難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

映画のバリアフリー 業界の取り組みに拍手!

2010年05月25日 04時40分58秒 | バリアフリー
補聴器メーカーの映画などのメディアのバリアフリーとリンクさせた活動は意義が大きい。
映画業界もテアトル蒲田に毎週日曜に字幕付き映画上映を行う取り組みを始めた。
相乗効果を期待したい。

ラビット 記
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シーメンス ヒヤリング インスツルメンツ株式会社(通称:シーメンス補聴器)は、映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の日本語字幕付特別試写会を、5月17日(月)、東京・大手町の日経ホールにて開催しました。

映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』難聴者のQOL向上を目指したシーメンス補聴器の取り組み日本語字幕付特別試写会を開催 - cinematopics online

全難聴より聞こえのお困りアンケート活動依頼

2010年05月25日 03時12分34秒 | 権利
全難聴は今年度の最重要課題として「聞こえのお困りアンケート」活動に取り組むことにしている。6月6日の補聴器の日は各協会で一斉に統一行動を予定。


ラビット 記
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全難聴事務局」より、聞こえのお困りアンケート活動協力の依頼が入りました。
http://www.zennancho.or.jp/info/100527ankeonegai.pdf
http://www.zennancho.or.jp/info/100527ankura.pdf
http://www.zennancho.or.jp/info/100527ankeomote.pdf
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「聞こえのお困りアンケート」活動へのご協力のお願い
社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会  
理事長 高岡 正

 加盟協会の皆さまには、日ごろより全難聴の活動にご協力いただきありがとうございます。

 5月総会でもお知らせいたしました、今年度の最重要課題として、全難聴では「聞こえのお困りアンケート」を企画しました。

 6月6日の補聴器の日に、各協会で一斉に統一行動に取り組むことにしておりますので、ご協力をお願いします。

 なお、全要研では、各支部、会員に対して、この活動に協力を依頼する文書を届けて頂いていますので、ご連絡を取って一緒に取り組んで下さい。

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取り組み方法等は添付資料を参考にご活用ください。
お困りアンケート用紙の発送は、5月25日(火)、26日(水)を予定しております。
各加盟協会宛 1000枚前後のアンケート用紙をお届けいたします。
お困りアンケート用のティッシュ、のぼり旗は別送致します。
日程が決まり次第お知らせいたします。よろしくお願い申し上げます。

実施方法、回収方法は資料を参照のこと。

ご不明な点は事務局までお問い合わせ下さい。
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「聞こえのお困りアンケート」活動へのご協力のお願い

社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
 理事長  高岡  正

 加盟協会の皆さまには、日ごろより全難聴の活動にご協力いただきありがとうございます。
 今年度の最重要課題として、全難聴では以下のような取り組み「聞こえのお困りアンケート」を企画しました。6月6日の補聴器の日に、各協会で一斉に統一行動に取り組むことにしておりますので、ご協力をお願いします。
 なお、全要研では、各支部、会員に対して、この活動に協力を依頼する文書を届けて頂いていますので、ご連絡を取って一緒に取り組んで下さい。

【はじめに】
 全難聴は2月の理事会で、「聞こえのお困りアンケート」活動に取り組むことを決めました。
 これは、内閣府で行われている障害者権利条約と障がい者制度改革の議論に合わせて、社会に広く難聴者、中途失聴者問題を啓発すると同時に、潜在的な問題やニーズを発掘することを目的にしています。
 難聴者人口は自分で意識しない900万人を含め1900万人もいます。これらの方々に全難聴と各協会の存在と活動を社会にアピールすることも目的の一つです。
 なぜ障害者の権利条約の協議に合わせてなのでしょうか。障害者権利条約は「すべての人と平等を基礎として」と言う言葉が何度も出てきます。私たち難聴者、中途失聴者が日頃の生活や就労の中で聞こえないことでいろいろな形の差別や虐待など不合理な対応を受けていないか、問い直そうとするものです。

【取り組みの意義】
 社会に難聴者、中途失聴者の聞こえの問題が非常に多くの人が困っていること、重要な問題であることを知ってもらいます。その中で多くの難聴者との出会いがあるはずです。
 様々な組織に協力をお願いすることで協会との新しい関係を築く効果を期待しています。
 また各協会が一斉に同じ行動を起こすことで全国の難聴者と連帯感を持ち、社会にいる難聴者のために活動することを自覚してもらいます。
加盟協会員のご協力をお願いいたします。

