流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

けいおん!! 4話 を語る

2010-04-28 02:54:18 | <けいおん!!>


修学旅行。
らきすたの修学旅行と同じく京都。
今回は場面が変わるごとに澪を強調して、
そのあいまにキャラクターたちが暴れるって言うのが強調される回だったなぁ。
手前からインしてきたりとかカメラに向かって走ってきてカット割ったりとか、
けいおんでこういうのはちょっと新鮮かなぁって思った。



インアウトの繰り返し。
今回は京都の街並みだったり普段見ないようなレイアウトが多くて新鮮でしたね。
予告にあった京都タワー見てる辺りもアングルの面白さ光と影の対比などがあってカッコいいですし。
しかしこの後さわ子先生がキレたところのOFF台詞とか普段こんなことしてたっけと引っかかり。



旅館内の澪の描写なんかは澪中心って部分が出てる気がしたなぁ。
寝るときに電気消すところだったり、
仕切ってるのを強調するかのような部分も目立ってましたし。
その中から外れて澪が眠ったら唯に寄っていく触れ幅もあったりとか。



この辺の絵柄とか動きとかなんかいつもと違うなって感じ。
律掴んでる辺りとかうーんってなる感じだったし、
澪が小ジャンプしたっぽく振り向くのとかうーんっていうか。



なんかあんまし見かけないレイアウト。
ここ背景の引いてく速度とかも見た感じ広い空間であるって感じだなぁ、と。
ズームしてフォローしてる風なのかなって感じだけど、
レンズ関係よくわかってないのでわからなくてムズムズ。
お風呂のところで会話を近くで聞いてるように距離を圧縮して、
切り替えしたときに実は結構浴槽まで離れてたりとか、
レイアウトで会話の距離感みたいのを扱ってた印象が結構強かったかなぁ。
アニメ的な嘘と実写的な部分が妙な具合に交じり合ってる感じというか。
風呂の部分だと律たちは澪たちに混ざってるかのような会話をしてたけど、
澪紬からしたら離れてるっていうギャップとか。
こういうのハルヒ見たときも出てたように思ったけど。
いやにわか知識なんですけどね。



この辺も気になるっていうか今回は色々と新鮮だった。



今回って会話が聞こえたり聞こえなかったりっていう部分とか、
OFF台詞の使い方とかちょっとそういうのが気になったかぁ。
声量的には聞いてると普段と同じ声なのにキャラクターたちには聞こえなかったり、
視聴者と画面のキャラクターとの聞いてる音の違いのギャップが気になるかなぁと。
大きな声で騒ぐのを注意されたりとか、関西弁とかも会話メインって部分を補強してて楽しめた。
音というのに拘るのは音楽系アニメとしては当然なのでしょうけど、
そういうギャップを生むことによる効果って何かなぁ、とちょっと引っかかり。
それとレイアウトでの距離感の作り方とかなかなかトリッキーなんだけど、
どういう意図なのかなって言うのが自分の中で消化し切れない感じ。
でもそういう部分含めて楽しんで見れたなぁ。



皆がぐったりするなか最後まで元気だった軽音部。
澪が頼りにしてた和が方向音痴で役に立たなかったのが、
グループまとめ役で切羽詰ってた澪の緊張を解かすかのように笑い出すのとか印象的だったなぁ。
澪がお菓子ばら撒いちゃうのもいい落とし方。
あと電車の中のシーンも、澪ってこんな風に笑うんだなぁっとなかなか印象的でした。
2期では1期では見られなかったキャラの一面が見えてきてそういうところ新鮮ですね。
しかし今回は『けいおん!!』だったのかとちょいと首を傾げたくなる気もするかな。

脚本:村元克彦
絵コンテ・演出:三好一郎
作画監督:西屋太志

楽器作監がいない回。前回に続いてかハルヒ総作監だった西屋作監。
演出の三好さんが原画までやってるのってかなりレアケースな気がします。
そういえば村元さんは前回も修学旅行回やってたっけ。
三好さんはこのシリーズでは初演出なので見てて色々と新鮮でした。
次回は2年生組の回になるのかなぁ。
あの3人が揃って行動する場面って今まで少なかったのでまた新鮮な回になりそうですね。
楽しみです。


コメントを投稿