流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

kanon 16話 を語る

2007-01-19 16:10:23 | <kanon>


舞編終わっちゃってモチベーション下がってますが、まあ、最後までやります。
いなくなった真琴を意識させる場面を入れるなど、ちゃんとフォローができてるのは上手い。



コンテ、演出:吉岡忍 作画監督:米田光良

久々の吉岡さん演出回。今回は色々見所が多かったような。実験でしょうか?
後半の栞と祐一が教室で栞の病気について語るシーン。kanonは女の子たちと喋る時に向き合うことを意識してると思いますが、教室のシーンではあえてお互いを見ないようなカット。そんなシーンはありそうですが、ここは意識的に入れてきてますね。それと香里と学校で栞について話すシーン。外灯の下に立ってる祐一、暗闇にいる香里と、栞に対する思いの伝え方を明暗であらわしていて興味深い。明暗というのは以前の吉岡さんのイメージでそういう風なことを書いたと思うんですが、それを強く強調してきたような感じ。ただ、香里の方が暗すぎてよくわからなかったりするのが勿体無い。まあ、でもここは思い切ったことしたなぁ、と言っておきたいです。教室のシーンも今見たら明暗が。このベクトルが行き過ぎると新房監督のようになるんですかねぇ(笑)
外灯シーンはかなり力を入れてるのがわかるんで、それだけでもお腹イッパイです。
参照:http://yaplog.jp/lucyman/archive/618



栞とのデートシーン。主題歌を流すようなのはここがたぶん初です。ここは栞が生きているのをかみ締めるようなシーンと取ればいいのか、それとも演出の色気と取るべきかちょっと悩みます。普通に考えれば前者ですけどね。ここでの楽しい時間と、後半の衝撃の告白を関連付けるのが目的だと思いますが、なんかここではただ演出家が色気を出して使ったんじゃねーの?という考えが浮かぶわけで。ここで『主題歌』を入れる必要性を特に感じないというか。それだったら今までも使えたところは作れたんじゃねーか?という卑屈な妄想が。
まあ、私が卑屈になってるだけだと思いますが(笑)



今回も全員をある程度扱ってますね。特にAパートは名雪、あゆに力入ってます。
確実に栞パートに進んでますけど。舞の意味深な言葉などもありで良かった。
軽くなった言葉ですが、『ありがとう』などのセリフとか、舞編をある程度フォローしてるのも良い。
ああ、栞終わった後が急に気になりだしました。
最後はあゆで締めでしょうが、名雪をどう決着させるかがとても楽しみです。


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