HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0208:障害者、高齢者の離島の楽しみ方発見

2006-02-08 20:09:03 | イベント
朝から答志島です。
ここ最近の天気にしてみれば、暖かい日。
そんな上等な日だからこそ、答志島のここでも「バリアフリー研修会」(連日すみません)

みんな真剣に説明を聞いています

今まで障害者、高齢者には行けないと思われがちだった離島の観光を少しでも受け入れ態勢が整えば、また、地元の方々にソフト面でフォローできるような空気が生まれればと思い開催しました。

 
定期船の乗降はスロープを設置

といこうことで、昨日の神宮と内容的にはよく似ていますが、対象者は答志島の旅館の方々や鳥羽ガイドボランティアの会、離島の観光にかかわるみなさんなど。
鳥羽社会福祉協議会、島の旅社、海島遊民くらぶの協力のもと、スムーズに進めることができました。

朝から桟橋に向かうと、人だかり。
え?こんなに本土から向かう予定だっけ?と思いきや、マスコミ一陣。
そう、離島での研修は始めての出来事だったので、かなり注目度あったようです。
だからなんと新聞3誌、鳥羽広報、テレビ局4社が取材に来てくれました。
ありがたや~

離島と言うと道が狭く、坂や階段などのイメージがあり、とてもバリアフリーとかけ離れているように思いますが。そんなバリアを跳ね飛ばすように、実は魅力がたくさんあるのです。
昔からの伝統や、文化。
 
じんじろ車を触って形を確認          マルハチの大きさをなぞってみます

 
島の人たちが観光客に作った海女小屋へ  目の不自由な方は頭に気をつけて

 
路地は二人並べば一杯            実際当事者にいろいろ聞いてみる

島の旅社やガイドボランティア、海島遊民くらぶさんの解説を聞いて歩いていると、二人並ぶと一杯になる狭い路地に置かれたジンジロ車なども「バリア」ではなく、いとおしくなります。
コレは危険だからこれは車椅子に邪魔だからと言って排除していくのではなく、これらをいかに案内して、魅力として出していくか?そんなことを発見し、そしてますます離島の魅力を感じることが出来ました。
 
海沿いは、気持ちいいね~           砂利道はみんな悪戦苦闘

今日の研修に参加されたみなさまお疲れ様でした。また半日かけて取材してくださった皆さんありがとうございました。

ちなみに2月24日(金)にはフォーラムのの一環としてのデモンストレーションツアーを企画。ひとつはこの答志のコースです。
ぜひご参加を!!
モニターもあるよ

0207:伊勢志摩のガイドのみなさんありがとう!!

2006-02-07 19:04:27 | イベント
午後より、伊勢、鳥羽、志摩にて活躍されている観光ガイドのボランティアの方々対象に、交流を含めたバリアフリー研修会を行いました。

会場は「伊勢神宮内宮」



ご存知、往復1,6kmの砂利の参道と正殿前の40段あまりの階段。これらを障害者や高齢者がどのように参拝するか?ということを実体験してもらおうという企画。
いえ、ゲリラ的ではありません。
あくまでも伊勢志摩地域のガイドをされている方が、今後障害者、高齢者のガイドをされるときに気をつけていただきたい点、または情報として知って欲しかったものでもあります。
 


というわけで、手動、電動車椅子の内宮での利点、問題点や、視覚、聴覚をさえぎられたときの神宮の案内の仕方など二班に分かれて体験。

 

集まったガイドの方々は約20名。
う、うれしい…。

 
 
しかも集まったみなさん、とてもツアーセンターの活動を把握してくれていて、
「いつも新聞見とるよ、がんばっとるなぁ~」
「こんな機会設けてくれてありがとう。こんな交流しようと思っとったんや」
「うちらガイドあんたらの活動にをもっと上手く使ってもらっていいやに」
「ええ勉強になったわ、あんたらのやっとることはええことやなぁ」

とかみんながみんな、地域限らず、そんな思いでいてくれていたよう。

これなんです。
ツアーセンターを発足した当初も思っていたことですが、ウチのセンターばかりが活躍するのではなく、既存の団体をも活性化させるような仕組みを持ちたいと思っていました。
だからこのようにセンターに協力してくれ、一緒に活動できる既存の団体がいるということを再確認できて、本当の心からうれしくって泣けそうでした。

さて、そんな内宮のでの研修後、場所はおはらい町にある五十鈴塾に移り、BFIG(バリアフリーイマジネーション)を行いました。

障害者、高齢者の方々にどのようにすれば、神宮参拝がスムーズに出来るのか?というすばらしい案が続々と出てきました。
出来る出来ないは別として、たくさん集まれば、いろんな発想が生まれるものです。
頼もしく思えてきます。

さすが、伊勢志摩で育ち、長年神宮を色んな視点で見てきたガイドの方々。年の功が効いています。
伊勢、鳥羽、志摩の交流にも十分なったようなので、大成功と言えそう。

このつながりを大切に、これからも時々ガイドのみんなのところに顔を出したりしていきたいです。

ちなみに2月24日(金)にはフォーラムの一環としてのデモンストレーションツアーを企画。ひとつはこの神宮のコースです。ぜひご参加を!!

