HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

来春できる 伊勢市⇔セントレアのバリアフリーについて

2007-11-09 09:57:38 | 伊勢志摩観光情報
来春伊勢からもセントレアへ向かう高速船が就航します。
セントレアから船に乗って、約1時間、伊勢市内の神社港(かみやしろこう)に到着。
ここから、外宮まで車で10分、内宮なら15分ぐらいで行けるのです。

そんな観光をメインとした航路を現在、伊勢市が進行中。

そこで7日に、伊勢市観光交通部交通政策課交通システム係の方々がセンターに来訪されました。
もちろん、新しくできる港とターミナルのバリアフリーについての相談です。

私たちも気にはなっていました。
この航路が出来れば、センターとしても遠方からいらっしゃるお客さんにご案内することになるでしょうが、バリアフリーになっていないと、なかなか薦められないですものね。

図面を広げて、みんなであーでもない、こーでもないと話し合い。
以前、一緒にお仕事させていただいた、職員の方だったし、なかなか楽しかったです。
あまりお金があるとはいえない中での事業のアドバイスなのですが、かえってその方が、なんだか燃えますね。
予算内で、いいものをつくってやろうっていう気持ちがたかまります。
トイレのことや、駐車場、導線のことなど、なんだか見えてきます。


熱心に私たちの話を聞いては、メモってくださっていました。ありがとうございます。


いろいろ、見てみると、新しくできるターミナの大体は、問題なさそうです。
アレモコレモといえば、キリはないのですが、いろんな形で代用できたり、人でフォローできたりもしますしね。
しいていえば(「しいて」どころではなく大きな問題です)、船と、お客さんを市街地へ運ぶ、バスが課題と言えそうです。

でも、なんとか、利用できる形のものを持って行きたいと思いますので、今後もいろいろ提案していきたいと思います。

私たちも春には、新しい航路を利用するような遠出(飛行機旅行)がしたいものです。

イセシマンTシャツできました!

2007-11-07 13:10:13 | イセシマン
11月10日(土)、鳥羽のジャスコハローにて消防広場というイベントがあるのですが、その12:10~12:40の間のなかで、イセシマンとゲームやクイズなどで楽しむコーナーがあります。

お近くの方は、ぜひ、遊びにきてくださいね。

で、その打ち合わせで昨夜、イセシマンメンバーが集りました。
そのときに、前々から計画されていたイセシマンTシャツが出来上がりました!!!



なかなか、いいでしょう。

もちろん、色は、です。
サイズは160・S・M・L・XL。
数に限りがあるので、サイズはすぐになくなってしまうかもしれませんが、今後、子供用も作る予定です。
2500円で販売しますので、欲しい方、おっしゃってくださいね。

そうそう、必ずイセシマンの心がないと販売はいたしませんので、ご了承ください。(ダラークには販売できません)

熊野古道 浜街道を歩いてきました(写真追加)

2007-11-05 20:19:02 | 講演・視察
天気のいい日曜日。
昨日は、熊野市よりさらに南の「御浜町」へ行ってきました。
もうちょっとで和歌山です。


早起きのおかげで貨物列車が走っているのを見たぞ!


前回の日記に書いたように、第二回三ツ矢塾公開講座から講演依頼がありまして、パートナーを運転手に朝6時過ぎに家を出発して多気インターからさらに大宮大台インターまで伸びた新しい高速道路を初走行!

 
多気~大宮大台ICまでと、できかけの高速


いやはや、早いです。
これが尾鷲まで繋がったら、ちょっと東紀州へ行ってくるよ!なんて気軽に言えそうな感じ。


鬼ヶ城を越えたすぐ。七里御浜がはじまるところに、車椅子マークが…。海が見えるぞ~


と、思いながら、気がつけば目的地御浜町役場に到着。8:30分。
は、早い、早すぎる。
実は、4時間近くかかるものと算段していました。
昔はそれくらいかかったような記憶が…。

集合時間は10:30なんだけど。
しばし、役場で仮眠後、少し離れた道の駅パーク七里御浜へ散策。


パーク七里御浜のトイレ、洗面がせり出しているこの状態では便器に乗り移りにくいですね。


そうこうするうちに集合時間になったので、戻って本日の午前中イベント「熊野古道 浜街道を歩いてみよう」。
三ツ矢代議士や御浜町長、そして紀南バリアフリー研究会や、バリアフリー工房きなんの方々とともに歩いてみました。

 
御浜の方は、常にみかんを持ち歩き?おいしそうな背中です


熊野古道というと、苔むした石畳のアップダウンの山道のイメージがありますが、実は、そんなところばかりではありません。
熊野古道のひとつである「浜街道」はバリアフリーになる要素が充分にあるところなのです。