【アンケートの取り組み方】
 すべての協会が出来るだけ多くの市民にアンケートを配布します。今まで経験したことのないほど広範囲に配布して下さい。
 地元の要約筆記に関わるボランティアの方々、社会福祉協議会その他の団体と協力して、実行委員会を設けて運動を進めましょう。

 配布の方法はいろいろ考えられます。
1)組織的に、自治会や社協などに配布と回収を求める。
2)市議会議員を訪問して書いてもらう。
3)団地や村をポスティングする。
4)補聴器店、耳鼻科医院に置いてもらう。
5)一般の店舗に置いてもらう。
6)バスや電車に吊るしてもらう。
7)駅頭、街頭で配布する。

 6月6日(日)の補聴器の日に、全国の協会が一斉に聞こえのお困りアンケートの街頭宣伝に取り組みましょう。9月9日の人工内耳の日も取り組みましょう。
 全難聴で専用の「のぼり」と耳マーク啓発のティッシュを用意します。各地域独自のチラシと一緒に配布して下さい。
 また、この聞こえのお困りアンケートは全部カンパで賄いますので、カンパを呼びかけて下さい。

【アンケートの回収方法】
 アンケートの回収方法は個人情報が含まれることもありますので、三つ折りにして、配布者が回収します。また人に知られたくない様な場合は全難聴事務所に直接郵送(費用は回答者負担)またはメール、ファックスで送れるようにしています。

〒162-0066
東京都新宿区市谷台町14番5号 MSビル市ヶ谷台1F
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(略称:全難聴)
TEL:03-3225-5600 FAX:03-3354-0046
お困りアンケート用 E-mail:okomari@zennancho.or.jp
                  ↑@は半角に変えて下さい。
HP: http://www.zennancho.or.jp/

めざす会、緊急抗議声明発表!

2010年05月24日 23時13分20秒 | 権利
めざす会が、自公両党の障害者自立支援法改正案に政府与党が同調する動きに緊急抗議声明を出した。

自公両党の改正案は見ていたが、これのどこが「改正」か。
これが通れば、聴覚障害者のコミュニケーション支援の充実、特に要約筆記者養成・研修事業の通知も遅れることになる。
医療モデルから社会モデルへの障害の定義の変更、大多数の難聴者を支援する相談支援、エンパワメント事業も雲の彼方に追いやられかねない。


ラビット 記
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
   ニュース 2010.5.24 第10号(通巻118)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VICTORY━━━

◆(1)「自立支援法改正案」与党同調の急展開の動きに緊急抗議声明を発表!

たいへん驚く政治の動きです。
自民・公明が4月27日に提出した「障害者自立支援法改正案」に対して、与党民主党が国会対策上、表面的な手直しをして、同調するという動きが急展開しています。

本日、訴訟団はつぎのような緊急抗議声明(word添付)を発表し、記者クラブ、総理官邸、推進本部全閣僚、党首、衆参厚生労働委員、国会対策委員会に発信しています。
また、弁護団事務局からも、民主党・園田議員事務所、谷議員事務所、石毛議員事務所、厚生労働省・山井政務官室、厚労省記者クラブの幹事社、新聞記者等に発信しています。

水曜日の衆議院厚労委員会が大きな山場と言われています。
この「緊急抗議声明」を活用して、みなさんの声なども添えて、FAXやメール、議員や秘書への電話や直接訪問などなどあらゆる政治チャンネルを使って、「直ちに今国会における与党合意に基づく厚労委員会委員長提案を撤回し、自・公提案の一部改訂案については、廃案とする」
ことを強く求めてください。

………………………………………………
緊急抗議声明

与党による「障害者自立支援法一部改正案」提案に断固反対!

