東京勤務、田舎暮らし Can you imagine 2-hr commute for one way ?

生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

「はやぶさの帰還」完全版

2010年07月18日 | 町歩き

千葉市には千葉市科学館という
子供に科学技術をわかりやすく説明するための施設があります。

その中に大型のプラネタリウムがあり、昨日、子供と行ってきました。


これはプラネタリウムの下側を映したもの。

不思議な建物ですね。

目的がプラネタリウムとはいえ、息子がじっとしていられるように
常設展示を1時間うろうろして程よく疲れさせます。

息子は何度か来ているので迷わずあちこち行きます。

合わせ鏡で分身する息子。


いい感じに面白かった。
ただ、息子を疲れさすのと同時にこちらも疲れてしまうのが難点でした。


今日、プラネタリウムに来たメインの目的は
明日で上映終了となる「全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」です。

愛読しているブログ「世界の中心で吉熊が叫ぶ」で絶賛されているのを読んでから
元、天体少年として一度は見なくてはとずっと気にかけていたものです。

16時15分の上映ですが
とりあえず午前中にチケットを確保して午後に息子と出直しました。

並んでいる人達を見ると子連れやアベックはもちろんのこと
意外に女性数人連れの姿が多かった。  ブームなんですかねぇ。



光学式の星の投影機の前を陣取ったので
撮影前には映像の邪魔になるかと心配したのですがまったく杞憂で
上映中は投影機が下にさがるシステムだったようです。

内容について? 号泣しました。
技術映画でこんなに泣けるんだなぁ、って自分で驚いてしまうぐらい。

こういった特殊な映像というのは
技術・センス・設備の3つが要求されると思うのですが
今回の映像はどれも申し分ありませんでした。

脚本を「プロジェクトX」にしないで
淡々と「はやぶさ」に語りかける手法も良かったです。

最後、長旅でボロボロになった機体から回収カプセルを排出して
機体そのものは「予定通り」大気圏で燃え尽きていく様で
もう、こちらの感情はいっぱいいっぱいになってしまいました。

とはいえ、息子連れということもあり
上映終了後は息子と家に帰る方法とか晩御飯どうするかなんて会話をして
あっという間に宇宙から千葉に引き戻されてしまいました。

まぁ、それも親の務めでしょう。
はやぶさにははやぶさの旅があるように私には私の旅があるんです。

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