流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

TARI TARI 2話 を語る

2012-07-09 22:05:08 | ■アニメレビューとか


なんつーか坂井さんが絶対2人に背を向けないようになってる椅子が気になる。
これがセルならまだ動きを入れる気配を読み取れるけど、
背景の置物のように置かれていて、
絶対に坂井さんは2人から目を離しません、
っていう意識付けされてるようなそういう感覚。
前回の拒否はなんだったのだろうかと思わずにはいられないけど、
とりあえずそういう物らしい。



校長先生。
今回は外から室内を見せるショットが目立っていたような印象。
窓に反射した緑が綺麗ですね。



やっぱり端。
あーしかしやっぱ坂井さんは可愛い。カワイイ。





楽譜見るときは眼鏡しないんだなー、
じゃなくて、後ろ髪引かれるような構図なんかが引っかかる感じ。
曲から母親の面影を見ているシーンでこういうのを印象づけるのが気になったかなと。
姿すらも見せない場面とかあるし。



教頭を笠に着る。
教頭という権威が坂井さんを自動的に合唱部から遠ざけてくれる。
ドアが自動に開くのはそういう意識かな、と。
今回もドア開閉は気になる感じ。



合唱部の練習の美しさを窓越しに見せ、



校長が見たいと思った風景は既に合唱部にあり、
坂井さんは教頭越しに通りすぎていく。



急遽頼まれて本番に参加。
坂井さんの着替えシーンやカバンのキーホルダーとか、
色々キャラを売らされてる感じが正にtrue tearsの比呂美さんそのものだなーと。



教頭を笠にしていたはずが謎の招集。
オカシイ。でもオカシクない。
教頭を説得したのは来夏。
来夏の願いは正当性を持つなら叶えられてしかるべきという判断なのか。

坂井さんの窓越しは雨。
一人で会場で待たされる、一緒に参加するはずのない合唱祭。
しかし教頭に呼び出されたのに、
今度は教頭に頭を下げてる。
みんな来夏に振り回されている。



コンテの安斎剛文さんってこういう光の使い方好きなのかな。
Angel Beatsの担当回が個人的に好みだったので引っ掛かり。



そして最後に自分も舞台に上がる坂井さん、と。
母親を思い出す曲っていうことだったけど、
そこから先への掘り下げは今回なしで少し残念だったな。
来夏の成功っていうのが前にあるせいかもしれないけど、
坂井さんの話を追いたい自分とのギャップを見せつけられた感じ。

うーん、坂井さんが比呂美なら、来夏は指すじめ緒花ってところなのかもなー、と。
花咲くいろはって職人の世界に放り込まれた少女の話って気がしたけど、
祖母と緒花の関係が教頭と来夏にダブるような感じするかなというか。

この作品で嫌だなーと思うのはその来夏に振り回されるのを良しとしてしまうところかな。
でも旅館の経営と違い来夏の活動は学校生活から大きく逸脱しないし、
尊重されるものなのかもしれないとも思えてしまう。
個人的にはそういう構造を持ってくるところが、
生徒の自主性という言葉をポジティブに捉えすぎてて感じが悪くも見える。
特に校長が来夏を肯定しているわけでもないっていうところがあるために、
来夏に振り回される展開っていうのが、
まんまと来夏に利用されてしまった、みたいに映る面っていうが少なからずあって、
その影のせいかちょっと楽しみきれない感じがするかなーと。

認められてないのに認められてしまってる、
っていう面が個人的にはやっぱ気になる。
坂井さん自身がなぜ了承したのかっていうのもちょっと不透明だったし。
ただそういう子なんだ、っていう格好なのかなぁ。
雨、傘のイメージは坂井さんのイメージとして使ってるし、
また何かしらあるのかなー。
監督が脚本やってるので、この振り幅は狙ってやってるんだろうけど、
これが最後にどう実を結ぶのか、私気になります。


1 コメント

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Unknown (流星の人)
2012-07-10 22:13:14
間違えてコメント消しちゃいました。
緒花の名前直しておきます。
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