友人家族の申し込んでくれた工場見学に便乗させてもらい、
我が家も日産の工場を見学させていただくことに。
平日の朝10時工場集合ということで、
通勤電車に家族を乗せても行く前に疲れちゃうよなぁ。と、考えて
愛車のHONDA車で東京湾を横断して日産工場へ。
玄関の前に止めさせていただいたのですが 申し訳ない気持ちになってきます。
まずはゲストホールを見学。
入口には中田(元)横浜市長のサイン色紙があったりします。
カットモデルは販売店にはおいてありません。 通好みの展示ですね。
日産の地盤を確固たるものにした初期のダットサントラック。
良い工業製品は心を打つものがあります。
そもそもダットサンのダットというのはこのお三方の頭文字だそうで。
それに「脱兎のごとく」といった含みをもたせ、
ダットの孫たち = DAT SON から「損」を嫌って名前を転じて
DAT SUN になったそうです。
ちなみにアメリカ的な読み方では「ダッツン」だとか自動車評論家が言ってました。
真偽確認していませんが、ありそうな話です。
で、ダットサンから始まった日産エンジンの歴史がここに。
意外と大きいんですね。エンジンって。
ここに電気モーターが飾られる日もそう遠くないかもしれません。
ミニカーによる車の歴史展示。 たくさんあります。
スポーツカーもあります。
で、やっと見学。
まずはお決まりのビデオを見てから工場内見学用のインターコムが配られます。
工場内は機械音があって説明が聞き取りにくいので工夫してくれているのです。
息子、もはや聞いちゃいない。
で、工場に入るのですが、基本、企業秘密で撮影禁止だそうです。(ごもっとも)
どんな機械が使われているか、という情報の他に どのメーカーからの仕入れ、とか
ひとつひとつはありふれた内容でも写真に撮って総合的に判断すると
思わぬ企業秘密が見えたりするものですから、撮影禁止は当然でしょう。
ブログ的には残念至極ですがね。
エンジンの組み立て工程を一通り見学させていただきました。
その後、改善提案活動とその成果の説明をしていただき体験させていただいて
本日の見学終了。 2時間コースでした。
子供たちは工場の油の匂いとか慣れていないのでちょっと驚いたみたいです。
私の感想としては、都会の真ん中で
コストにしのぎを削る車のエンジンが組み立てられていたことに驚きました。
そして省人化の努力の結果でもある、
人もまばらな一見すると倉庫の一部で組立をやっているような工場に驚き、
それでもロボットのサポートで2交代で経営することでスペースの費用を
最小限にしようという努力に感動しました。
ここで見られる自動車工場は よくテレビに映される
沢山の人がベルトコンベア上の車のフレームにいろいろなものを組み立てていく
流れ作業とはまた違ったものでした。 なかなか有意義な半日でした。