松井秀喜WBC出場辞退。

2005年12月27日 | 松井秀喜
来年3月に開催される国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」への出場要請を受けていた松井秀喜が26日、最終的に辞退を決断。同日夜に関係者を通じて日本代表の指揮を執る王貞治監督に辞退の意思を伝えたもようで、日本プロ野球組織(NPB)もこれを了承。代わって中日・福留孝介が選出される見込みだが、日本代表は4番を失うことになった。
これは再三噂されていた、本来MLBシーズンの負担(影響)、ヤンキース球団がWBC参加に意欲的ではないこと、参加表明していたチームメイトAロッド、ポサーダの出場辞退、そして何よりもヤンキースは来季「世界一」を目指さなければいけないことにある。松井が日の丸を背負い、ドリームチームの4番としての勇姿を見たい人も多かったと思う。しかし松井は今ヤンキースの一員であり大型契約をしたチームに欠くことの出来ない選手となった。もしこのWBC出場で万が一松井の調子がシーズン中下降路線を辿ることは球団にとっても松井にとっても許せないことになる。シェフィールドが言っていたが「オリンピックでもない突発的に出来た開催にあまり興味がない」と言っていた。かたやイチローは「とにかく歴史の第一歩としてそこに自分はグランドに立って見たい」と選手意識も統一されていない。以前もサッカーW杯のように盛りあがりに欠けている野球。しかし開催してみて試行錯誤してみないと行く末は分からない。今回の松井の辞退は球団も松井も納得しての結果だと思う。個人的には単なるイベントでシーズンが疎かになるヤンキースは見たくない。今季地区Vはしたもののエンジェルス戦でチャンスに打てず最後のバッターになってしまった松井の姿は記憶に新しい。あの光景を見て、選手、監督が苦しいシーズンの終止符を打ったわけだが来季、ヤンキースはあの姿ではいけない。今季世界一になっていたなら松井出場もありえたかもしれない。とにかく松井は、ヤンキースは来季必ず世界一となってリングを掴まなければならない。賛否両論あるがここは松井秀喜のファンである俺は苦渋の選択だったかもしれないが、ヤンキース主力として大暴れする松井のレギュラーシーズンに大いに期待し来季4月4日の開幕まで万全の体制でシーズンに臨んでいただきたい。
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