先日、文庫本を1冊買ったところ
集英社文庫フェアということでオリジナルストラップがついてきました。
このハチっぽいキャラクター、名前、よく判りません。
本の虫、ということみたいです。
買った本は塩野七生「ローマから日本が見える」です。
別に日本を見たくて買った訳ではありません。
西欧人の文化の中でローマ帝国というのは古典的な常識としてあるみたいで
映画とかを見ていてもそこを知っておかないとちゃんと楽しめないところが
あったりします。
例えばあの「スターウォーズ」。
あれはローマの共和制の破綻と帝政への移行を踏まえないで見ると
なんかストーリーの骨幹がよく判りません。
でも、西欧の人はそこらへんは「わかっていること」なので
注釈なしで話が進んでいきます。
また、政治の世界でもアメリカの世界戦略「パックス・アメリカーナ」の語源の
「パックス・ロマーナ」についてどれほどの知識が自分にあるかといえば
かなり心もとない状態にあります。
そんな訳でローマ帝国について軽く読める本を探していていたら書店の店頭に
この本が平積みされていました。
文体が軽いので数頁立ち読みして気に入って買ってみました。
文体が軽いといっても文庫本で400頁強。 それなりのボリュームです。
知らない人物もたくさん出てくるのでゆっくりと読み進めたいと思っています。