再び横田基地に展示されていた戦闘機の話。
戦闘機(Fighter)/攻撃機(Attacker)18-ホーネット。
1機でどちらの役割もこなすお得な機体です。
艦上戦闘機として空母上での運用を考えられたF/A-18は
エンジン故障時の生存率を高めるために単発ではなく双発のエンジンを持っています。
空母上で運用されたジェット機で有名なのはベトナム戦争時のF-4ファントムです。
F-4ファントムっていうのはこんなやつ。
これも横田基地友好祭にきてくれた機体です。
これはご覧の通り日の丸しょってますんで空母で運用されたことはないと思います。
(確か日本向けのF-4は空母運用できなかったと思った。)
武骨なF-4に比べて華奢で自由曲面で構成されたF/A-18の機体を雑誌で見て
少年時代の私は技術の進歩に感動したものです。
今思えば多分、F-4は2次元図面(それもCAD無し)で描かれたものなのに対して
F-18は実験上・シュミレーション上の空気の動きを3次元CADで反映させながら
空力特性が最も向上するように図面化した、その違いじゃないかと憶測します。
デコレーションされた機体も展示されていました。
コクピット。狭そうですね。
格好いい機体ですけど乗り心地は間違いなく悪そうです。
空を飛べば音もうるさいし、『戦闘機は遠くにありて思うもの』、ですね。