その浜街道の一部分ですが、御浜町役場から道の駅パーク七里御浜まで2キロも無いくらいの距離。
誰の行いのがいいのか、汗をかくほどの上天気。
伊勢志摩よりさらに南だから暖かいのはもちろんです。
なんたって、年中みかんがとれるのですから。

浜街道への道に入るために、最大の難関である下り階段をクリアすれば、あとはほぼ問題ないのです。

 
パーク七里御浜の階段です。後ろ向きに一段ずつ介助されながら下りました。上るときはみんなで持ち上げっ。周辺にスロープを作る広さはありそうです。

 
パーク七里御浜側には。太平洋岸自動車道ってのがあって、そこはなんとか車椅子で…。自転車用の設計なので、幅がないところも…。

 
御浜町役場前からの階段。急だし、落ち葉などで足を滑らしそうですから車椅子は断念


試してみたところ、役場からの階段は木も生い茂って暗いし、急で滑りそうなので、車椅子組はパーク七里御浜側から攻めることに。
視覚障害者グループはそのまま役場側から出発しました。

初めて歩く浜街道は、確かにここも熊野古道ですよと言われないと気づかないかもしれませんが、それよりなによりも、とても気持ちのいい散歩コースといった感じです。


天気のいい日は気持ちいいですね


ご存知の方はイメージできると思いますが、この七里御浜は浜の長さはもちろん、浜の幅もとっても広いのです。(これでもかなり侵食しているようです。昔はもっと、もっと海が遠かったとか)

七里御浜は砂利や石の浜なので、砂浜である伊勢志摩の浜で聞く波の音とは違い、ザッパーンより、どちらかというと、ドッカーンという音が近いような…。

この石、何千年も前の地層のものだったりするんですって。なんだか神秘的です。これらは碁石になるものもあります。ちなみに、勝手に石を持っていくと罰金ですよ。


さすが外海です。
街道は防風林で常に海がみえるわけではありませんが、この「どっかぁ~ん」という迫力アル海の音が聞こえてきます。
そして、時々防風林が切れ、広がる熊野灘のその雄大さは圧巻ですよ。


ポッカリひらけたところからの景色は素敵です。海の色が違いますね。


防風林となる木々に成る花の香りや、実もまた見落としてはなるまい。
聞こえる、香る、触れる…
このコース視覚障害者にはとってもワクワクするようなところなんじゃないかな?って思いました。

そこから思ったのは
あえて「目を閉じる」「耳をふさぐ」「車椅子で」という状況をあえて作って楽しめる街道にしたらどうだろう?と思いました。
見えないからこそ、感じること。
 
看板を触って確かめます。


聞こえないからこそ、見えるもの。

蝶が飛んでいました


車椅子だからこそ発見できること。

そりゃ、スタッグもするけどね。


新鮮な視点で浜街道を歩いて見ると、いろんな気持ちが沸き起こってくることでしょう。
世界遺産でそんな視点で考えるところはおそらくどこもないので、目新しさでもあるかもしれませんよ。


自然と浜に出たくなります。昔の人も、こうしていたのでしょうか?


そんな気持ちを頭の中をめぐりながら、午後からは、講演&パネルディスカッションです。

たくさんの方が来て下さいました


私の30分の講演は、センターの活動紹介と、バリアフルな神宮をどうやってみなさんに観光してもらっているか?
これら困難なことを魅力に変えて、それらをどう活かすか?などをオハナシしました。

演台でハナシができない私。小さいので埋もれてしまうのです。


そうそう、講演終わってから、手話通訳してくださった方に「語尾もハッキリしていて、内容も判りやすくてとても通訳しやすかったです」と言われました。
早口になりがちで、いつも手話通訳の方に悪いな~と思いつつしゃべりを暴走しているのですが、こんな風に言われると、とってもうれしいです。
聴覚障害者の方にもちゃんと伝わったかな?