さて、研修が終わるとあわただしく次の講演に。
といっても場所は目と鼻の先である「神宮会館」。

「神道青年会教養研修プログラム」にて講演とワークショップ。
講演は私担当だけど、ワークショップはぽんぽんのメンバーや上記の研修でもいてくれたセンターの専門員でもある板井くんとで行いました。

対象者は三重県内の神社と神宮の神職の方々です。

タイトルは「神社とバリアフリー」

ずっと禁句とされていた分野でもあるものを、私たちの結婚式を挙げた猿田彦神社の神職さんが話をもってきてくださったのです。

うれしかった。
こんな機会はおそらく二度とないかもしれないチャンスなのです。

集まったのは総勢約50名。結構な人数です。
年齢は私と余り変わらない層なのですが、とても緊張する空間でした。
だから講演も少ししどろもどろになってしまったよ。


結果的には、社会はバリアフリーやユニバーサルデザインへの流れに来ていますが、この業界ではまだまだ一部浸透には時間がかかりそうです。


しかし、こんな機会を作ってくださったKさんありがとうございました。
コレに懲りずにまたぜひ、リベンジさせてくれるチャンスを作ってください。

<オマケ>


参拝後、元高見山に会いました(右端)

0206:春になれば…

2006-02-06 18:39:10 | バリアフリーツアーセンター
朝から扇芳閣さんと2月23日(木)に行われる「バリアフリーツアー促進フォーラム」の打ち合わせをしてきました。
その後、扇芳閣のユニバーサルルームでのインタビューを行いたいと言っていたCBCテレビさんと落ち合い、収録。

あわただしい午前でした。

その後バタバタしている間に、15:00から伊勢神宮サポートボランティア検討会の会議が神宮会館(以外にもここPCのワイヤレスネットワークが使えました)でありました。出席率は乏しかったけど、話が幾分か進んでホッ。
しかしソレもつかの間、これも今年度の委託事業の一環なので、チラシ作りや、いろんな募集、詰め所の交渉など、短期間でしなくちゃいけないことてんこ盛り。
やっぱりコピーロボット欲しいです。(イエローしているのに、いまだ支給なし)

そんな検討会が終わったら、なんとまたまた雪が積もっていた。びっくり。

2月に入ると、こんな天気になりがちですね。これも春の前兆なのよね。
もう少しで暖かくなるのです。がんばらねば!!

春になれば、もうひとつ期待したいのがパートナーのジョクソウ完治。
確か去年も春先から治り始めたんだ。
現在毎日、朝夜、素人の私がガーゼの張替えや消毒をしておりますが、先日珍しいものをパートナーが病院から借りてきてくれた。
なんていう名称かわかりませんが、病院によくある銀のトレー。
これ↓


かなり便利。
精製水で患部を洗い流すのですが、いくらタオルを置いても、ベッドを水浸しにしてしまい、自分の不器用さに悩んでいました。しかし、これを使用するとそんな心配は無用。
なんて人間工学的に作られたものなんだろう!!
きっと高いんだろうな。

先生しばらく借りますが、ありがとうございます。

0205:雪 ~寒い地域でできるもの~

2006-02-05 01:08:28 | 伊勢志摩観光情報
朝起きてしばらくしたら、雪が舞ってきた。
とりあえず、出勤すると、なぜか鳥羽だけ積もっていた。

(いや、これくらい積もっているとは言わないだろうが、私たちの地域ではそう言う)

で、雪は降り続け、寒い。
でもね、お昼にはあがり、青空になりました。
が、とても寒い。

野原さんが風邪をひいて休みだと連絡あったので、今日も(昨日)もカウンターでオシゴト。
カウンターにいると、実に一般の質問攻めにあいます。
「トイレはどこに?」「セービスカウンターって?」「バスセンターは?」「スーパーって近くにありますか?」「(本を片手に)このお店はどこに?」

こんな質問答えることが多いと、改めて鳥羽のこと、ここ数年でとても知ったな~ってつくづく思います。
で、やっぱり、旅行(沖縄)から帰ってくると、旅行者には優しくなれますね(いや、いつもやさしいです。ハイ)

この時期、とてもマイナーな伊勢の特産物があります。
その名も「朝熊の小菜」。



いわゆる菜の花の葉の育つ前の葉ですが、伊勢の中でも朝熊と言う山のふもとのとても寒い地域でしか作ることができません。
実は、私の実家。
だから昔から食べています。
お買い求めは地元スーパーの「ぎゅーとら」などに売っていますが、やはり地元のおじちゃん、おばちゃんが漬けたものが一番ね。
その家によって、塩加減もちがいます。ホカホカご飯にかけて食べるとGOOD。
本当、とても短い期間だけで流通されるので、チャンスを逃すと一年後ですよ。

0204:車椅子でオートバイ

2006-02-04 10:02:22 | アクティビティ
夜、パートナーが「今日はバイク乗ったよ」と突然うれしそうに話してきた。
なんと!!

