天を突きさす大樹は 純粋への昇華!
オルフォイス(竪琴の名手)が歌えば 辺りは静まり返り
そこに芽生える 新たな開始と変化がある!..
森から姿を現した獣には 怖れも 咆哮もなく 聴き入る:
こんな獣には 魂の 在りや無しや・・)))
*リルケ「オルフォイスへのソネット」 第一部 1.より Rilke: Sonette an Orpheus
55編からなる この詩集は 夭折した少女への思いから生まれた。 そして、根源に近づきえたのは、死者と未来とが分かち合う領域であった。人は現在に安住しているばかりではなく、過去とも繋がっており、未来とも繋がり存在しているのだ。
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