私の次に、パンテーラジャパン代表取締役/工業デザイナーの光野有次さんのお話。

光野さんの講演もわかりやすかったです


海外に住んでいらっしゃったこともあって、スウェーデンのエレベーターの話など興味津々。

講演が終わると、今度は三ツ矢代議士と御浜町長を交えてのパネルディスカッションです。

 
短い時間でしたが、いいオハナシが出来たと思います

コーディネータは、公共事業評価審査委員会でもご一緒の芝崎さんだったので、緊張も和らぎます。

今回、これからの世界遺産熊野古道を考えるには、いい機会になりました。
高速道路ももうじき尾鷲まで繋がることだし、ますます伊勢志摩と熊野古道は近くなりそうです。
「伊勢へ七度、熊野へ三度」という伝えがあるように、お伊勢参りの後は、熊野詣に向かった旅人も多かった、昔。
広域観光として伊勢志摩と東紀州との連携がうまくとれそうな予感です。


パートナーは、パンテーラの車椅子に興味津々

明日、11月4日(日)は熊野で講演です

2007-11-03 17:10:27 | 講演・視察
いつも事後報告なので、今回はきちんと予告を…といっても、明日のお話です。
ごめんなさい。

明日は、第二回三ツ矢塾公開講座にお呼ばれしておりまして、熊野(正確には御浜町)にて講演&パネルディスカッションです。
熊野古道「浜街道をバリアフリーに!!」というタイトルです。

そう、世界遺産登録された熊野古道のバリアフリーの今後を話し合う講座なのです。

実は、講演とパネルディスカッションだけでなく、午前10:30から御浜町役場に集合して、みんなで熊野古道のひとつである「浜街道」を歩くことにもなっています。

詳しくはこちらのブログを↓

http://plaza.rakuten.co.jp/doiraiblog/diary/200710170000/

お近くで時間のある方は、是非足を運んでみてください。
ちなみに、明日は、パートナーと共に伺います。
と言うか、運転手を頼みました。
熊野までの長い道のり、ケンカせぬよう、気をつけます。

帰ってきたら20:30より、毎月恒例の浜千代館のジャズライブです。間に合うかな?

久々のART

2007-11-03 12:19:59 | 不妊治療報告
約1ヶ月ぶりの松阪済生会病院 ART生殖医療センターです。
子づくり計画第二弾の助走ですよ。

今月の生理がきたので、行ってきました。
5日目まで来たので、「おお!今回は生理痛が来なかった!」体調が戻ってきたらしいよ~。うれしい。
生理痛に苦しくことを考えると生理が憂鬱でしたが、今回はバッチリ!

と思いながら、楽勝だぜーと、鼻歌気分で、車で松阪に向かっている途中。

う?うぬぬ~、#%$&('!=~△■×
下腹部に痛みが…。
こ、これは、もしかして、アレ?生理痛?
痛みを堪えながら約50分(鳥羽から)の道のりをなんとか終えて到着。
この時点で既に車から降りるのもやっと。
這うような気持ちで、病院に入り、待合室で死んだように、座り込み痛みを耐えながら寝る。

楽勝~とか鼻歌気分だった、自分がうかつだった。
生理ももう終わりだから、もう大丈夫と思っていた自分が甘かった…。
薬飲んでおけばよかった…。
いろいろな後悔が頭を巡り、診察がやってきました。

S先生、死にそうです。生理痛が…。
と訴えると、
「な~んや、来たときに言ってくれたら、薬出したのにな~またガマンしてぇ~。ガマンせんと早め早めに薬を飲むの!」

そういえば、先月も同じことを言われたような…。
でも、薬って極力飲みたくないのだな~。
だから痛くなってからって思っていたけど、
「痛くなるかならないかわからなくても、とにかく生理が来たら痛み止めの薬を飲みなさい!」
ってことだそうです。

ハイ、スミマセン。

看護師さんも「HASSYさんの痛みは尋常じゃないですよ、それ。毎回薬飲んだほうがいいですよ」と心配してくださいました。

ありがとう。

そんなわけで、内診ついでに痛み止めの坐薬を処方。

次回の体外受精の計画を年明けからホルモン注射を打ち始める予定でいこうということになりました。
上手くいけば、1月下旬に採卵かな?
その前に、遺残卵胞がなくなっているか?
なくなっていなければ…、ああ、考えたくない。

いろいろ先生と話していたのですが、痛みが酷いため、頭が回らない。
先生も
「今日は、HASSYさん頭まわっていなから、今日は何言ってもアカンわ」とまで言われてしまった…。(笑)

診察が終わって、車内で40分ぐらい横になってから、帰宅しました。

伊勢市のレジ袋有料化成功事例に車椅子対応駐車場の未来を夢見る

2007-11-02 16:05:52 | HASSY語録~ばりふりつぶやき~
地元伊勢市民はすでに浸透している制度ですが、今年9月21日(金)より、伊勢市内の主要スーパーではレジ袋が有料化されるようになりました。

レジ袋有料化実施店舗は

●ジャスコ伊勢店
●プライスカット(伊勢二見店、伊勢馬瀬店)
●ぎゅーとら(ラブリー神田久志本店、ラブリー藤里店、コア店、ハイジー店、エンジェル店、小俣店、二見店、ラブリー辻久留店、エディース八間通店)
●生鮮市場ベリー(山田上口店、倭町店、御薗店、小俣店)
●生協みやがわ店
●マックスバリュー(ララパーク店、神田久志本店、バリューセンター小俣店)
●ユーストア上地店

現在はスーパーのみですが、ゆくゆくはコンビニにも協力を依頼していくとか。
そうなると、観光客は要注意ですから、気をつけてくださいね。
伊勢志摩に観光に来たら、レジ袋持参協力お願いいたしま~す!

