構図とか話を引っ張りだして話を作ってるからか最終話は1話に戻るような気がする。まあ、1話の冒頭が最終話臭いというのも関係してるのでしょうが。というか最終回だろうなぁアレ。そういう所を狙っているような気がするので、今後もしかしたらあのキャラやっぱ出るんじゃねーかな、と思うんですよねぇ。期待しすぎか。
まあ、とりあえず次回に期待。


アニメ雑記 9/7 を語る

2007-09-07 03:38:53 | <モノノ怪>
●モノノ怪 「鵺」

今回のが自分のイメージする『モノノ怪』だったかなぁ。
今までの中では一番良かったです。海坊主も良かったけど。
『鵺』の特性を利用した演出というか構成がハマッていて見やすし面白かった。
薬売りが本来行ってるモノノ怪退治って普段はこんなもんじゃないのかなぁ、
というイメージがなんとなくあったからかもしれないけど。



鵺は見る人によって姿を変える、見方が変わるという話。
形、真、理の3つがなければ剣は抜けないっていうのと上手くマッチしてる。
鵺という存在を3つの点から重ねてみる。異なる3点から見てやることで鵺の本体が浮かび上がる。そして鵺とのバトルに持っていく、というのが綺麗なんですよね。理を薬売りが暴くところとか鵺の設定を上手く使っていて面白いかった。相手に自分の存在を認知させなければ自分が存在できない、という話だと思うんですが、薬売りの背後2点から鵺を移すことで2つ視点、2つの存在を持たせて鵺を見る。そうすることで鵺が浮かび上がる、という。そういう言い方はしてませんが、見る人たちがもつ鵺の像は見方が違っても鵺であることには変わりはないし、それらを合わせて見れば1つの立体が浮かび上がる、要は3D眼鏡みたいなもんなのかなぁ、とそう思いました。まあ、そういう意味じゃなくても鵺を複数の点から見る、というのは面白かったです。

その像を浮かび上がらせるために3人の男達がいて、それを順番に消し去っていくのも気持ちがいい。形式的になんかRPG臭い感じがする。フラグを立てるというか。3つのことを成すことで鵺というボスが出てくるっていう。部屋の四方の使い方や襖の使い方&見せ方も計算されてる感じがして良かったな。気持ちよく見せてくれた、形式として綺麗だった、というのが個人的に見てツボでした。色使いも形式的にハマッていて、最後にその意味がパァとわかるのも面白い仕掛け。バトルは相変わらず面白かった。

今までの座敷童子の外人、海坊主に出演していた声優の若本さん、のっぺらぼうに出演していた緑川光さんとか、ちょっとイメージがズレテルかなぁ、という部分がこの話に無かったのも個人的に印象がいい点かも。次回も楽しみです。


アニメ雑記 9/5 を語る

2007-09-05 02:50:33 | <School Days>
●OverDrive 23話
絵コンテ:DOJAG-A-GEN 演出:黒田幸生
作画監督:清水泰夫     総作画監督:岡勇一 北田勝彦


ジャイアンツ回。Aパートのラスト付近の接戦は武装錬金なんかでも浮いたシーンやってた人かなぁ。鷲尾の回から気になってるんですが・・・。オバドラが終わったらジャイアンツ回関連をまとめたいなぁ。
今回Bパートが素晴らしいくらい馬鹿な話でした(笑)
原作の恋のABCのやり取りが好きで、じゃあZは?とか思っていたんでその疑問を解消できて良かったです。もうレースも長引いてグダグダしていたのでこういう馬鹿な展開は大歓迎です。というよりこうした密談が好きなんだよ。オタクが萌えについて語ってるようなジリジリとした感じが溜まらんね。



すげぇ構図。どこのストリッパーですか。
男が女不在で語るロマンス(笑)は面白いと思いますが、最後のオチでそれが異性からは肯定されない図であるところもなかなかのオチ。15歳の熱い青春です。同年代設定でもSchool daysのような日常はあんまりなので、こっちを私は押します。他の方のABC論を聞いてみたい気さえしてきます。



こんな話に長回しで椅子を直して座るという動作を入れてくるところにある種のカッコ良さを感じます。こんなカットを用意してくる辺り、スタッフの気合を感じずにはいられません。話に合わせて楽しませてもらいました。レイアウトとかは抜けそうで抜けない感じがもどかしいなぁ。このもどかしさがなんとも言えない。しかし話とどことなく合ってる気がするから面白く感じるんだよなぁ。次回も楽しみです。


●School days 10話
グレンの感想書くかぁ、あ、オバドラ面白、こっちをまず・・・と思ったらこのアニメに全部持ってかれた。まあ、予想はできた展開だった。伏線もあったし、原作も頭の中に入ってたし。でも、実際見てみるとドン引き展開だよね・・・。というのは嘘だけど。