 2010年5月24日
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
障害者自立支援法違憲訴訟弁護団

 このたび、自民党・公明党提案にかかる障害者自立支援法の一部改訂案につき、政権
与党が、ほぼ同内容の法案を厚生労働委員会委員長提案として今国会に提案することが
確実視されていると報道されています。

 これが事実だとすれば,昨年の政権交代以来、政府・与党として首相及び厚労大臣が
一貫して表明し、当訴訟団との基本合意文書において確認された「障害者自立支援法を
廃止し、平成25年8月までに制度の谷間をつくらない新しい法律を当事者の意見を十分に
聞いてつくる」とした国及び与党の姿勢に真っ向から反するものであり、看過できない
重大な事態です。

 政府・与党は、障害者自立支援法に代わる新たな総合的福祉法制については、与党が
かねてより提案していた「障がい者制度改革推進本部」を内閣府に設置し、その下の
「障がい者制度改革推進会議」において、障害のある当事者中心の検討に基づき構築す
るとの閣議決定の下、精力的な議論がなされ、本年4月27日からは「総合福祉部会」が発
足し、新法制定までの当面の課題について意見集約をしているまっ只中にあります。

 にもかかわらず、そこにおける議論を一切踏まえず、自・公提案の一部改訂案に与党
議員が同調することによって提案しようとする今回の態度は、推進本部の存在意義を自
ら否定し、推進会議と部会を侮り、さらに障害者問題を国会の政争の具とするという、
政権与党のこれまでの政策・姿勢にも当訴訟団との基本合意文書にも背くものであり、
「私たちのことは私たち抜きに決めないで」という障害当事者の人としての尊厳を踏み
にじるものと強く非難せざるをえません。障害のある人にとって何が最善かは、当事者
参加による十分な検討によってこそ初めてわかる、ということを、政府与党が理解し、
障害者自立支援法制定時の愚行を反省したからこそ、基本合意文書が締結され、障がい
者制度改革推進会議が設置されたはずです。

 推進会議と訴訟団を無視した今回の法案には「遅くとも平成25年8月までに障害者自立
支援法は廃止される」ことも「施行の終期が平成25年8月までである時限立法である」こ
とも明記されておらず、障害者自立支援法違憲訴訟に基づく基本合意により廃止が決ま
っている悪法の延命を図るためのものと批判されて然るべきものです。また、内容面で
も今般の改正法案は、私たちが願う『改正』とはほど遠く、基本合意文書の水準を大き
く下回るものです。そればかりではなく現在進められている検証会議や推進会議・総合
福祉部会の存在を軽んじる以外の何物でもなく、ここでの論議の幅を狭めかねません。

 よって、直ちに今国会における与党合意に基づく厚労委員会委員長提案を撤回し、自
・公提案の一部改訂案については、廃案とするよう強く求めるものです。

以上

第25回通常総会終わる。

2010年05月23日 22時01分14秒 | PHSから
平成22年度の通常総会が終わった。

年初から、各専門部やサークルからの事業報告や決算報告を求め、理事会で何度も審議して、事業報告、予算案を決めた。

定足数303人中、出席が83人。意見や質問を述べた人、延べ7人だった。

都との交渉もあと1ヶ月。要求と説明の内容を考える必要がある。
353枚の出欠葉書に書かれた意見も含めて事業に反映しないといけない。
早速委員会の招集をした。


ラビット 記

「難聴者の生活」、満5周年を経過。

2010年05月23日 11時20分13秒 | 日記(つぶやき)

5周年、早いようで長い。長いようで短い。
難聴者の日頃の生活や実感を綴ることを目的に始めた。

毎日、見たり聞いたことを、難聴者としてどう見ているのか、どう聞いているのか、どう考えているのか、その切片をそのまま切り出して、外の世界に出そうと考えたのだ。
毎日考えたことを文章にまとめることが自然と癖になってしまった。

ほとんどPHSから入力する。入力するのは電車の移動時間が多い。
書き終わってすぐ投稿する場合が多いが、ちょっと考える時は保存 しておいて、1週間、1ヶ月後に投稿するものもある。

5年前に投稿した記事。
天国の人となってしまった手話シンガーのことも書いてある。
http://blog.goo.ne.jp/hearingrabbit/m/200505

福島大臣、インタビュー懇談に応じる。

2010年05月23日 01時43分32秒 | 障がい者制度改革
CS障害者放送統一機構から以下の案内があった。


ラビット 記
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皆様

「目で聴くテレビ」の「推進会議」特別番組第一弾「全日本ろうあ連盟理事長と福島瑞穂「推進会議」特命担当大臣とのインタビュー懇談」を19日大臣室で収録しました。

福島大臣はこの企画を快く受けていただき、懇談は「推進会議」に対する積極的な姿勢と会議に臨む大臣の決意をうかがわせるものとなりました。

話の中では、「推進会議」の位置づけに係る「設置法」の問題や「地域主権」が進む中で障害者福祉に係る「地域間格差」の発生問題などにも言及されました。
大臣は話の中で、「当事者の皆様にご心配をいただくことはありません」と言い切りました。

