昨日、F-22 ラプターの写真をブログに掲載したら
アクセスカウンターが通常の3倍回っていました。
やっぱり情報はスピードが命なんですね。
で、これから何回かに分けて横田基地友好祭で撮った
その他の機体を紹介していきます。
今日は A-10 サンダーボルトⅡ (今日の写真もクリックで拡大します。)
この機体、ご覧の通り戦闘機ではなく、攻撃機です。
現場(戦場)の声を反映させて、
「ヘリ並みの遅いスピードでも運動能力があって、強力な武器を積めて、
多少の被弾に耐えられ、生存率が高いジェット機。」
という、それまでにないコンセプトで開発された機体です。
スピードの遅いこの機体を運用するためには
戦闘機による制空権の確保が絶対条件であるため
開発当初から「これ、いるのか?」 といわれ続けました。
つまり、新谷かおる先生の漫画「エリア88」で描かれたような
乱戦中での本機の使用はご法度、というかカモにされるだけです。
(「エリア88」では戦闘機の運用とか細かい話は気にしないで、ストーリーと
機体の格好良さを楽しみましょう。 あれはあれでアリなんです。)
この機体が不幸にも実力を発揮するのが1991年に勃発した湾岸戦争です。
ヘリコプターは砂漠の劣悪な環境で故障をしてしまうのに対して
本機はその実力をいかんなく発揮し、その立場を確保します。
むき出しのガトリング砲が生々しいです。
ここから悪名高い劣化ウラン弾が発射できます。
この機体が何のために作られたのか、という問いの答えがここに見えます。
コックピットまわり。
ステルス性はあまり気にしないでいいみたいで
コクピットまわりは警告マークがあったりして、昔の戦闘機の雰囲気があります。
こればっかりやっていると、戦闘機ブログになっちゃうから
他の話題を織り交ぜつつあと何回か横田基地の飛行機の写真を掲載します。