平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

世界平和瞑想&祈りの日(4)

2007年05月11日 | 世界平和瞑想デー
(5)http://www.globalpeacemeditationprayerday.org/info4.html

時間の同期

 効果を最高に高めるために、瞑想と祈りのタイミングは精密に同期されます。ただし、これらの行事は世界各地の遠く離れた地域で開催されますので、同じ時間に行なうことはできません。しかしながら、3つの特別な時間帯が設定され、採用されます。

◇東アジア/オーストラリア:昼前後

◇ヨーロッパ:昼、インド:午後

◇アメリカ中部時間の午後=ハワイ時間の午前

※より詳しい時間帯は
http://www.geocities.jp/byakkou51/20070520.htm
にアップしましたが、これも一部です。

各地の行事の時間帯が少しずつ違うため、5月20日は、日本時間の朝10時から夜11時まで、世界中で大勢の人々がたえまなく世界平和を祈り続けることになります。

(6)http://www.globalpeacemeditationprayerday.org/info5.html

〇結果の報告

 異なった信仰と東西の文化を結んで、世界各地で一連の大規模な祈り/瞑想が共同して行われるイベントは、まさに「世界初」です。このようなことはいまだかつて行なわれたためしがありません。この行事が複雑なコンピュータのような感受性が高い人工機器や相互作用を行なう人間集団に対して与える影響は、前例のない効果を生み出すかもしれません。

 それを統制され、科学的に検証可能な方法で示すことは、センセーショナルなニュースとなり、関心をいだくすべての人々にきわめて興味深いものとなるでしょう。それらの人々の中には、宗教的・スピリチュアルグループ、持続可能性意識の高い前向きの企業、公共メディアが含まれます。それは人類の未来にとってきわめて肯定的なニュースになるでしょう。なぜなら、それは、私たちの思考、いや私たちの意識すらもが、私たちの、そして私たちの周囲の人々の、生き方、行動の仕方に影響を及ぼすことができるのだ、ということを示すことになるからです。それはいわゆる「バタフライ効果」を生み出し、暴力と混沌に向かう解体の運命と、より平和で人間的で持続可能な文明に向かうブレイクスルーの運命との相違をつくり出すことができるかもしれません。ブダペスト・クラブ、宗教間協力で行なわれる世界平和瞑想と祈りの日の参加団体、そして個人的な協力者がこのプロジェクトを推進する任にありますが、彼らはその結果を適当なチャンネル(新聞発表、インターネット、テレビのレポートやインタビュー)を通して、地域と世界中に発表します。

※バタフライ効果
 気象現象のようないわゆる「複雑系」では、初期条件のほんのわずかな違いが結果における大きな相違を生み出すことが知られている。たとえば、アマゾンの密林で一羽の蝶が起こしたかすかな空気の振動が、地球の裏側の日本での台風のコースを変えたりする。まさに We can change the world.


〇今後の予定

 2007年度の宗教間協力の世界平和瞑想と祈りの日の成功を受けて、類似の行事が毎年行なわれるようになります。それは、2012年にブダペスト・クラブが呼びかける「地球を抱きしめる」儀式で頂点に達するでしょう。この行事では、大勢の人々が手をつないで、地球を一周する巨大な人間の鎖をつくります。地球上の様々な場所における地域的な瞑想/祈りの行事がすでに測定しうる有意義な効果を及ぼしてきたことを考えると、何百万人ものボランティアが手をつないで地球の平和と調和を瞑想し祈ることは、人間家族の生活と未来にとって危機的であると広く認識されている時点において、私たちの生活と未来のために決定的な相違をつくり出すことが予想されます。


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