難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ろう重複障害児者施設の「新法」移行問題

2011年02月12日 17時13分23秒 | 難聴一般
ろう重複障害児者施設を運営する法人の理事会、評議員会があった。

新法というのは昨年末突如として出されて強行採決で可決された障害者自立支援法「改正」法が、施設から地域への移行、職住分離を促進するものだったのだ。

一方、入所施設の定員以上の希望者をどうするのか、急きょ、対応を迫られている。


ラビット 記
※デパート前はチョコ売場でごった返している。

ADAと公共政策改善の戦略に関するシンポジウム

2011年02月12日 10時36分06秒 | 障がい者制度改革
標記シンポジウムの開催を知らせたが、主催者からパネラーの変更があったとのこと。
http://blog.goo.ne.jp/hearingrabbit/e/8837c12f6497f0aaccde654b159967b6

日本でどのくらいアメリカの職業リハビリテーションを研究している人が知らないが、アメリカの職業リハビリテーションは非常に幅が広くかつ権利擁護の思想が徹底している。

就労していた難聴者、中途失聴者が失聴した場合、学校で支援を受けていた学生が就職する場合、雇用されている場合もも就労の場合も、地域のケアワーカーと耳鼻科医師、オーディオロジスト、カウンセラーと学校と職業リハビリテーション専門家が連携して支援する仕組みがある。

こうした仕組みがどのように出来たのか知りたいと思っている。


ラビット 記
※勤務先の観葉植物に「花」?が咲いた。
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みなさま

26日と27日に米国教育省リハビリ局の局長のリネー・ラトリッジさんと、ニューヨーク州のヒューマンライツ・アンド・アドヴォカシーのダービー・ペニーさんを招聘して、ADAの成立から現在までを振り返り、とくに、障害者団体が公共政策の改善を進めるための有効な戦略を協議するシンポジウムをJDFにも後援していただく形で開催することはお知らせしたとおりですが、
リネーさんが政府の渡航許可がないと立場上参加できず、直前まで参加可能かわからないので、Disability Rights Education and Defense Fund: DREDFにピンチヒッターをお願いしたところ、期待以上の反応があり、Executive Director のSusan Hendersonさんと、Directing AttorneyのArlene Mayersonさんが参加してくれることになりました。

DREDFはご承知のように、バークレーの自立生活運動の中で、障害のある人たちが、法律を梃子にして社会を変えていくリーガルアドヴォカシーのために設立した、法律事務所でメアリー・ルー・ブレスリンもその設立者の一人です。ADAの成立にも主要な役割を果たし、2000年にはDREDFがADA成立10周年の世界会議を開き、その後も、ADAの改正などにもかかわってきました。

期待できるパネリストがそろっていますので、ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと思います。

手話通訳と要約筆記が付きます。

公開シンポジウム
「米国の障がい者運動と日本の障がい者制度改革」
障がい者制度改革を私たちの手で進めよう


日 時 2011年2月26日(土曜日) 
午前10時~午後4時30分 
場 所 中央大学駿河台記念館670号室 参加無料 事前申込制 
 
2010年からスタートした障がい者制度改革推進会議は、当事者が中心となって政策を改革していく歴史的な画期となりました。その動きは米国でADAが作られた時の障がい者団体の活躍を彷彿させるものがあります。
このシンポジウムでは、米国から長くアドヴォケートとして活躍し、オバマ大統領から教育省リハビリテーション局長に抜擢されたリネー・ラトリッジ氏と、ニューヨークで精神障害当事者としてアドヴォカシーの活動を展開し、精神保健福祉政策の改善を推進しているデボラ・ペニー氏を招聘し、その経験に学び、今、私たちがどう活動すべきか、その効果的な戦略や戦術のあり方を考えていきます。 
 
連絡先 NPO法人自律支援センターさぽーと 
東京都文京区本郷3-18-11-302 
 
国際交流基金日米センターの助成金事業 
主催 NPO法人自律支援センターさぽーと 
後援 JDF日本障害フォーラム 
東京アドヴォカシー法律事務所 
 
<プログラム>
9:30 受 付
10:00 開会挨拶 池原 毅和 氏(自律支援センターさぽーと/東京アドヴォカシー法律事務所)
10:15 招待講演(1)
米国における障がい者権利運動の軌跡と障がい者団体の役割と機能
講演者 リネー・ラトリッジ氏(連邦教育省リハビリテーション局長)
11:30 招待講演(2)
ヒューマンライツ アンド アドヴォカシーの活動 -社会変革の戦略とかけひき-
 
講演者 デボラ・ペニー氏(ヒューマンライツ アンド アドヴォカシー)
 
12:30 昼食
13:30 パネルディスカッション(1) 自立生活を得るためにすべきこととは
15:00 パネルディスカッション(2) 平等への実現に向けて
パネラー(1)(2)とも、 リネー・ラトリッジ 氏  デボラ・ペニー 氏
池原 毅和 氏   山本 真理 氏 (WNUSP 世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク)
16:15 締めくくり
16:30 終了
 
会 場 案 内 http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html
 
事前申込方法: 下記にご記入の上、ファクス・郵送にて申込をお願いします。
E-MAILでお申し込みの場合、必要事項を書いて下記メールアドレスへお送り下さい。
参加申込先: NPO法人 自律支援センターさぽーと (担当者:柳原)
住所: 〒113-0033 東京都文京区本郷3-18-11 TYビル302 
 E-mail:yanagi@attglobal.net
 
申し込み用紙(FAX 03-3816-2063)
お名前