また、「目で聴くテレビ」への支援についてもお願いをしました。

このインタビュー懇談については
5月27日(木)20時30分から
6月 1日(火)21時00分から
に特別放送しますまた、「推進会議」中継終了後番組としても計画をしています。

JDFが地域主権改革と障害者施策に関する要望書を提出

2010年05月22日 01時44分41秒 | 権利
JDFが地域主権改革問題について、要望書を提出した。

障害者自立支援法では、地域生活支援事業が市町村、都道府県の裁量的経費となっているところから、地域財政状況の影響を強く受けることになり、コミュニケーション支援事業をはじめ多くの事業に地域格差を生んでいる。

その改正の方向は、義務的経費とする事と基準を大きく引き上げることが必要だ。
しかし、地域主権改革法案では、財源の使途、基準も地方に委ねる事になっていることから大きな懸念が生じる。

要約筆記者派遣事業も東京都みたいに市町村事業としてしまっては派遣の対象も
範囲も格差が拡大するばかりだ。


ラビット 記
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内閣総理大臣
 鳩山 由紀夫 様
内閣官房長官
 平野 博文  様
内閣府特命担当大臣(地域主権推進)
 原口 一博  様
内閣府特命担当大臣(障害者施策)
 福島 瑞穂  様

日本障害フォーラム(JDF)
代表 小川 榮一 

地域主権改革と障害者施策に関する要望書

 平素より障害者の権利の向上並びに福祉の充実へのご尽力に対し、心から敬意を表します。
 障がい者制度改革推進本部に置かれた障がい者制度改革推進会議(以下、「推進会議」)においては、各種法制度に関する議論が活発に進められ、当事者参加の下に新たな政策策定がなされるものと、多くの障害者ならびに関係者が、強い関心をもってその推移を見守っているところです。
 さて、昨年11月に設置された「地域主権戦略会議」においては、地域主権の確立に向けた法案提出を含むさまざまな工程が進められているとお聞きしています。
 私どもは、「地域のことは地域に住む住民が決める『地域主権』への転換」という方向性に異議を唱えるものではありません。しかしながら、公開されている工程等からは、地域における障害者関連施策の義務規定や当事者参加等の規定までもが、一律に自治体の裁量に委ねられることになるよう見受けられます。現時点では、このことにより障害者施策の地域間格差がさらに増大し、これまでの障害者運動により実現してきたさまざまな成果が大きく後退してしまうのではとの危惧を抱かざるを得ません。
 また、現在推進会議で議論している制度改革も、この地域主権改革の動向により大きく影響を受けるのではないかとの懸念も生じています。これまでの推進会議でも、度々、「障害者の地域生活や人権はどう担保されるのか」「障害者制度改革の中で示す方向との整合性はどうなるのか」との指摘がされてきました。
 つきましては、地域主権改革と障害者施策に関して、次のことを要望いたします。



1.「地域主権改革」の主管官庁及び関係省庁からの意見聴取の実施をお願いしたい。
現在議論が行われている「地域主権改革」は、障害者の社会生活・日常生活さまざまな分野に直結する問題となる。政府内でどのような議論が行われているのか、主管官庁、関係省庁から、現時点での議論の内容や今後の見通し等について、意見を聞かせていただく機会を設けていただきたい。

2.障害者施策に関わることについて、国会の場で、当事者・関係者が意見を十分に述べる機会を設けていただきたい。
当事者抜きに政策を決めてはならないと考える。「私たち抜きに私たちのことを決めないで」という言葉が、障害者権利条約の交渉過程において、世界中の障害者に言われてきた。また、障害当事者等が過半数を占める障害者制度推進会議の設置もなされてきた。こうした動きをふまえて、当事者が意見を述べるための機会を設けていただきたい。特に国権の最高機関たる国会での障害当事者の参考人質疑の実施を強く求める。

