流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

雑記 1/17 を語る

2011-01-17 09:43:12 | ■雑記
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読んだ。なんか続刊は半端に終わるらしいのでとりあえす2巻まで。
とにかく紅真九郎っていうキャラを取り巻く環境がいいなぁ。
真九郎自身がよく過去を回想するけど、それが今の真九郎を形作ってるのがわかるから清々しい。
特に本編にそこまで登場しない幼馴染の銀子とのことを思い返すところが目立ってて、
真九郎にとってどれだけ銀子のキャラが大きいのかっていうのが伝わってくるようでグッときたな。
育て親兼先輩みたいな夕乃を通じて崩月家への感謝の念みたいのも結構出てくるけど、
それとなく一緒に過ごした時間が思い返せてるのがいい関係のように思える。
『~ギロチン~』は銀子を前に出してくるような巻でもあって本音で語り合える部分出てたし。
そうやって周囲に恵まれながらも、恵まれてたからこそ出てこなかった闇に紫が寄り添う形になってて、
真九郎の憧れとそれを包んでる絆のようなものがやっぱ心地良く映る。
銀子や紫の言葉を地の文で反芻するようなとこも真九郎の中の彼女たちを感じられてグッとくるな。
夕乃はなんかそういう部分では少し弱く感じたけど、自分が読み損ねただけかなぁ。
色々と暗い作品なのは間違いないんだろうけど、
暗い境遇をもつ真九郎の支えがどのようなものだったのか、
っていう他者との距離感を読むのが楽しかったです。
あと街の人々の姿を見てそこに向ける憧れを仕事をする前の心の栄養補給のようなものと語るけど、
凄惨なことが起こる現実でも日常はそんなことも匂わせないという、
そんな光景をそういう風に語れるってのを見てますます真九郎がなんだか身近に感じられるようで、
そういう部分も個人的にグッと来たかなと。
殺人鬼見逃したりとかそういうことでいいのかなぁとつっかかりそうな部分もなくはないけど。
あとあまり読み飛ばさないで読むことが出来たっていうのも大きかったかなぁ。
先が気になってしまうと特有の回りくどさだったりが煩わしくなって飛ばし読みになることがあるんですが、
今作は味わいながらスラスラ読めたんで読後感も良かった。これが文章がうまいっていうのかな。
うーん、まだまだこの作品読んでたいんだけど、続き読むのが怖いなぁ。
漫画版読むしかないんだろか。
とりあえずTVアニメ版も見ないとなぁ。ここから監督がどう持っていたか気になるし。


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帰省中に弟に借りてやってたゲーム。
なんか色々書こうとか思ったんですが、女の子可愛かったなくらいしか出てこなかった。
まあ一応ミステリーですしネタバレしそうなんで結局アレですが。


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