でもよく聞けば、ゲームのこと。
昼間バイクのゲームソフトを購入してきたらしい。
そのゲームは最初に自分の身長を入れて、画面には自分の背格好の人がバイクをまたがることになります。
ようするに、バーチャルで自分が乗っている気分になれるのだとか。

で、その様子をパチリ。
見学しているとゲームしている本人の顔がコースに沿って動くのが笑える。




0203:視察と取材とイセシマン会議

2006-02-03 09:58:13 | バリアフリーツアーセンター
という、一日でした。
朝から茨城県からの視察受け入れでした。とてもセンターのことを褒めてくださって、いろいろ継続の提案などもいただきました。
ありがたいです。
今年度も終わりですが、今年は、視察が多かったな~。

午後からは近鉄が発行している「ミュゼ伊勢志摩」の取材記者がみえました。
そう、実は3月1日号になりますが、ミュゼ伊勢志摩に人紹介で出ます!!
また機会があれば、見てくださいね。
そのミュゼ伊勢志摩の方に、ハサカルおもしろいですね~と言われちゃいました。
うう、がんばって書かねば。
彼も沖縄好きということで、すこしばかり沖縄談議に花が咲きました。
クッキーのお土産もありがとうございました。

さて、夜は、夜で別活動。
イセシマン2月11日(土)に急遽お呼びがかかり、出動することになりました。


ということで、その会議。
でも、今回私は仕事で出られません。
パートナーは張り切っているので、とりあえず、応援。

家に帰ってきてからは豆まきです。


0202:帰ってすぐにも大仕事

2006-02-02 09:50:10 | バリアフリーツアーセンター
沖縄から帰ってきて、一息つくのもつかの間、本日午後からセンターが県へ提案していた事柄についての担当者からのヒアリングでした。
いや、ずっと前から
提案(センター)→回答(三重県)→回答撤回(三重県)→再回答(三重県)→意見(センター)→回答(三重県)
と、きていたのですが、とうとう、この回答を下さっていた方から、直接会ってお会いしたいという申し出がありました。
う~む、今までの回答がイマイチ納得できないことだらけだったので、よっしゃ!!となったのですが、相手はこういう場慣れていますからね。

県民局で落ち合い、お話しました。センター助っ人である鳥羽市のSさんや副理事長にも来てもらいました。ありがとう!!
しかし、やはり手ごわいです。

なんていうのかな?例えで言うと、
「好意を持っている人にアタックしたけれど、直接本人(対象物)にあわせてもらえず、仲介人に拒否された。それだけでなく、その場で連れてきたような子を突き出して、本当かウソか分からない「もう許婚がおりますから」と言われた」

そぉこまで、拒否するか?

というイメージです。

もしかするとここを読んでいるかもしれないので、詳しくはちと書けないけど、第一ラウンドは終了って感じかな?
次の作戦に意見書をまたがんばって書いてみます。
結構しつこいです、私。
覚悟しておいてください。

0201:沖縄最終日は宮古島

2006-02-01 23:37:49 | 県外情報
今日で、沖縄最終日。
シゴトの日、でもある。
午前中はフラッグシップツアーズの下地さん(宮古に来て数時間で下地姓に3人会いました)ご案内で宮古半周しました。
風がね、結構あるんです。
でも海がとても綺麗。
いろいろ行って詳しく書きたいから改めてレポートするとして、ここではざざっと。
宮古は実は14年ぶりぐらいです。
昔はダイビングで来ました。そんな宮古に仕事で来るとは思ってもみなかった。
みんないい人ばかりでね~。
宮古そばも食べました。あっさりしていて、おいしいよ。
でもさ、半分ぐらい食べたら、カレー味で食べるんだって。不思議だ。
午前中いろいろ回って、午後から講演。
きちんと仕事していますよ。

でも講演が終わったら、急いで空港へ。そんな時間なか、下地さんは昨日キャンプ入りしたオリックスのいる球場につれってくれたり、私が沖縄の友人から聞いたパワースポットを探してくれたり…。
もう、感慨深くなりましたね。
また来なきゃ!!
ということで、レポートをバリアフリーツアーセンターHPで近日公開!!


宮古そばの特徴は、具が麺と麺の間に隠されています。


車椅子のおばあちゃんが人力車に乗っていました。なんだかとても印象に残る光景でした。


最後の仕事です。きちんとこなせたかな?