3.「障がい者制度改革推進会議」との連携をお願いしたい。
新政権における公約の一つとして設置された「障がい者制度改革推進本部」は障害者施策全般に亘っての施策決定の権限を持った機関と理解される。このことを法定する「障害者制度改革推進法案(仮称)」の早期制定が焦眉の課題であるが、同本部の下に置かれた「障がい者制度改革推進会議」において、6月頃を目途に「中間まとめ」を行うとしていることから、「地域主権改革」によってその議論の枠組みを制約することのないようにすることを強く求める。

4.「地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案」について、内容をさらに精査し、障害者の人権・尊厳を確保するものとしていただきたい。
 障害者自立支援法の改正において、人権に直結する運営基準は「従うべき基準」、その他の運営基準は「参酌基準」となっている。「参酌基準」の中には「居室定員4人以下」など、明らかに人権に直結する項目も含まれており、劣悪処遇への後退が懸念される。人権尊重の観点から、これを担保する仕組みが必要である。障害者施設における人員配置、居室面積、居室定員などについて実態把握のための調査が必要であり、実施を求める。

5.今後の義務づけ・枠づけの見直しについて、慎重な検討をお願いしたい。
「計画等の策定及び手続き」について、「廃止又は条例委任」の考え方が示されているが、ここでも、計画の策定状況、内容、策定への当事者参画、進捗状況、財源確保などを検証する必要があり、安易な廃止又は条例委任がされてはならないと考える。

「障害者基本法」    都道府県・市町村障害者計画の策定
「障害者自立支援法」  市町村障害福祉計画の策定
「障害者雇用促進法」  公務部門における障害者の採用に関する計画の作成
「バリアフリー新法」  移動等円滑化基本構想の内容、高齢者・障害者等、その他利害関係者の意見反映

6.ひも付き補助金の一括交付金化について、慎重な検討をお願いしたい。
 「ひも付き補助金」とは何かを明らかにする必要がある。補助金の使途、金額の多寡、市民生活とのかかわりなど、精査する必要がある。一括交付金化によって、障害者施策の財源がこれ以上縮減されてはならない。むしろ、施設、病院からの地域移行を進めるために、全国的な基盤整備こそが求められている。また、障害者制度改革の立場から、地域生活中心のサービス・財政構造への転換を、国は率先して進めていかなければならない。生活者の目線に立った議論をお願いしたい。
「中央集権」対「地域主権」といった議論の進め方には違和感を覚える。「コンクリートから人へ」、「生活が第一」という政権理念に基づいて、人を、生活を見つめながら、あるべき「地方自治」についてともに議論していきたいとの思いを付言しておきたい。
以上

日本障害フォーラム(JDF)
日本身体障害者団体連合会
日本盲人会連合
全日本ろうあ連盟
日本障害者協議会
DPI日本会議
全日本手をつなぐ育成会
全国脊髄損傷者連合会
全国精神保健福祉会連合会
全国社会福祉協議会
日本障害者リハビリテーション協会
全国「精神病」者集団
全国盲ろう者協会
全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

連絡先 事務局(日本障害者リハビリテーション協会内)
    電話:03-5292-7628 FAX: 03-5292-7630

5月21日(金)のつぶやき

2010年05月22日 00時09分59秒 | 日記(つぶやき)
18:17 from movatwitter
勤務先から2分。ホッピーの新工場、姿を現す。「第3世代感動工場」と建築計画標識にある。6月30日に完成予定。地元のブルワリーだから新工場のホッピーがもらえるかな。


18:24 from movatwitter
関係性の障害は聴覚障害だけではない。ただ聴覚障害 の場合、日々の情報欠損、コミュニケーション不全の蓄積によって形成されていくのが特徴だ。


18:30 from movatwitter
ろう重複障害者と歩む会の製造、販売するどくだみロ ーションは年間6000本の隠れたヒット商品だ。肌 荒れにも効くかもと職場の女性にあげたらテレビでやっていたのでどくだみの葉を乾燥させているところだって...


