三鷹市美術ギャラリーで開催中の
「和紙がおりなす日本の美」を見てきました
創業200年以上にわたり日本橋で
和紙業を営んできた榛原(はいばら)の主に
「生活とデザイン」に焦点を当てた展覧会でした
榛原の冊子によると
【「はいばら」はいつの時代にも
街ゆく人々の衣装や流行に強い関心を寄せ
粋な人々に似合う四季折々の意匠を考案してきた
優秀な作家(竹久夢二や河鍋暁斎 川端玉章など)と親しく交流し
団扇絵や便箋などの図案を依頼するなど
日常品である団扇や便箋などと言った小間紙に
各時代を代表する画家のデザインを採用することは
榛原に代々伝わる「生活と芸術を結ぶ」をいう
願いが込められている】
のだそうです
確かにその願いを裏打ちする素晴らしい作品が展示され
半ば圧倒される思いと共に
現在でも光を放っている高いデザイン性のある作品を堪能してきました
牡丹
「菊花尽くし」
圧巻はこちらの作品
会場内での写真撮影は禁止でしたのでパンフレットに掲載されている作品のみで
素晴らしい団扇やその他便箋やポチ袋等々の画像はありません・・・
世界でも認められている高度な和紙の技術は
すべて手仕事に支えられているそうです
世界に誇るこの技術が今後も更に発展し続けていって欲しいと願っています
日本画制作に雲肌麻紙や美濃紙などの和紙にお世話になっていますし
毎年立春過ぎから折り始める折雛🎎でも
和紙は私にとってはとても身近なものです(^-^)
お土産に
蛇腹便箋のレターセットを買いました
便箋の折り目にミシン目が入っていて好きな所で切って
使えるそうです
これで誰にお便り書こうかしらん・・・(^-^;
展覧会は2024年2月25日迄開催されています
JR三鷹駅の目の前のCORALビル5Fです
入場料は600円
65歳以上は300円でした~~(^-^)