流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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ローゼンメイデン オーベルテューレ 後編 を語る

2006-12-24 00:34:18 | ■アニメレビューとか

菊池聡延さん作監はいいなぁ。真紅の美しさ前回の3割増しだ。古賀誠さんなども参加してましたね。
この頃はまだ真紅と水銀燈は仲良しだったのか・・・、というより真紅が優しいやつでよかった・・・、とかこの時はちょっと思ってみたり。ローゼンメイデンは別に良作だとは特に思ってないけど、やっぱドールである彼女等を見ているのは面白い。人間よりも人間らしい、人形だから納得できる創造者への純真な想いが面白い。そこが彼女等の原動力にもなってますからね。お父様は言うなれば神様ですし。



蒼い子はいけない子・・・。ココから先は思わず息を飲むほどの緊迫感があった。
水銀燈の羽がひろがる所などはやっぱキレイですね。思わず見惚れてしまう。
ローゼンメイデンであることを誇りとしている真紅が水銀燈を認めたくないのはわかる気がする。
しかし、作りかけの水銀燈もまたローゼンメイデン。そのすれ違いが2人の運命を決定付ける。
ローゼンはかなりファンの目線見てるなぁ。
ああ、ヤバイ。今回のはかなり面白かった。予想以上ですよ・・・。
蘇った水銀燈と真紅が対峙し、戦うあたりはかなり良かった。久々に見てて心臓バックンバックン(笑)
コレで続編やらないなんて話はあるはずないと思うんで、監督にはオリジナルでもいいんで頑張ってもらいたいところ。



どうでもいいけど、真紅が苦しんでるとこは見てて辛すぎるんですが。
割と幻滅意見が多いみたいだけど、個人的には全然そんなことなかったけどなぁ。
むしろ水銀燈が真紅を憎むネタがよくわかってよかったけど。むしろローゼンの考えが知りたくなった。
そう考えると、やっぱシナリオで楽しんでるなぁ。
真紅と水銀燈もますますいいキャラしてるなぁ、と思ったし。

ジャンクと罵る真紅と切れて攻撃する水銀燈のシーンは見てて面白かった。それぞれのキャラクターの表情を上手く見せていたと思います。真紅の悲しみが怒りへ。水銀燈の優位な立場からくる高笑いは怒りの声に、と感情をシンクロさせていくのは見ててやはり面白い。女性キャラの演出の場数は踏んでるだけあって見応えありますね。2人を対比させるようなコンテでうまい演出だと思います。ただ物語の終え方がイマイチ半端な感じがしたのは勿体無かったです。もう少し良い落ちが欲しかったなぁ。薔薇を潰す水銀燈とか、トロイメントのラストを匂わせるとか。そこら辺がちょっと残念でした。

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