いつものように「CNN ENGLISH EXPRESS」で英語の勉強をしていたら
記事の中で mock が動詞として使われていました。
我々には「モックアップモデル」といった使われ方でお馴染みの mock で、
あまりマイナスのイメージを持っていなかったんですが英語では
こんな意味で使われていました。
mock (一部抜粋)
(verb)
to laugh at sb/sth in an unkind way, especially by copying what they say or do
(adj)
that is a copy of sth; not real
要するに「相手の真似をして嘲笑する」とか「まがい物」とか
あまりいい意味に使われていませんね。
ちなみに、mock の使われている記事は
世界的な不況の中で成長する韓国のヒュンダイ(現代)自動車についての記事で、
Once mocked in the industry as laughing stock , Hyundai launched a 10-year
warranty program a decade ago to improve its image.
( かつては業界で嘲笑の的であったヒュンダイであるがイメージ改善のため10年前に
「10年保証プログラム」を立ち上げた。)
といった使われ方をしていました。
話題は変わりますが
われわれの世代で「モック」といってもうひとつ思い出されるのが
「樫の木モック」というタツノコプロのアニメ作品です。(歳がばれるな)
ピノキオのオマージュとして作られたこの作品、
モックというのは外国の人の名前とばっかり思っていたのですが
こんな意味から名前をつけられていたのかもしれませんね。
余禄ですが、この「樫の木モック」、
キャラクターデザインは「ファイナルファンタジー」他でお馴染みの 天野喜孝 氏、
美術設定は「ガンダム」「ナウシカ」の美術監督でもある 中村光毅 氏らが担当。
また、背景には「ジブリの絵職人」こと 男鹿和雄 氏が処女作として参加しています。
印象に残っている作品だと思ったら巨匠たちの若き日の作品だったんですね。