冒頭の炎の中の誠と世界、それを見つめる言葉、そんで最後の引き。
なんかもう展開はこうです、ということなんでしょうか?
前、世界史の教科書が気になるって書きましたが、
あれもう世界死とか世界が生きた歴史って意味でとってしまっていいかも。気が早いけど。


メールって結局『見えない言葉』なんだよなぁ。自分と相手しか普通は見ることができないから、そこにいない相手と気軽に隠れて会話ができる。その言葉を知らないし聞いていないなら、やっぱ相手を信じたいんだと思うんだな。その超極端なのが言葉で、名前の通り言葉しか聞かない。『誠の言葉しか聞かない』って書くとその通りだから面白い。

刹那もなぁ、その時の考えで全部行動してるのが刹那的というか。
誠と接吻、寝たりしたらもうその時点で世界を裏切ってることになることに気づけないほど必死だったりするのはわかる気もしないでもないけど・・・。電車で世界とすれ違うところの世界と刹那の誠に対する思いの交錯とも取れて良かったです。向かうものと去るもの。空港での落胆、世界を裏切ってしまった自分を責めるような席替えエピソードは個人的には楽しめました。どうでもいいけど刹那に肩入れしてるせいか、全然悪い子に見えてこないから困る。きっとウチの子は悪くないという親はこういう心境なんだろうなとか、無駄な妄想をしてしまった。

サブタイトルは『心と体』、言葉も刹那も肉体と心の求めてるものにズレが生まれてきてて面白いなぁ、と思いました。しかし、世界はあんまり悪くないような感じだなぁ、TV版は。この話に限ってかもだけど。流石にメインヒロインが死ね死ねコールはまずいという判断でもあったのかなぁ。まあ、ぶっちゃけ全員肉欲に塗れていて、まともじゃないですが(笑)
最初の頃の誠の馬鹿っぷりはどこに消えたんだろうなぁ。

最後の怒涛のラッシュはこの作品の人気の核となってる部分が如実に現れてきていて、次回が凄く楽しみになる引きになってました。盗撮にセックス上映会に他の女とやりまくる誠に包丁が入ったカバン持ちの言葉かぁ。金属音が素晴らしいです。次回が楽しみです。


しかし、最近は使用済みゴムを弁当箱にいれてみたりするアニメもあったりもえたんがあったり、ぼくらのとかあったり、悲惨なアニメが多いような。秋の新番見るとどれも似たようなものにしか見えなくてふーむ、と思ってみたり。


らき☆すた 22話 を語る

2007-09-04 02:25:25 | <らき☆すた>
10話の予想は見事にはずれましたね。
大ホラ吹いてすいません。

脚本:賀東招二 絵コンテ・演出:高雄統子 作画監督:西屋太志

らき☆すたはこの話のために見てきたようなものなので、
後半はかなり魅入ってしまいました。





4話15話辺りで気になったカットが繋がってきてテンションMAX。母親ネタに集中していたのでこの辺からエピソードが始まるのが凄くうれしかった。この辺は予想が当たって注目してた甲斐があったなぁ、という感慨深さがあって個人的には満足のいく演出でした。15話の担当は今回と同じ高雄さんですね。やはりこの時から狙っていたんでしょうか。カットの意味合いがいまひとつ理解できてないのが残念。



回想シーンは音楽も力入ってて満足。
回想シーンで一番凄いと思ったのは、父&母の出来事がこなたたちが通った日常に繋がっていること。みんなでこなたの買い物に付き合ったり、海に行ったり料理を作ったりポニーテールにしたり、そうした日常の出来事がこの回想シーンに集約されていて、今までの日常話を楽しんでいたほど、このシーンへの思い入れは強いのではないかと思いました。12話の脚本は今回と同じく賀東さんですが、あの回でこなた父たちが『プロットが通った』みたいな話がされていて、こなたがお茶を持ってくるシーンがあったと思うんですが、そのシーンと回想のかなたが父に夜食を持っていくシーンなどが繋がってきていて、今までの日常と過去とを対比させることで互いに作用しあってる面白い演出だなぁ、と思いました。もう少し繋がりを強められるカットだったらわかりやすくて良かったかも。こうした過去の話を魅せつつ、現在のこなたたちの日常にある種の尊さを持たせることができる演出がいい、と言えばいいのかなぁ。賀東さんがこの話で起用されることが前提で12話の脚本があったのかなぁ、と思いました。
かなたとこなたが似ている、父とこなたの趣味が同じ、というのも重要なポイントかな。

実は私が気づかなかっただけで他にももっと色々手掛かりがあったのかもしれません。

繰り返す日常も振り返れば輝かしいもの。らき☆すたの最終回でも差し支えないまとめ方だと思います。まあ、でも、やっぱこなたたちで締めなければならないと思いますけどね。あと、やっぱ京アニはこうだよなぁ!というものを見せてもらえたんで、その点でも満足です。