さて、この制度が始まって1ヶ月が経ち、市でその実績が発表されていました。

http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1193104429501&SiteID=0

なんと、マイバック持参率88.6%です。
エッヘン!!!
伊勢市民としてとっても誇りです。

この制度が始まる前は、いろんなところで、アンケート取ったり、とても慎重だった伊勢市。
レジ袋が有料化(1枚5円)ですからいろいろ反発を予測していたのでしょう。

しかし、蓋を開けてみると、みなさんとっても協力的。
私も食料品の買い物はほとんど伊勢市内ですが、見渡してみてもみなさんマイバッグ持参です。



老若男女みなさんそれぞれのバッグを持ってきています。
私も車に常備してあります。



たまに、常備袋も家に忘れてきて、ショックを受けることがあります。
そんな時はなんとしてもレジ袋をもらわないように、ダンボールに詰めて帰ってきます。

5円を払うことの惜しさではなく、自分が環境問題に協力してないと思われるのがイヤなのですよね。
その感情を持たせるようにするのが大切です。

パートナーに先日買い物をお願いしたときも、「マイバッグ忘れないでね」と言っておいたら、ちゃんと持っていきました。
その時、やはり同じように「マイバッグ忘れて来ている人おったけど、なんだかそれが恥ずかしいことのように思えた」と言っていました。

そこで思ったの。
車椅子対応駐車場もね、そんな風になればいいのに。
罰金制度にすればいいとかいう声も聞こえてくるこの問題ですが、私は基本的にそれは反対。
停めると罰金払うのがいやだから…という感情ではなく、自分がこのゆずりあいの社会に協力していないと思われるのが悔しいから…なんてね。
そんな気持ちになる人が増えればなって思います。
長い道のりだろうな。

セントレアでイセシマン(写真追加)

2007-11-01 23:18:19 | イセシマン
イセシマンもいろんなところへ出動しますが…。
先週末は、なんと、セントレアまで遠征していました。
県外です。一応。


デッキでの撮影は夢でした。なかなかカッコイイですね~。


セントレアの4階の広場で、「美し国・伊勢志摩がやってきた」というタイトルで、伊勢志摩フェアを二日間やっていたのです。
その中で、伊勢志摩のローカールヒーロー、キャラクター大集合ということで、イセシマンが呼ばれました。
うむうむ、イセシマンも存在が浸透してきていますね。


各市の法被を着てPRです!


私たち以外はどんなキャラクターが出ていたかと言うと…。
安土桃山文化村の「にゃんまげ」「忍者」(私ファンなんです)
鳥羽水族館の「ジュゴンのセレナ」
スペイン村の「ダルシネア」「チョッキービビート」
志摩市の「伊勢えび大王」


こんなに伊勢志摩のキャラクターと一緒に撮影できる機会はそうないぞ


などなど、あと、安土桃山文化村は殿も来ていたし、南京玉すだれのショーもありました。
もちろん、各市町のブースでは、観光PRです。




各市のブースでもそれぞれ大活躍です



さて、私たちイセシマンメンバーは、2日間もあるものだから、1日目と2日目のメンバーは微妙に違いがあれども、みんなヤル気満々。
1日目は朝のキャラクター挨拶にはじまり、イセシマンとジャンケン大会、キャラクターとフォトセッション。


ジャンケン大会で景品を贈呈するイエロー


2日目は朝のキャラクターショーと午後のキャラクターとフォトセッション。
です。
そして、もちろん、それら以外にも会場に出没しては子供たちと一緒に写真を撮ったり、ステージを盛り上げたり…。密かにファンだった(いや、堂々とファンです)、HEAVEN(南伊勢町の漁師バンド)が来ていて、毎日2ステージしてくれました。


HEAVENさんたちに会えるのも、楽しみでした。CDにサインしてもらいましたよ


「今日はめでタイ」ももちろん演奏。
いや~もりあがりましたね。


一緒にフラメンコにも挑戦。なかなか難しいですね。


何はともあれ、イセシマン大活躍でしたよ。


出番じゃないときも会場盛り上げにがんばっていました

私?私は何をしていたかはナイショよ。