18:40 from movatwitter
今退社。10日ぶりに出勤したけれど電車に乗り 遅れて冷や汗かいた。休むはずの課長がいた。何かトラブルですぐ出かけてしまった。帰社後月曜日休むって。火曜は午後から休むことにした。
19:04 from movatwitter
あちゃ。駅に着いたら定期を入れたウェストポーチを 会社に忘れてきたことに気が付いた。また戻らないと。勤務先にはツィッターに関心のある人はいてもアカウントはもっていないことがわかった...


by hearingrabit on Twitter

難聴者の社会福祉実習10日目終わり。

2010年05月20日 20時43分00秒 | 社会福祉の学習
今日で10日間の実習が終わった。

10日間の実習で感じたことを一言で言えば「なかまは一人一人味があるなあ」ということだ。
ときおり見せる嬉しそうな笑顔、これを見たら、ああみんな同じ人間と思う。

「重い」障害があってもその時々の適切な支援を受ければふつうに生活できる。
毎日の作業と生活の繰り返しを見ながらふとそう思った。

我々の視点で見るのではなく、なかまの視点になって考えれば価値観が違う。
これが施設長のいう「個性」というのだろう。

難聴者の社会福祉実習で得たものは大きい。それが形あるものになるにはまだまだ時間がかかる。


ラビット 記

難聴者の社会福祉実習9日目終わる。

2010年05月19日 17時56分47秒 | PHSから
今日は施設が委託を受けている清掃事業の清掃を一緒に作業をした。

終わった感想は複雑だ。
なかま4人と職員2人、アルバイト1人とで地域の公民館の清掃を行うが、清掃業務を15年、20年も続けてベテランのなかまがいるが1ヶ月の収入が数万円でしかないこと。しかし、施設にとっては事業収入の8割を占めている。
重度の障害者であっても仕事は出来るし社会からもっと仕事を与えられても良いと思ったこと。

長年仕事を担当してきたなかまが他のなかまに気配りをしながらチームをまとめているのはすごい。実習生の自分にもいろいろ気を遣ってもらった。
これだけの力のある彼がどうしてこの仕事だけとすら思ってしまったこと。

支援をしている職員も長い間一緒に支援しているからこそ仲間の変化が読みとれる。

知的障害を持ったなかまは同じ施設の職員、なかまとしか意志疎通が出来ない。しかし本人にとっては十分ではないので孤立している(ように見える)が、難聴者の社会から孤立した状況に似ているように思えたこと。
つまり理解者が周囲にいればかなりの「社会的活動」が可能なのに、理解もなければ支援もなく社会から疎外されている状況が同じ。

暗澹とした気持ちというのが正直なところだ。

自分の使っていたタオルをあげただけでとても喜んでくれたなかまの笑顔が素敵だったことが救いか。


ラビット 記

※写真は地域の支援組織の事務所兼作業所。

難聴者の社会福祉実習8日目終わる。

2010年05月19日 09時13分32秒 | 社会福祉の学習
昨日18日で8日目の実習が終わった。

毎日同じようなプログラムを実施しているようでもその中でなかまの成長について新たな発見があり、日々学びの連続だ。

現時点でのなかまの活動の様子を見るだけで判断せず、過去からの成長の途中という視点が必要で、もっと成長するという確信が必要だ。

学校からコーディネーターが実習中の様子を確認に来た。
あと2日。あすは、なかまと一緒に委託事業である清掃作業に同行する。

ラビット 記

難聴者の介護実習7日目終わる。

2010年05月19日 08時36分28秒 | PHSから
実習で2回目の月曜日だった。

月曜は自宅に帰っていたなかまがまた一緒に寝泊まりするために帰ってくる日なので、駅の集合時間が平日より30分遅い。

1週間を経過したが、戸惑ったことは二つ。
一つは、なかまとどう対応すればよいか、一人一人の能力がどこまであるのか事前の説明がなかったこと。

あれこれ言葉で説明を受けても、実際には本人の体調、前日までの環境、なかまの態度、一緒に働くメンバーの顔ぶれなどによりいろいろな変化が発生しているので概略でしかない。

軽作業を一緒にしながらなにをどこまで支援するのかそれもなかまをよく観察して、支援員の対応の様子を見ることで学ぶしかない。

もう一つは、コミュニケーションの意味を捉え直すたいと考えていたが、そのことについて考え違いをしていたことが分かった。
それは「言葉」にこだわりすぎていたことだ。
昼食後や休憩の時間に向き合って「対話」することと思っていた。
コミュニケーションは言葉がなくても通じることが出来る。
共通の言葉を持たないなかまたちは彼ら同士でコミュニケーションしている。

挨拶一つにしても、手をあげる、ハグする、ハイタッチする、こんにちはの手話をする(ほとんど人差し指を曲げるだけ)、触手話をする、アイコンタクトする、笑顔を見せるなど一人一人違う。


ラビット 記