平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

人類が心を一つに平和を祈る日

2007年07月31日 | 世界平和瞑想デー
毎年8月になると、日本人は平和の問題について否応なしに考えさせられます。8月6日の広島原爆記念日、9日の長崎原爆記念日、15日の終戦記念日があるからです。

これらの日々は、また祈りの日々でもあります。

8月6日の広島原爆の日には、8時15分から1分間黙祷が捧げられます。
8月9日の長崎原爆の日には、11時2分から1分間黙祷が捧げられます。
8月15日の終戦記念日には、正午から1分間黙祷が捧げられます。

今年の5月20日には「世界平和瞑想デー(Global Peace Meditation Day)」という行事があり、7月7日に「ライブアース」という行事があり、7月17日に「ファイアー・ザ・グリッド」という行事がありました。誰がどういうきっかけで呼びかけたにせよ、人類が心を一つに平和を祈ることは尊いことです。平和を祈る心の波動が一つに共鳴して、大きな力を発揮するからです。

そのエネルギーはおそらく「強さ(参加者の意識の高さ)×量(参加者の数)」によって決まるでしょう。平和を祈る人が一人でも多いほうが望ましいに違いありません。

しかし、その祈りを呼びかけるために「光の存在」だとか「宇宙存在」だとかの「お告げ」は必要ありません。まあ、そういうものが好きな精神世界系のオタクもいるのでしょうが、そういう怪しげなものから引いてしまう良識的な人々も多いわけです。

しかし、そんな「お告げ」がなくても、すでに

8月6日の8時15分
8月9日の11時2分
8月15日の正午

は過去60年間、毎年何千万人の日本人がともに祈りを捧げてきた日です。支持する政党が違い、信ずる宗教が違っても、この日に一度も平和の祈りをしなかったという日本人はいないのではないでしょうか。それができる日本人はやはりすごい民族だと思います。

一人ひとりの祈りは小さいかもしれないが、それが集まれば大きな力になります。

とくに8月6日、8月9日は、人類がこぞって祈りを捧げるべき日であると思います。それは、原爆犠牲者の冥福を祈る祈りでもよいし、世界平和の祈りでもよいでしょう。この日が、日本人だけの祈りの日にとどまるのではなく、全人類が世界平和を祈る日にならなければなりません。

今年はWorld Peace Prayer Societyが全世界の人々に、広島平和公園で行なわれる1分間の黙祷に全世界で同時に参加してくれるように呼びかけています。8月6日と8月9日が人類全体の祈りの日になる第一歩が踏み出されました。

世界人類が平和でありますように
May Peace Prevail on Earth



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