平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

皇室の慶事

2006年09月06日 | Weblog
秋篠宮家に親王様が無事ご誕生とのことで、慶賀にたえません。

実は、私の娘が生まれるときにも、母親が前置胎盤になりました。しかし、どういうわけか、自然に胎盤が正常位置に直り、娘は自然分娩で生まれました。担当の産婦人科の先生のお力もあったと思いますが、どうも胎児が自分の力で直したようなのです(お腹の中で実に活発に動く子でした)。生命誕生の不思議さを感じました。紀子様は帝王切開ということでしたが、手術後の経過も良好なようで、一安心しております。

男子が誕生され、これで当分は皇室典範を改める必要がなくなり、日本の世論が皇室問題をめぐって分裂することは、しばらくの間はなくなりました。

今上陛下のあとは、皇太子殿下、秋篠宮様、新宮様と、男系男子が皇統を引き継ぐことになります。ただし、親王様が成人し、ご結婚されても、そこにまた男の子が生まれるという保証はどこにもありません。そのことを考えると、現在のように男系男子だけで皇統を受け継ぐということは、いつか行きづまりになる可能性があります。また何十年か後に女系天皇を認めるべきだ、という議論が出てくることでしょう。

しかし、私は皇室の将来に心配をしていません。私は、21世紀以降における天皇という制度において最も重要なのは、おそらく男系男子という血(遺伝子)の継承ではなく、霊系統の継承であると考えるからです。天皇とは、天の白い王、高級神霊の受け器であると思います。地球の次元が上昇し、人類の霊的意識が目ざめてくれば、誰がその時代の天皇であるか、ということがおのずとわかってくるでしょう。男子であろうと女子であろうと、男系であろうと女系であろうと、人々は、白光に光り輝くその高貴なるみたまを即座に天皇として認めざるをえなくなります。

しかし、そのような時代はまだしばらく先のことです。人々の霊性はまだ開いていません。そういう時代に女系天皇を認めることは、よけいな混乱を招き、いまだ時期尚早なのでしょう。そこで天は、男系男子の天皇後継者を与えてくださったのだと思います。

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