少し引っかかるのがこなたのしてるゲームですかね。無音でコントローラーカチャカチャやってるのはちょっと勿体無かったかなぁ、と。私はギャルゲーとかでもやらせて、母親と関係あるようなゲームをやらせるんじゃないか、とか深読みしてたんですがそんなことは無かった。

このゆたかを風呂に行かせてからの流れは読んでいた流れなだけに楽しめたんだけど、上に挙げたところだけでなくて他にも勿体無いなぁ、と感じるところも少なくて絶賛できないのが個人的には悩ましい。例えばこなたの扱い方とかかなた登場の流れとかかなたに視線を送る父とかね。その辺はちょっと気になっちゃいました。ただ、回想パートなどの繋げ方は素直によかったと思います。かなたがきた、というかなたのいる世界を表現するような処理がかなた視点を大事にしていていいな、とも思いました。高雄さんのこれからに期待。


今回は他にAパート最後あたりのつかさのネタとか他にも目に付いたところが。つかさのアレはいい加減アドリブなのか脚本なのかコメントが欲しいところです。まあ、ラジオも関係資料も目を通してないんでアレなんですが(苦笑)

西屋作監回だからか、それとも原画の方なのかはちょっとわかりませんが、中抜いた芝居が入ってるんですが、なかなかきまってくれない感じ。かがみが電話してるところとか長回しで芝居を見せたいんだと思いますが、どうもそういうわけでもないらしく、らしくないなぁ、と感じます。こなたが虫を叩いてるところはちょっと面白いと思いましたが。ケレン味のあるカットを入れることでこなたのすばやい動きを表現してました。少なくとも今まではあまり見せた事のない作画だったと思います。手の誇張などがkanon 13話などで見せた舞のアクションシーンと印象が似てるので、大藤佐恵子さんor唐田洋さんor内藤直さんのどなたかかなぁ。今回も割りと手を動かしていましたね。

さて、残り2話。次回はなんとヤマカン・待田脚本らしい。期待。


アニメ雑記 9/2 を語る

2007-09-02 03:00:17 | ■アニメレビューとか
アイマスの各キャラのCDジャケが結構好み。
並べてみたら結構いい感じかなー、と思うけど手が出ない。

●アイドルマスター XENOGLOSSIA 22話
ナデシコがやりたいのかなぁ、とか思ったけどよくある話なのかな。


●ジェネオンクラブ
苺ましまろ。次回はガンパレみたい。秋の新番とか先行でやってくれないかなー。ちょびっとでいいから。苺は細かい芝居が小気味良くて見てて楽しいなぁ。今更ながらキャラの服も結構拘ってそうだなぁ、と思った。


●もえたん 
パロディが結構面白い。エヴァパロ、少し貞本キャラを意識した感じだった。
始まる前はあんまり作画は期待できないかも、と言われてましたが良い感じ。
監督や演出さんが引っ張ってきてるのが大きいのかなぁ。


●School Days 9話
誠発情中、世界嫉妬中、言葉暴走中、乙女乙女モード、刹那の気持ち。
このアニメはキャラクターの印象を書くだけでなんか面白くなる。というのも皆名前が大層なもんだから何か大仰なことを書いてるように見える。『世界が言葉を殺す』とか書いたら、なんか意味深に見える人もいるんじゃないかと。そういう意味で人の感想を見るのが面白いアニメである。原作もノベルタイプだったらそういう面白さがあったのかもしれないけど、原作もアニメだしなぁ。アニメだと普通に名前で通用するから文字に起こすと面白い文章になるんだなー、というのがわかる。この辺、狙っているんだとしたらなかなか考えてるなー、と思う。

そういえばAT-Xでは年齢制限が設けられるそうな。
どんな展開に転がるか楽しみです。


●魔法少女リリカルなのはStrikerS 22話
うーむ、という感じ。
どうでもいいけど、水樹奈々はいいとは思うんだけど技名叫びは微妙だなー、という話を弟としたら
『その上手く言えてない感じが、「少女が頑張ってます」的で味があるんだよ』
と返されて、もう声優を語ることは無理だなー、と感じました。


●絶望先生 9話
部分的に凝ったカットがチラホラ。
最後のパロラッシュは中澤さんという感じかな?
ぱにぽにのように突き抜けたパロを入れられないのがイマイチ遊び切れてない印象を受ける。


●視聴中
瀬戸、溜まっていたものを一気に。ターミネーターの回に入ってる方々は他の作品でも割と作画が面白い回に参加されてるなぁ。これからにも期待。これと『ぽてまよ』は今期見てて気持ちよいアニメだなー、と思った。更新はしばらくしてましたが暇を見つけてひとひら、精霊の守り人とか見たり、化猫見返してみたりダブルウィッシュみたりKYOを見てみたり。神戸守アニメを見てみたり。もう少し更新したいけど、どうにも眠いんだー、コレが。